<スレッドリプレイ・ケルヴィムの戯れ>

 囚われた者達は、ただ、牢にいたわけではなかったです。
 この牢にいるノスフェラトゥの冒険者、ケルヴィムと会話をし、現状把握に努めていたのです。

ケルヴィムの戯れ ヒトの吟遊詩人・エル(a90318)

場所:牢獄の中   2006年03月17日 15時   発言数:61

●変化
 ――隊員達が牢獄に入れられて、何時間が経っただろうか。
 冷たい石造りの牢獄に光は差し込まない。昼夜の訪れからも隔絶された其処は、何処までも殺風景で、囚われた一同の気を滅入らせている。
「ふぅ……」
 月鎖天狼・フェンリル(a27206)は、深い溜息を吐いた。
 軽挙が全員の命に関わるとなれば、慎重にならざるを得ない。万全を期しても難敵であるミュントス軍冒険者達に対して、深手を負い武器を取り上げられた一同は、今の所余りに無力だった。
「……生かしておくつもりがあるのか、無いのか」
 苦笑いを浮かべ、彼は変わらず見張りにつく奥の男達を眺めた。
 僅かに残った彼の力「幸せの運び手」を使えば、多少の補給は利くのだが……アビリティの使用は、敵の警戒を強める可能性が高い。
「せめて、水等の交渉が出来れば良いのですが……」
 癒しの月・ナナイ(a02374)の柳眉が僅かに曇る。
 何せ相手は「あの」ミュントス軍である。現状、自分達が生かされている事すら、俄かには信じ難い奇跡だという事を彼女は知っていた。
「……今は、辛くとも待つしかありません」
 誓夜の騎士・レオンハルト(a32571)は、重く呟く。 
 碌な治療も安静も行えない監禁状態である。
 加えて、飢えに乾き……歴戦の冒険者達にとっても、これは大変に堪えていた。こうなれば、やはり、速やかに状況を動かさなくてはならない。
「相手の動きを……と……?」
 レオンハルトは、慌てて口を噤む。
 まさか、その願いに応えてという訳ではあるまいが、見張りの一人、華美な衣装に身を包んだ男が席を立ち、歩み寄って来たのだ。

●御喋りケルヴィム
「へへ、辛いか?」
 長身だが、些か不健康そうな痩躯の男である。
 目付きはぎょろっとしていて、頬骨は張っている。しかし、余り力強さは感じさせないが、それでも彼の纏う雰囲気は、一流の冒険者のモノだった。
「辛くない道理があると言うならば、聞いてみたいものだが」
 墓掘屋・オセ(a12670) は、あんまりと言えばあんまりな質問に小さな苦笑いを浮かべる。
「まぁ、そうだろうな」
 気分を害した様子も無く、彼はそれをアッサリと肯定して嗜虐的に笑んだ。
「敵ながら、アンタ達には驚くぜ。良くその数で、此処に来たモンだ」
「そう言われても複雑ですが。……褒めて頂いているのですかね」
 ウェイトレスの大魔術師・ルーシア(a01033) は、へらへらと笑う彼に淡々と答えた。何処か嘲笑と挑発の混ざるかのような彼の言葉は、一同に総じて小さな苛つきを与えていたが……
 彼女にとって、今は「求めていた状況」である。
 牢獄の中で手に入る情報が多くは無い。見張りと何らかの会話を持てる事は新たな情報に繋がる可能性だった。
「俺は、ケルヴィム。仲間内じゃ、御喋りケルヴィムとも、嘘吐きケルヴィムとも呼ばれてる。センスがいいだろ? 見ての通り詩人だ」
 成る程、どちらも雰囲気から頷ける二つ名である。
 ちなみに「見ても詩人とは微妙に分からない」センスは、奇抜さはあれど些か微妙であるのだが……
「おい……」
「うるせぇよ」
 ドアの前の見張り――術士風の男が、不満そうな声を上げるが、彼は意に介さない。
「コイツ等の傷を見ろよ。どうせ、何も出来やしねぇ」
 尚も言い募ろうとした術士の男を強引に制し、ケルヴィムはニヤリと好色そうな顔を浮かべた。
「も一つ、たらしのケルヴィムも付け加えておこうかな。
 まぁ、その点は安心してくれてもいいけどな。流石に、そういう状況じゃねぇや……ただ……」
「ただ……?」
 言葉を切った彼に、白き御魂・ブラッド(a18179)は問い返す。
「アンタ達を弄るのも、暇潰しには、悪くはねぇと思ってな」


