アロマキャンドル・パーティー


<オープニング>


「チョコレートもありきたりじゃない?」
「あ、あたし、アロマキャンドルの作り方知ってるよ」
「えー、うっそー。それいいじゃーん。みんなでやろうよ」

 一部の女の子たちの中で、バレンタインを前に、アロマキャンドルを作ろうという話題になっているようです。
 理科室を借りての、アロマキャンドル作りの会。
 はてさて、うまくいくのでしょうか。
 
 ではここで、実際に作るにあたっての簡単な説明します。
 必要なものは、何人かの子たちが全員の分をまとめて買ってくるようです。
 基本的に、参加する方に用意してもらうのは、後で食べるお菓子と、キャンドルにこめる気持ちだけですね。
 アロマキャンドルを作る流れは次の通りです。

 1、ロウソクを湯煎でどろどろに溶かす。
 2、容器に流しこんで割り箸で芯を固定する。
 3、好きな色のクレヨンを小さく砕いて入れてよくかき混ぜる。
 4、あら熱がとれてきたら、好きな香りのアロマオイルを入れてよくかき混ぜる。
 5、固まってきたら冷蔵庫に入れてもっと冷やす。
 6、完全に固まったら完成。

 アロマオイルは、ローズマリーやラベンダーなど好きなものをいれましょう。
 配布されるアイテムの説明には、色や香りなどの中身は描写されませんが、一生懸命にやれば、思い通りの色と香りをつけられると思いますよ。
 
「結構、集まるようだったら理科室借りてさー。あ、委員長も参加しない?」
「え、私……? 私は、別にいいわ」
 元気な女子に誘われて、美凪は少し当惑気味です。
「別にバレンタインとか意識しなくてもいいんだよ。そりゃ、渡す人もいるだろうけど、みんなでわいわい作ろうってのが企画の趣旨でさ。委員長って、あんまりこういうことしたことないっしょ?」
「……そうね」
「やろうよ。楽しいよー。みんなもきっと委員長と遊びたいって思ってると思うし」
「……わかったわ。私も参加する。でも、危ないことは止めるわよ」
「よし、決定。作り終わった後は、火の使えてゆっくりできるところに移動して、キャンドル灯しながらお菓子でも食べよー」
「おー」
「あ、あたし、きなこを固めたお菓子が好きー」
「おんた、案外渋いとこ好きなのな」

(「アロマキャンドル、か……」)

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参加者
NPC:美凪・沙紀(中学生運命予報士・bn0023)




<リプレイ>

●いつもと似ていて面白い風景
 二月某日。
 日常で慣れ親しんだ理科室に、学年から組からキャンパスから、様々に分かれた学生たちが三十人。
 本日、アロマキャンドルを作るために、集った仲間たち。
「今日はよろしくです!」
 初対面の人たちは自己紹介を済ませると、経験者がキャンドル作りの手順を説明した。
 熱心、わくわく、緊張、十人十色な表情で傾聴している。
 材料説明の段階になって、参加者の前に目にも楽しい様々なクレヨンや香料がずらりと並ぶ。
 種類は豊富でこれだけ揃えると専門店のように、壮観である。
「えへへ、いっぱいあるね〜。楽しみ〜♪」
 悠香はうっかり声を漏らして、注目を集め、慌ててしーっと唇に指を当てる。
 真剣なあまりついつい目元を険しくしてしまう沙紀に、
「美凪さん、ちょっとキンチョ?」
 蒼雅が和ませるように笑いかけ、
「緊張緩和なら、良いアロマがあります」
 愉烏がアロマを嗅ぐことを勧めた。
 沙紀が丁寧に応対する横で、正和はじかに匂いを吸って、
「……アロマが美味いぜ」
 とろんとした目つきになっていた。

●幸福の機会
 説明も終わり、いよいよ、制作に入る。
 いくつかの班に分かれての作業。
「直接火をかけちゃいけねぇのか?」
「それだと焦げちゃいますよ」
 同い年で、大柄なガイと小学生に間違えられる小夜が、並んでロウを湯煎にかけている。
 雫翠と舞夢は芯を中心にするために、ロウとにらめっこ。
 二つのロウを挟んで、澄み切った翡翠の瞳と、黒真珠のような瞳が向かい合う。
「クレヨンはどれだけ砕いたらいいのでしょう?」
 コーネリアスと蒼哉は一緒になって悩む。リアは経験者であるので、普通に作る分には手際が良い。蒼哉は男子だが自然と内に入っていた。
 そこへ、ヘイゼルを教えていた雪がフォローに入った。面倒見は良い方らしい。
「……結構お手軽に作れるものなのね」
「そうですね。私、手作りできるとは知りませんでした」
 ヘイゼルに言う蒼子の手は、緊張で震えている。
 その肩を軽く叩いたのは玲だ。
「こーいうイベントは楽しんだ者勝ちよ♪」
 萎縮する心を弾ませよう。相手がいる人もいない人も、今は皆で楽しむチャンス。
 そんなアドバイスに、菜子もうなづいて、精一杯作業する。
 大勢で物を作る幸せな思い出を添えて、いっぱいの感謝の気持ちを込めたキャンドルをプレゼントするのだ。
 クレヨンを入れた後、杏梨が必要以上にかき混ぜるのを、万冬が止める。
 チョコ色に汚れたエプロンを着て、何がいけないのかわからず小首をかしげる杏梨を見て、万冬は、
(「こんな風に可愛いければ、恋人もできるんだろうなぁ」)
 と少々いじけた。来年こそは、がんばれ万冬。そして、恋に恋する乙女たち。
 かくいう杏梨も実は自分用を作っているのだけど。
 アロマオイルを入れる段階になって、騒がしさも増してきた。

