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●むげふぁんの思い出
思えば無限のファンタジアのマスターになったのは、ちょっとした興味からでした。
当時の御司はただゲームが好きなだけの若造で、自信など何もありませんでした。TRPG等も好きだったのですが、GMをやってもうまくいった試しがなく、マスターという物には縁のない人生を送るのだと思い込んでいた記憶があります。
けれど、お話を空想するのは好きで止められず、文を書いては消す、もどかしい日々を送っていたある日、このゲームに出会ったのです。
軽い気持ちで応募したマスター試験は何と合格を頂くことができましたが、何分、右も左も分からない身。
膨大な不安を抱きつつ、『マスター・御司俊』としての活動が始まりました。
あれからもう６年。
私自身、この６年の間に生活環境も大きく変わりました。時間も取れず悩み苦しんだことも一度や二度ではありません。
それでも、最後まで一人のマスターとして無限のファンタジアに関わりたいと思い、ここまでやってこれたのは、やはりこのゲームがとても楽しかったからだと思います。
多くの方に依頼を取って頂きました。沢山のPCと出会いました。
そして、様々な物語を見せて頂くことが出来ました。
勿論、思うように行かなかった事もありますし、語り足りない事は山ほどあります。
けれど今となってはその全てが、私にとっては大切な宝物のように思えます。
夢のような時間は今、確実に終幕へと向かっています。
それはとても寂しいことですが、それならばせめて、素敵な終わりを迎えたいなと思っています。
願わくば、無限のファンタジアが終わった後も皆さんの中に、この世界が息づいていきますように。
終幕の時までもう暫く、NPCの３人娘共々、どうぞ最後までよろしくお願いします。
●むげふぁんの思い出とは？
２００９年１１月２日から１１月３０日の期間で、ショートストーリー受注の際に公開した、マスターからのむげふぁんの思い出を綴ったページです。
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