ヒトの吟遊詩人・エル(a90318) 2006年03月17日 15時
(補足説明:必要そうなら、レスで会話のネタを振り、彼と会話する事が出来ます。情報収集、交渉等、内容は自由で構いませんが、話の持ち掛け方、内容はそれなりに慎重に。彼は、会話に退屈を感じれば話を切り上げてしまうでしょうから。尚、システム的な質問は質問スレッドの方へ。ロール重視でやって頂けると嬉しいです)

ヒトの吟遊詩人・エル(a90318) 2006年03月18日 00時
(補足説明2:非常に申し訳ないのですが、展開上、余り長い時間的猶予は取れそうにありません。此方も死ぬ気で反応します故に、ご協力の方を宜しくお願いします)
癒しの月・ナナイ(a02374) 2006年03月18日 00時
「初めまして…。私はナナイと申します、以後お見知りおきを…。と申しましても…貴方達にとって私達の事は覚える必要の無い、取るに足らない存在かも知れませんが…。私達は今日まで何も口にしておらず、飢えと乾きも限界に近くなっています…。貴方達が何故私達を生かしておくのかは分かりません…。しかし…このままでは息も絶え絶え、いつ果てるとも知れない状況です…。食料…いえ、せめてお水でもあれば、少しは持ち直す事も出来るのですが…。」悲壮感を漂わせる感じで、少し弱々しげに話しかけてみます…。

ヒトの吟遊詩人・エル(a90318) 2006年03月18日 00時
「お。いい女。いいねぇ、そうやって付き合ってくれなくちゃいけねぇ。乾くか、まぁ。そうだろうな。だが、それは俺の都合じゃねぇ。俺達を殺しに来たアンタ達の都合だろ? まぁ、第一、捕虜ってのはそういうモンだ。俺が謡う伝承歌でもそうだ。困難の伴わない戦争は無く、苦難を知らないヒロインは無ぇってこったな」(わざと弄るように、嘯きながらニヤニヤと笑っている)
墓掘屋・オセ(a12670) 2006年03月18日 01時
「奇遇だな、仲間内では「正直者」で通っているオセだ。長い付き合いにはなりたくないがまぁ宜しく。 で…暇潰し、ね。こうして巣穴を突かれたと言うのに随分と悠長な事なのだな」

ヒトの吟遊詩人・エル(a90318) 2006年03月18日 01時
「つれねぇなぁ。俺はこれでもフレンドリーに話しているつもりなんだぜ? 悠長に見えるかどうかは、主観によるだろうな。これでも随分と困ってンだがな。……それに、俺がこうして『暇潰し』出来るのも、アンタ達のお仲間が結構な無茶をやらかしてくれたお陰でさ」(オセの言葉に、軽くふざけて後半は少しだけ真剣に
誓夜の騎士・レオンハルト(a32571) 2006年03月18日 01時
(苦笑しつつ)「主観によらず、客観的に見ても私達は困ってますよ。…ところで乾きもそうですが、貴方同様、退屈も相当な物です。ひとつ虜囚の私と「賭け」をしてみませんか? 例えば…そうですね、そこの貴方の相棒様のご職業を、見事当てられたら水を。当てられなかったら、こちらは敵である貴方を讃える歌を。どうです?」