●だから委員長
 皆、わいわい言いながらアロマを選んでいる。
「たまにはこういうのも悪くはねえな、何事も経験だ」
 ガイはアロマの小瓶を振って一つ一つを比べている。
「一緒に何かを作るのって、楽しいですね」
 美咲は友梨と先輩と、他の多くの学友たちと一緒で、ご機嫌な様子。
「ゆったりとした気分になるよう、ラベンダーを混ぜましょうか」
「ピュアローズ。ボクの好きな香りなんだ」
「ラベンダー、ローズ、イランイラン……う〜ん、どうしようかなぁ?」
 決めかねている人には、愉烏が香りの効能を教え、友梨が花の持つ意味を教えている。
「サンタルやオリエンタルウッドなんかは、緊張をほぐしてくれるんですよ」
「カモミールは『逆境に耐える強さ』。ラベンダーは『私に応えて下さい』『貴方を待っています』なんだってさ」
 その頃、理科室の片隅で、
「今も昔も若い女性の興味には共通点があるものよね……」
「それは認めますが、真に注目すべきは光源氏が壮年に入ってからで……」
 てふてふと沙紀が文学論の討議に白熱していると、
「美凪さんはどの香りにしたのですか?」
 沙紀を同じ班に誘ったヒカルが尋ねてきた。ややぎこちない沙紀と比べると、年齢の割りにヒカルが大人っぽく見える。
 ラベンダー、と答える沙紀に続けてキッカから、キャンドルは誰のためのものか質問が飛んだ。
 沙紀に注目が集まる。
 同じ班のヒカル、キッカ、舞夢、美咲、愉烏、友梨ばかりか、菜子や蒼雅、悠香も耳を傾けている。
 もっとも、それとない振りをして一番その答えを聞きたがっているのは碧だ。
 沙紀が将来大人物になると予想している碧は、情報収集に余念がない。
 一瞬のためらいの後、口を開きかけた沙紀に、助けを呼ぶ声が届き、瑞穂の手助けをしに行ってしまった。
「ユーカリは風邪に効くとのことでござるが、目分量が分からず」
 話の流れで、瑞穂と玲がうっかり風邪をひいたことをもらすと、沙紀は不摂生を問い世話を焼き始め、二人に厚着をさせると、今度は武揚に相談を受け、
「……理論上、できなくはないと思います。一緒に試してみましょうか」
 沙紀が世話焼き能力を発揮するに伴い、質問の答えはうやむやになった。
「やっぱり、美凪は委員長だな」
 龍麻がつぶやくのを聞いて、彩理が指を上げる。
 指し示す先にはてふてふがいて、彼女もまた同じように世話を焼いているのだった。
「別人なのに、そっくりです」
 委員長という属性のなせる業か。
 
