<第11回 プレイングの書き方>

 プレイングは、あなたが受けた依頼に対してどんな風に思ったのか、どんな事を行ないたいのか等を、文章として纏めたものよ。
 この講座では、どんな風にプレイングを書いてみたら良いのか、5W1Hについてなど、いくつかのコツを勉強しました。
 どんな事に注意したらいいのか確認したい方は『プレイングの書き方』を見てみてね。

<ガイド>プレイングの書き方 リボンの紋章術士・エルル(a90019)

場所:勉強室   2005年04月14日 17時   発言数:1
 今日の講座でオープニングの読み方について話したけど、どうだったかしら?
 じゃあ、今度は冒険依頼に参加する時に書く『プレイング』についてお話しましょう♪

 プレイングというのは、あなたが受けた依頼に対して思った事や、行ないたい事などを、文章として纏めたものよ。
 冒険依頼に参加する時には、必ずプレイングが必要なの。
 でも、プレイングってなんだか難しそうだし、どう書いていいのか分からない……なんて人、いないかしら?
 ふふふ、大丈夫よ♪ プレイングは、書き方のコツさえ覚えてしまえば、ぜんぜん難しくないの。

 プレイングに重要なのは『目的・動機・行動』をハッキリさせる事と『5W1H』について考える事よ。

 目的・動機・行動の三つの言葉には、それぞれこんな意味があるわ。

・目的〜その依頼で、あなたが達成したいと思っているもの。
・動機〜何故そうしたいと思ったのか、そのきっかけとなった気持ちや考え。
・行動〜具体的には、どう行動するか。

 例えば、グドン退治の依頼で「依頼を受けたからグドン退治に向かう」と書くよりも「苦しんでいる人達を助けたいから、グドンの群れを全滅させに行く」と書いてある方が、あなたがグドン退治に向かう目的や動機が、プレイングを読んだ人に伝わりやすわ。
 グドンを実際に退治する時も「グドンを倒す」と書くだけじゃなくて「仲間と協力しながらグドンと戦い、敵を一体残らず倒す。自分は武人だから先頭に立ち、攻撃される隙を作らないよう気をつけながら剣を振るう」なんて感じで具体的に書いてある方が、あなたがどのように行動したいのか、解りやすいわよね。

 5W1Hというのは、「When(いつ)」「Where(どこで)」「Who(誰が)」「What(何を)」「Why(なぜ)」「How(どのように)」という6つの言葉の事よ。この6つの言葉の頭文字を取って、5W1Hと呼ばれているの。
 プレイングは、この6つについて考えながら書いてみるのがオススメよ♪

 例えば「グドンと戦う」と書いてある場合は、5W1Hのうち、What(何を)の部分しか含まれていないわよね?
 でも、5W1Hが、全て含まれる文にしたらどうかしら?
「グドンが眠っているはずの深夜(When:いつ)、グドンが住み着いている森で(Where:どこで)、自分達が(Who:誰が)、グドンを(What:何を)、森が危険で狩人が近付けなくて困っているから(Why:なぜ)、仲間と協力しながら戦って倒す(How:どのように)」
「今すぐ(When:いつ)、グドンに襲われている村で(Where:どこで)、自分達が(Who:誰が)村を襲っているグドンを(What:何を)、村人達が怯え、震えているから(Why:なぜ)全て倒して村を平和にする(How:どのように)」
 ……どちらも「グドンと戦う」という部分は一緒だけど、こんな風に書いてみると、状況はぜんぜん違うわよね?
 だから、5W1Hに気をつけながらプレイングを書くと、どのような状況で何をしたいのか、伝えやすくなると思うわ♪

 同じプレイングでも、書き方によって、内容がガラリと変わってしまうの。
 だから、ちょっと注意して、プレイングを書いてみましょうね♪
 あ。今までの講座でも説明したように、読む人が読みやすいと思えるように工夫する事も、勿論大切ですよ♪
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