櫻霞の中で緩やかなる時を 〜午前の部〜


<オープニング>


 蕾が膨らみ、誘われるように樹から樹へと淡いピンク色を広げていく。
 山裾から順に下千本、中千本、上千本、奥千本と称えられ、櫻の原種であるシロヤマザクラの樹々の数は3万本に及ぶ。
 若葉と一緒に芽吹くシロヤマザクラは、凛とした美しさを醸し出す。
 今はまだ咲き始めて間もないが、花見をするには十分だろう。
 少し遠出になるが、たまには良いのではないだろうか。

「皆さん、お花見は如何ですか。暖かくなってきた昼空の下、お花見をしながらお弁当を食べたり、屋台の食べ物を買ってみたり、茶屋で抹茶と葛菓子を堪能したり、とても楽しい時間を過ごせると思いますの」
 海音・蓮見(高校生運命予報士・bn0021)は艶やかに微笑むと、参加に際しての注意を話し出す。
 お花見の場所はとても広いですから、迷子にならないように集合場所や目印になる物を決めておくと良いかも知れません。
 一般のお客様も居られますから、イグニッションは禁止です。あと、皆さん未成年ですから、飲酒喫煙はもちろん禁止ですわ。
 お花見が終われば、食べ終わったゴミはお持ち帰り下さいね。
 来年も綺麗な姿を見せていただくために、小さな協力ですわ。
「それでは、皆さん参りましょう?」
 そういって、蓮見は少し頸を傾げて見つめた。

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参加者
NPC:海音・蓮見(高校生運命予報士・bn0021)




<リプレイ>

●櫻の饗宴
 電車の窓から見え始めていた櫻がすぐ側に迫り、手に取る事の出来る距離になると、その花弁の繊細さに目を奪われる。
 茶屋の椅子に並んで座り櫻を眺めながら、眞風とマユ、風夏と留美、後は待ち合わせに遅れているのが一人。仁奈森キャンパス中学2年B組のクラスで最後のお出かけをしようとやってきていた。
「学園の行事以外では初めてだけど、こういうのもいいよな」
 団子を口へと運ぶ眞風。
「団子が美味しいからと食べ過ぎると、お弁当が食べられなくなるのじゃ」
 風夏が、ふふっと口元に扇をあてて笑う。
「どの辺りまで行きましょうか」
 マユが山の谷間を埋め尽くす櫻を眺めながら側にある弁当箱の包みを見る。
「あ、那久さんも間に合ったみたいですね。記念写真を撮りましょう」
 留美がカメラ2台を丁寧な扱いで鞄から取り出した。
 弥勒と唄彦、椎夜と太郎、まち子と志道は、大きな櫻を見つけて見晴らしも良い場所に、レジャーシートを敷き、お弁当を広げる。
 周りと一寸違うのは、各々が弥勒の誕生日プレゼントを用意している所だろうか。
「皆の大好きな物ばかりお弁当に詰めて来たの〜♪ 愛情もはち切れる位沢山詰め込んだわ♪」
 弥勒は皆の様子を嬉しそうに眺めている。
 そんな中、一斉に用意してきたプレゼントを取りだし差し出す。
「物より思い出だよね♪ ミロキュン」
 椎夜が弥勒の背中に飛びつきハグをする。
「僕からは菊花の工芸茶だよ」
「ボクは弥勒に歌声をプレゼントするよ!」
 まち子が立ち上がり、ギターを手にして歌い出そうとする。
「えっ!? いや、それはやめ…!」
 唄彦と椎夜が慌てて止める。まち子は超音痴なのだ。残念そうにすると、ギターで即興曲を披露する、
「…美味いな。勿論、弥勒の料理だが」
 志道がぽつりと言ったのを嬉しそうに見る。太郎も何か用意しようと思っていたのだが、間に合わなかったのだ。そんな太郎の様子に気付いたのか、まち子が太郎の唐揚げを奪っていく。
 天龍の結社でやってきたのは、龍巳と紗夜、章人と是空、悠夜と千歳。千歳はいちご飴を手にし並んでいる屋台を眺める。
「美味しいです」
「花見は初めてだが、悪くないな」
 悠夜はジュースを口に含み、話を楽しみながらゆっくりと歩く。
 龍巳は自分が贈った浴衣を着てくれている紗夜を愛おしそうに見る。
「何か飲むか?」
「はい…」
 柔らかな笑みを浮かべ、龍巳を見上げる。
「人が多くなってきたな、少し移動しよう」
 龍巳が紗夜の手を引き、人波の中を抜けた。紗夜はその手の温もりを感じて。
 是空がとある屋台の前で止まったのを、章人はどうしたのだろうと目で追うと、是空がじっと綿飴を詰め込んでいる袋を眺めていた。是空は目を潤ませ章人をみる。
「綿飴研究に必要そうだ」
 そういって章人は綿飴を購入すると、是空に手渡す。
「ありがとうございます」
 頬に綿飴をくっつけた是空に、章人は微笑むと指で掬い取った。
「あの場所にしましょう」
 一足先にカエルの着ぐるみで待っていたのは月吉。
 未久路と焦行とりんはケロ吉な月吉を見つけると、けろけろ会話をしつつお弁当を広げる。
「月吉さん、誰がどのおにぎりを作ったのか当ててみて下さい。外すと罰ゲームですよ」
 3人は月吉を見る。3つのおにぎりをきっちり食すと、予想を口にする。
「ふむ、鮭が焦行ちゃん、とりそぼろがりんちゃん、梅が未久路さん…かな」
「残念〜」
 3人の声が重なる。
「焦行ちゃんとりんちゃんが逆でした」
「という事で、罰ゲームは特製激甘プリンおにぎりでーす」
 別の容器に入れてあったおにぎりを焦行が差し出す。
「月吉先輩、それ食べて死んじゃわないよーにね?」
 りんが、楽しそうな表情で見たのだった。
 noirの隼人の呼びかけで集まったのは12人。
 嗚唖は櫻を写真に収めると、じっくりと櫻を眺める。
「綺麗なものだな。あの中を飛べたらどんな気持ちだろう」
「美しいな…、こういった所で皆と食べれば一層美味しく感じる」
 愛美は濃いめのお茶を堪能する。
「お、美味そうな弁当だな。デザート買ってきたからこっちも食ってくれよ」
 折角だからと屋台の食べ物も買ってきた静馬は、食後のデザートにと葛餅の包みを広げた。ふと周りに目をやり、見なれた姿を目にして手を振る。
「柏木先輩、これ一緒に飲みましょう」
 逸は土産物屋で手に入れた桜湯を見せる。倫悟は逸と一緒に土産物屋や屋台を廻って二人だけの時間を過ごす事が出来てご機嫌だ。
「とても美味しかったよ♪」
 友紀は作ってきたお弁当を食べる狐白を見る。砂糖入りの卵焼きと、塩入りの卵焼きも作りってくるという細やかさだ。
「美味しいデスよ、ねぇ、直貴さん」
 何度も美味しいという狐白に友紀は照れてしまう。
「うん、美味しいよ」
 直貴は狐白と共に友紀の反応を見る。
「俺はサンドイッチをを作ってきたが、矢張り自分で作った物以外を食べてみたいな」
「お口に合うと良いんですけど」
 隼人は砂糖入りの卵焼きを口に運ぶ。
「丁度良いよ」
「褒めて下さってありがとうございます」
 照れた友紀は別の容器の蓋を開けた。
「ナルちゃんに猫さん顔の形のおにぎり作ってきました」
「わぁ〜! 良いの? 可愛い〜!」
 胸元で手を合わせ、可愛いおにぎりを何処から食べようかと真剣に悩むルナ。
(「さっきの唐揚げも美味しかったですの。私も将来の為にしっかりお料理勉強しなくちゃ!」)
「桜の木の下には死体が埋まってるっていうわよね。そんな事ある訳無いのにねぇ…だって、今からかおるんを埋めるんだから」
 双子の姉である香は、マジな口調で弟の薫にいう。
「のはぁ〜! お前が言うとマジでやりそうで怖いわ!」
「何言ってるの、マジで埋めるわよ!」
「えっ!?」
 この姉なら、やると一瞬マジになった薫だが、香は手を左右に振った。
「冗談に決まってるじゃない」
「…目がマジだったぞ」