●キャンドル危機一髪
 後、作業的には、アロマオイルを入れてかき混ぜたら、冷やして固まらせて完成。
「早くできないかなぁ。楽しみですぅ」
 ルナは冷蔵庫前を陣取って、足をぷらぷらさせながら、完成を待つ。
 わくわくするけど、じれったい時間が過ぎ、やがて。
 多種多様な色合いと形、そして想いのこもったアロマキャンドルが完成した。
 紫、青、橙、緑、ピンク、紅色、藤色、常盤色、レモン色、アイボリーホワイト……。
 同じ素材から作られながら、同じものは一つとしてない。
 杏梨のは、ハート型のチョコそっくり。ヒカルはピンクのハート。舞夢もハート型で、なんとなく三人で照れて笑った。
 ラベンダーが多い中、スミレやユリ、キンモクセイの匂いなどもあり、
「誰よ! ニンニクの香りを用意したの」
 中には異彩を放つガーリックなんていうのもあった。
 様々な香りの集う中、美咲はこっそり自分のを持って教室を出る。
「廊下がアロマの香りに包まれて……いい匂い」
 ヒカルは藤色のキャンドルを手に取ると、
「とても綺麗な色ですね。これはどなたのですか?」
 それは、ヘイゼルのもので、
「わたしのよ。褒めてくれてありがとう。あなたのも、ん……とっても良い香り」
 お互いに、作品を見せ合う。
 作品の中で、アイデア賞だと評判が高かったのは万冬のみかんキャンドルであった。
 ゼイムが型作りを手伝ったそれは、みかんそっくりの出来栄えで、いずれ火をつけるのがもったいないような気もする。
 また、渋く、高い完成度だったのは亮二の樹木キャンドル。
 和を体現するような、穏やかな香りに、瑞穂と菜子は、
「懐かしい気持ちになるでござるな」
「こういう香りも落ち着いていて、素敵ですね」
 それぞれつぶやく。
 アロマオイルの説明書を片手に匂いをかいでまわっていた蒼雅は、じっと自身の作品を見つめる成章に気づいて、
「ユーカリ? えーと、ずのうをめいせきにしてくれるんだって! 私、テストの前に使おうかな?」
「そうなんですよ。よく考えれば僕、受験生ともいえるわけですし、これ、勉強にも役立つでしょうか」
 と、言う二人に絶対にノウ!
 を唱えるのは雪。この企画の真の主旨に、二人は反していると言う。
 その主旨とは、
「この時期、試験やら試験やら試験やらでどうしても荒んでしまう心を、これを作ることで癒すというわけでだな……」
「それは、現実逃避というのでは?」
「ほっとけ」
「雪さん、うしろうしろー」
 いつのまにか、雪の背後に、少々呆れ顔のてふてふと沙紀。
 その後雪がに延々と学問に対する心構えを説かれたかどうかは知れない。
 ルナは自分の作品を持ってくるくる回る。
 前に雑貨屋で見た、小さくて可愛いキャンドル。
(「私にも本当に作れるかな?」)
 ドキドキの気持ちに応えてくれたかの様に、想い描いたとおりにできてくれた。
 嬉しくて体が勝手に踊りだす、とその時、イスにつまづいてしまう。
 龍麻がルナの体を支えたが、キャンドルは放物線を描いて地面に激突。
 する直前に、偶然そこにいた蒼哉がキャッチする。
 また、同時に万冬と彩理も手を出していて、三人のおかげでキャンドルは傷一つつくことなくルナに返された。感謝するルナを慰めて、
「これで、ここに着て良かった理由が一つ増えたかな。ところで万冬さんと彩理さんはいつからそこに?」
「……最初からいたんですけど」
「わたしも」
 そうして三人がそれぞれ参加した理由を語り、作品の見せ合いをしていると、遠くでどよめき。
 見れば、
「これ、必死こいて作ったから、受けとってくれや」
 一が沙紀にキャンドルの一つをプレゼントしているのであった。
 沙紀は、一瞬の間の後、
「……あ、ありがとう……ございます」
 ためらいがちにそれを受け取る。
 途端に冷やかしの声が上がり、沙紀はそれでも平然としていたが、どことなく恥ずかしそうにも見えた。
 
●おやつ準備 
 キャンドル作成が終わった後は、場所を移してパーティーをする。
 人数を確認していた沙紀は龍麻がいないことに気づいて、尋ねていると雫翠が答えた。
「龍麻さんは鍵を返したりとか、片付けとか、後処理をしてから来るということです」
「彼は相手いるしね。恋愛の話が苦手だから、避けているのさ」
「気にしなくていいのに。どんな時だって、楽しまなきゃ損だよ」
 友梨と、玲が口々に言う。友梨の横には愉烏もいて、茶に誘う。
「まぁ、紅茶でしたら、私もご一緒してよろしいでしょうか?」
 三度の食事より紅茶に目がない雫翠の乗り気だ。
「せっかくのチャンスですから、皆で輪になって食べましょうか」
 ヒカルの提案で、丸い円を作って持ち寄ったお菓子を分ける。
「わたしは無難なところでクッキーを持ってきたよ。あと、オレンジジュース」
「皆さん、ハーブティが入りましたよ。ローズヒップです」
「へぇ……これは、美味しいですね」
 口をつけた成章に、キッカはにこっと笑いかけ、
「美肌効果があるそうですよ。決戦の日までは皆さんお肌を綺麗にしておかなくては、ですものね」
 微妙に気まずくなる成章である。
 亮二は薔薇を模したチョコを持ってきた。
「……こういうのを、友チョコ……というのか?」
「うむ。朋友からのチョコだからな!」
 正和は脊髄反射でうなづく。
 武揚は部屋の入り口からコーネリアスを手招きして呼んで、駄菓子の詰まった袋を渡す。
「ほら、俺ん家の下は駄菓子屋だし……な」
「なにも……回りくどいことをしなくても……」
「いや……なんとなくあの女だらけの輪の中にゃあ入りづれーし。じゃ、じゃあな」
 と去ろうとする武揚を、ゼイムがむりやり引き込む。
「柄沢くん、手伝ってよ。プレゼントの渡し方の講習やるから……ツンデレ風とか出会い頭風とか」
 連行される様子を見て、コーネリアスは楽しそうに笑う。