ヒトの吟遊詩人・エル(a90318) 2006年03月18日 01時
(ポンと手を叩き)「ソイツはいいや! アンタ硬い顔して、中々言うじゃないか」(ここで、「おい!」と相棒が声を荒げるも……)「うるせぇよ、ここの責任者は誰だ!?」(と、一喝して再びレオンハルトに向き直る)「……で? 答えは?」
誓夜の騎士・レオンハルト(a32571) 2006年03月18日 01時
(額に汗を浮かべつつ、それでも冷静な顔で)「…邪竜導士の方ですかね?」

ヒトの吟遊詩人・エル(a90318) 2006年03月18日 01時
(大仰に首を振り、あーあと天を仰ぎ嘆いて)「……正解だよ」(にっと意地悪く笑う)

ヒトの吟遊詩人・エル(a90318) 2006年03月18日 01時
「それで水だが、俺の二つ名を覚えてるか?」(反応を見るように言いながら自分の席に戻り、やがて椅子の横にあった水筒を牢内に投げて寄越す。その中身は空だった)
墓掘屋・オセ(a12670) 2006年03月18日 01時
(空の水筒を振って苦笑)「ふむ、俺もこれ以上無いほど友好的なのだがな。 と…お役御免で今は牢番という事、か。お互い上司に振り回される身は辛いね。 だが、詩人とて警護とか他に出来る事も有るだろうに、牢番に回るとは珍しいな」

ヒトの吟遊詩人・エル(a90318) 2006年03月18日 01時
「お役御免? 出来る事は、出来る人間が仕事を選ばずやる。アンタ等の部隊も少数精鋭のようだ。その理屈は分かるだろ?」(一言目で分からないといった風に首を傾げ、怒らなかった事に詰まらなさそうに、今度は中身の入った小さな水筒を投げ)
鮮紅の烈女・フィリス(a31192) 2006年03月18日 02時
狽、空? ずっこい………………、(文句を言おうとして、中身入った水筒眺め)…ありがとうな、”嘘吐き”ケルヴィム。
育樹・ピート(a02226) 2006年03月18日 02時
(難しい話は分からないなぁ・・)「少数精鋭かぁ。僕なんかまだまだ味噌っかすだなぁ・・(編みこまれた髪をくるくるいじりつつ・・外見の似た知人思い出し)何でも出来る。ケルヴィムはここを任されてる、てことになるのかぁ・・ふ〜ん」
ウェイトレスの大魔術師・ルーシア(a01033) 2006年03月18日 08時
「わたしはルーシア、よろしくね。さっきは水ありがとね。お礼にグドンよりは面白い暇潰しになったげるよ。ここら辺は、寒いよねぇ。虜囚の身だから寒さに耐えるのは仕方ないけどさ。ケルヴィムさん達は寒さは平気なの?
癒しの月・ナナイ(a02374) 2006年03月18日 15時
「あ…お水、どうも有難うございます…。ところで…武器以外の持ち物も没収されたようですが、それ等もそちらで保管されているのでしょうか…? 他愛も無い物とはいえ、その…かけがえのない、大切な物もありますので…。」

ヒトの吟遊詩人・エル(a90318) 2006年03月18日 17時
「地獄には日は差さねぇからなぁ。その質問はナンセンスだぜ。寒ければ着込めばいい話だしな。没収したモンはどっかで管理してるだろ。唯捨てた所で冒険者ってのは厄介な力を持ってるモンだしな」(フィリスの反応を面白そうに眺め、ピートの言葉はスルーして)
癒しの月・ナナイ(a02374) 2006年03月18日 18時
「…その厄介な力を用いられれば、逃亡を図られる恐れもある…。しかし、冒険者の力の脅威を知るのは此方もまた然り…。それに、私達は食糧にも困るほど無力です…。このような状況下で私達に抗う術はありません…。今はただ、貴方達に生かされているだけの存在だと…『責任者』様にもお伝え願えればと思います…。」
育樹・ピート(a02226) 2006年03月18日 18時
「はふ・・・お腹すいた・・。あまりに空きすぎて、既に感覚がなくなりつつあるけど。みんなで食べる朝焼きたてのパンは最高にウマいんだよな・・・(想像しつつ遠い目)ケルヴィム達は昨夜何か食べたのかなぁ・・いいなぁ・・」

