●残念!

 貴方は木に登ろうと飛びついた。
 ・・・・・ベチャ・・・・
 な、何と! 体が木に張り付いて取れない!!
「ア〜ヒャッヒャッヒャッヒャッヒャ、引っ掛かった引っ掛かったにゅ〜〜〜♪ その木にはものすごぉ〜〜くネバネバしてものすごぉ〜〜く臭い汁が塗ってあるにゅ。そこで日が暮れるのを眺めてるがいいにゅ〜♪ ア〜ヒャッヒャッヒャッヒャッヒャ」
 小さな女の子は狂ったように笑いながら去っていった。

 しばらくして。
 あなたは、別の冒険者達に助けられた。
 そのかわり、スタート地点まで戻された。
 だが、命が助かったのだから、それだけでも喜ぶべきであろう。
 あなたは、少しほっとしながらも、再び試練へと挑戦するのであった。