繁華通りにある、見落としがちな目立たない小道。 そこに入って、曲がって、曲がって、曲が(以下略 辿り着いたその先は、栄える街に囲まれた、廃れた区画。 捨て去られた、街並み。
3軒先の、今は潰れた宿屋さん。 窓から覗く室内は、埃も被らず綺麗なもの。 ちょっと入ってみる事にしました。 ドアには鍵がかかっておらず、軋みながら開きます。 室内には鍵の収められた硝子ケースに煤けた暖炉、サボテンもっさり飾り棚。 それと中心に、質素なテーブル。 テーブル上に何かが……好奇心に身を任せ、見に行く事に。 −チリン。 テーブルの下に、猫がいました。 手を出したら引っかかれました、痛いです。 半泣きしてたら、今度は背後から靴音が。
『……何か、用?』
後ろを向くと、ここの住人らしき人。 やや背が低めの、ストライダー(尻尾は猫)の女性。 ……が、めちゃくちゃ睨んでおりました。 鍵、かけたらどうですか? そう言ったら、無言でアビリティ発動。
そんな場所。
【生活系 規模:44 財産:20】
旅団アビリティ:高らかな凱歌奥義
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