ヒトの吟遊詩人・エル(a90318) 2006年03月18日 22時
「まぁ、腹いっぱい食べたな、昨日も。責任者様、ねぇ……」(何を思ったか、含み笑いをして)
白き御魂・ブラッド(a18179) 2006年03月18日 22時
「……ここの責任者、はお前なのか? さっきそうとも取れるようなことを仲間に言っていたように聞こえたが」

育樹・ピート(a02226) 2006年03月18日 23時
「昨日も?そなんだ・・。いいなぁ。沢山人が居るのに、お腹が一杯になるほどなんだね・・。綺麗な女の人もいるのかなぁ・・最期に妻に会いたかった・・(また会うけれどね)」(フラフラしつつ壁に寄りかかる)

ヒトの吟遊詩人・エル(a90318) 2006年03月18日 23時
「まぁ、女もいるがね。いい女かどうかは、俺には答えかねるや。と、誰が責任者だの何だのアンタ達に答える必要があるか?」(少し表情を引き締めて、切り返す)

育樹・ピート(a02226) 2006年03月18日 23時
「そかぁ・・。命の抱擁とかされても・・惚れちゃったりとかもしそうになく? 個人的には誰が責任者でも関係ないかなぁ(ぽりっと頬をかき)風前の灯には違いがない・・・・」(うつむいて苦笑)
白き御魂・ブラッド(a18179) 2006年03月18日 23時
「単なる興味だ。それでも教えることがそちらに不利益になるようなことなら、とても聞きだせるような状態ではないしな」

ヒトの吟遊詩人・エル(a90318) 2006年03月18日 23時
「アンタ達の状況に、俺が代わりたいとは思わないな。……言っただろうよ。アンタ達が無茶をやった所為で暇潰しをやれるようになったって」(ピートの言葉に戯言を返し、ブラッドの質問には直接的に応えるつもりは無さそうだが、一応返答らしきものを返して)
癒しの月・ナナイ(a02374) 2006年03月18日 23時
「そういえば…私達の仲間が無茶をした、と仰いましたが…その後仲間は一体どうなったんでしょうか…? あの…もしかして……」(最悪の状況を想像してか、声が段々か細く俯き気味に)

ヒトの吟遊詩人・エル(a90318) 2006年03月19日 00時
「アンタ達も仲間の作戦は、知ってるんだろ。連中はその作戦通り、うちの工場をぶっ壊したのさ。尤も、全員無事でとは流石にいかなかったようだけどな」(やれやれと肩を竦めて
ウェイトレスの大魔術師・ルーシア(a01033) 2006年03月19日 00時
「ほえ、地獄はお日様がないんだ。骨や死者も動くし地上とはかなり違うよねぇ。生き物は勝手気ままだから命令に従わせ続けるのは無理だしね。骨さん達便利でいいよねえ。「命じたら、解除するまで」ずっとどんな役割でもやり続けるのかなぁ?」

ヒトの吟遊詩人・エル(a90318) 2006年03月19日 00時
「その辺りは察しがつくだろ? ……そんで、アンタのスリーサイズは幾つよ?」
誓夜の騎士・レオンハルト(a32571) 2006年03月19日 00時
「ス、スリー…って、勘弁して下さい。人生最後に傍らの女性が怒ってるのは哀し過ぎますし(苦笑) …ところで、アンデットとはいえ流石モンスター。それぞれ奇抜な姿形をしてますけど、お名前とかは有るんですか?」