●キャンドルパーティー 
 ゼイムと武揚による渡し方講習でひとしきり笑った後。
 暗幕に覆われた室内で、玲が、作ったキャンドルの一つに火を灯す。
 ほのかに優しい明かりが皆を照らし、同時にユーカリの香りがすーっと頭に入ってくる。
「うわぁ……やっぱりキャンドルの明かりって雰囲気違うよね〜……♪」
 悠香がささやく。ルナはミルクセーキとチーズケーキをかわりばんこに口にしながらこくこくと首を縦に振る。
「こういう雰囲気だと、いつもは言えないことも言えちゃいそう……なんてね♪」 
(「よし、絶好のボールやんけっ」)
「そうそう、私はまだ好きな人がいないんですけれど、恋ってどんなものなのでしょう?」
 キッカがほわほわした口調で言う。
(「ナイスコンビネーションやっ!」)
 虎視眈々と恋の話題に移す流れを見計らっていた碧に運が向いてきた。
 雲行きを察してそそくさと場を離れる一と、他何人か。
 同じく席を立とうとする沙紀を、碧が押しとどめる。
「まぁまぁ、ええやんか。座っときぃな」
 なんとなく場は静まって、しかし妙な熱気を感じるようになる。
 ルナも、万冬も、コーネリアスも、和菓子などを口に運びながら耳をそばだてていた。
 ちょっと過激な女子生徒が艶っぽい恋愛談をいくつか話したが、やがてそれも尽き、空気を少しソフトに変えたのは、舞夢だった。
「ま、お菓子食べよっ。そうそう。先輩たちは誰にあげるのっ? ボクは、結社の先輩かな〜。あ、女の先輩だよ? とっても好きなんだよっ」
 小夜は元気に、
「私もこのキャンドルはいつもお世話になっているあの人にプレゼントなのです♪」
 キャンドルを渡す相手を言うムード。
 建前か本音か、自分用と言う人が多い中、蒼子はおずおずと口を開き、
「お世話になっている先輩に渡そうと思うのですが……受け取っていただければ、幸せなのです」
 ゆっくり出来る時間は何より大事。
 そんな気持ちを込めたカモミールのアロマとメッセージカード。
 彼女らの独白を聞いて、目立たない男子生徒がちぇっなんて悔しがるのもしばしば。
 美咲は、隣り合って座る愉烏と友梨を見て微笑む。
「……私はもっと天使様に近づけるようにです」
 キッカは不思議なことを言う。
「で、美凪委員長は誰に渡すんですカ?」
 紅茶を飲みながら、ゼイムが尋ねる。
 碧は心の内で喝采を上げた。
「私、ですか……?」
「そ。いるんデショ? 一番大切に想う人ガ」
 ゼイムのさりげない追求。
 碧と他何人かの期待。注目。
 沙紀は数瞬の間を置いて、はっきりとその名を口にした。
「父です」
 父親あての手紙を見せる沙紀。
 想いのこもった素敵なプレゼントになると思います、というキッカの言葉も聞こえているのか、碧の頭の中では何かの終了を告げるホイッスルが鳴り響いていた。 

●終わり
 帰り支度をしながら、杏梨がぼやく。
「あたしも早く、みんなみたいに素敵な恋がしたいですよぅ」
 彩理も同じ思いでため息ついて、
「どこかに素敵な出会いがないかなー」
 ヘイゼルは今回の企画を主催した女子たちに、
「とっても楽しかったわ、有難う」
 丁寧に感謝の意を述べる。
「たまには、こういうのもいいでしょ。ね、沙紀さんも」
 話を振られて、沙紀は今日の出来事を思い返し、皆一人一人の顔を見回す。
 普段の接点は依頼が多い。自分は運命予報士。意識して、線引きをしていた。
 でも、本当にその線が分けていたのは、自分と他人ではなかったか。
 次は、依頼で会うことになる人もいるだろうけれど……。
「そうね。楽しかったわ……とても」
 今度はもっと自然になれる気がした。


マスター:池田コント 紹介ページ
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楽しい 笑える 泣ける カッコいい 怖すぎ
知的 ハートフル ロマンティック せつない えっち
いまいち
参加者:32人
作成日:2007/02/13
得票数:楽しい13  ハートフル15 
冒険結果:成功!
重傷者:なし
死亡者:なし
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