ヒトの吟遊詩人・エル(a90318) 2006年03月19日 00時
「あると思うか? まぁケースバイケースで特徴が口を突く事はあるけどな」
誓夜の騎士・レオンハルト(a32571) 2006年03月19日 01時
「それは残念です。…モンスターとはいえ、楽にして貰う方の御名前くらいは知りたかったのですが。やっぱり考える事がそれしかないと、どんな方法で楽にして下さるのかとかも気になりますし。…あ、怖くなってきました(汗)」

ヒトの吟遊詩人・エル(a90318) 2006年03月19日 01時
「本気で言ってるんだとしたら、変に諦めのいい連中だぜ。ま、信用しないけどな」(嘆息し
癒しの月・ナナイ(a02374) 2006年03月19日 01時
「……少なくとも、死者は出たのですね…。貴方達は死者をアンデッド化させ、情報を得る事が出来る筈です…。ならば、何故私達全員をこのように生かしておくのでしょうか…」

夏竟遠遐・スィーニー(a04111) 2006年03月19日 01時
「如何せんやる事がねーとロクな方向に想像が働かんもんでな。……ってコトは俺ら暇潰しをしに来てくれてるあんたにゃ感謝せにゃならんよな。あとどんくらい付き合って貰えるか判らんが。もっとも、見張り(あんたら)以外の人達は嬲り殺しの準備で忙しいんです、とか言われてもナンだけどな?」(んん、と首傾げけろりと)

ヒトの吟遊詩人・エル(a90318) 2006年03月19日 02時
「成る程な。ンじゃ精々感謝してくれ。……アンタ達は、甘いからな。生かされてる理由なんざ、想像がつく所じゃねぇのか? ま、特別な行為には、特別な準備が要る。それが道理って事だ」
育樹・ピート(a02226) 2006年03月19日 02時
「狭いし寒いしお腹は空く。確かにね・・<暇つぶし ・・・餌かぁ・・戦なんて特別でもなんでもないけどな・・・」
癒しの月・ナナイ(a02374) 2006年03月19日 10時
「特別な、行為…? 貴方達が私達を捕えてから今日までどの位の日数が経ったかは分かりませんが、ただ逃走するだけならその間にでも出来た筈です…。それとも、何か特別な理由でも…?」

ヒトの吟遊詩人・エル(a90318) 2006年03月19日 12時
「優先順位の問題だろ」(ナナイの問いに)
癒しの月・ナナイ(a02374) 2006年03月19日 13時
「なるほど…。しかし…貴方は他のミュントス軍の方達とは違った、何処か不思議な雰囲気を感じますね…。私の知り合いもそうですが、吟遊詩人はそういった方が多いのでしょうか…」(今までのやり取りを思い返し、一瞬僅かに微笑んで)

ヒトの吟遊詩人・エル(a90318) 2006年03月19日 14時
「さあね……。ま、誰でも自棄になりゃそういう事もあるわな。正直、精勤に励んでいられるだけの『いい身分』ならこんな無駄口叩かないんだが」(ぼやく感じで一人ごちて)
癒しの月・ナナイ(a02374) 2006年03月19日 18時
「え、と…そうですね、誰しも時には愚痴を零したくなる事もあるでしょうから…。ただ私達と話す事が慰めになるか分かりませんが…。『身分のある』方達もおそらくは様々な苦労があるのでしょうね…」
育樹・ピート(a02226) 2006年03月19日 20時
(うっすらと目をあけ、ケルヴィムの上から下・・と、後ろの邪竜の上から下を眺めている)

ヒトの吟遊詩人・エル(a90318) 2006年03月19日 22時
「……かもな。立場ある人間なら、俺だって『責任者』として、こんな所に居ないでも済む訳だが。……と、なんだよ?」(ナナイに答え、ピートをいぶかしむように)
育樹・ピート(a02226) 2006年03月19日 23時
「あは・・・ごめん。うん。センスがいいな〜って見てたんだよ。僕も最近髪型変えたばかりなんだv衣装と着てる人を一番綺麗に見せる方法って知ってる?」

ヒトの吟遊詩人・エル(a90318) 2006年03月19日 23時
「……言ってみろよ」(漸く興味がそそられたのか、視線を向けなおして問う)
ウェイトレスの大魔術師・ルーシア(a01033) 2006年03月19日 23時
「まだ成長期ですからね〜。殿方のご期待に添えるようなサイズでは。てへ☆ 暇潰しかぁ。わたしは周囲の探険とか本を読んだりかなぁ。ケルヴィムさんは吟遊詩人だから本を読んだりしないの?ここは別荘からみたら詩の1つや2つできそうな絶景だと思うけどね〜」(誘惑をちょっぴりつかいつつ)
育樹・ピート(a02226) 2006年03月19日 23時
「うん。こうやってね(フラフラしつつ数歩歩くと、くるりと回り・・軽くジャンプ、ふらついている)あれ?おかしいなぁ・・。前にね。新作の服とかを紹介してる人がそうしてたんだけど・・。ケルヴィムたちなら出来そう?」(鍵持ってるなら多分音がする、と思い耳を澄ましじっと見ています)

ヒトの吟遊詩人・エル(a90318) 2006年03月20日 13時
「アンタ達が来る前はそんな風に過ごす事もあったがね。お陰様でその余裕が無くなったって訳だ。……正直、自分の運命を考えると暗鬱となるぜ。こうか? ……ち、勿体つけた割りに面白くねぇ」(ルーシアに答え、ピートの言う所作を取ると小さな金属音が響いた)
癒しの月・ナナイ(a02374) 2006年03月20日 18時
「そうですね…ですが、『責任者』を任せられるのも立派な事と思いますよ…。ところで…工場で亡くなった私達の仲間ですが、一体どのような方達だったのでしょう…? 私達もおそらく此処を生きて出る事は到底叶わぬ夢でしょうから…せめてあの世で再会出来るよう、仲間の事を知っておきたいのです…」(微かに唇を震わせながら)

ヒトの吟遊詩人・エル(a90318) 2006年03月20日 23時
「鎧の兄ちゃんとニワトリだったかな。詳しくは知らねぇが」
癒しの月・ナナイ(a02374) 2006年03月20日 23時
「……有難うございます…。その心遣いに、心より深く感謝致します…」

育樹・ピート(a02226) 2006年03月21日 00時
「でも、上手いよv    (2人か・・) ・・・・そいやさ。仲間といえば、ケルヴィムにも仲の良い人とかっているのかな・・。特に深い意味はないけど。 (ぼそっ)ずっとずっと遠くに居るんだ。尊敬してる人、もう越えることすら叶いそうもないけどね・・・」

ヒトの吟遊詩人・エル(a90318) 2006年03月21日 12時
「もう、死んだよ」(深い息を吐いて、僅かに遠い目をする)

育樹・ピート(a02226) 2006年03月21日 16時
「・・・そか・・・」(今までに亡くした仲間の姿を思い浮かべ)   「残念だな・・。後ちょっとしか相手してもらえないのが。・・自分で選んだ道だからしょうがないけど・・」

育樹・ピート(a02226) 2006年03月21日 16時
「今は朝なのか・・夜なのか。何日経ったか時間の感覚も薄れつつある。このまま心まで闇に溶けてしまいそうだな」

ヒトの吟遊詩人・エル(a90318) 2006年03月21日 23時
「そうだな。……まぁ、いい時間潰しになったぜ。変な情が沸く前に、俺は退散すらぁ」(後ろ手をひらひらと振って、牢から離れていく)

育樹・ピート(a02226) 2006年03月21日 23時
「戦は・・・嫌いだ・・大切なものを沢山奪うから」(ぼそっと呟くと壁によりかかると目を瞑る)
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