●櫻の下で
 櫻の木の着ぐるみで立って、視線を集めているのは茜だ。一緒に場所取りをするはずの北斗を探す。
 何かを感じて振り返ればそこに北斗が立っていた。
「えぇい、私の後ろに立つなー!」
 びし。顔にめり込む手刀。
「痛ってー!」
「はまりすぎた?」
 身もだえする北斗。
「あ、居た居た」
 翠姫と萌、友梨と紅華がやって来る。
「可愛い〜!」
 翠姫は着ぐるみな茜に抱きつき、ふにふにと堪能をする。屋台巡りで買ってきた食べ物をずらりと並べる。チョコバナナとたこ焼きは必須だと思う友梨だ。
「ここはハーレムの主、北斗ちゃんに任せるしかないなー!」
 萌が北斗に音頭を促し、コップを手にする。
「しょうがねぇなぁ。じゃ、かんぱー…って!」
 北斗が言い終える前にさっくりとみんなに乾杯をされてしまう。ちょっぴりいじける北斗。
「ま、気を取り直し、乾杯〜!」
「こういう時にこそ、好きな人とか…、恋のお話とか、聞きたいのです」
 紅華は大きな林檎飴で舌を真っ赤にしながら、頬も赤くする。
「抹茶2杯」
 茶屋で、抹茶を注文をして支払う秋良に慌てたのは秋都だ。
「今日位俺に奢らせてくれたってっ」
「可愛い子に奢るのは普通だと思うが?」
 何を今更と秋良。
「や、そうだけど。俺の立場って…一応男よ?」
「んな事気にしなくてもいいじゃねぇか。花でも見てろって」
 椅子に秋都を座らせると、秋良は肩を震わせて笑いを堪えていた。
「どちらが櫻の花弁が地に着く前に掴めるか競争をしよう。上手くすれば、願いが叶うかも知れないよ?」
「いいデスネ」
 シュトランセが口元に指を当て、グローリアに競争を持ちかける。雅輝は両手一杯の屋台料理を次々と攻略していく。
「ヒナアラレのお礼なのデス」
「サンキュー!」
 クッキーをバッグに入れると、帰りにでも食べようと思う。
「おっちゃん、焼きもろこしもう1本!」
 抹茶と葛粉を使ったわらび餅を食べ、ほうっと櫻を眺めているのは歌織とカナデ。
「カナとはこういう日本的なのって初めてだから、一緒に来たかったの♪」
「デートしたかったんじゃない?」
 誘ってくれた事を嬉しく思いながら、カナデはついからかってしまう。
「デートは別にするから大丈夫だもんっ」
 思わず素直に言ってしまう歌織だった。
 櫻が綺麗に見える場所にシートを敷いて、ハイネは買ってきたたこ焼きをエストの口元へと爪楊枝であーん、とする。
「駄目よ? 青海苔って気にするんだから」
 クスリと笑って言ったエストの言葉に、そうなんだとハイネは苦笑する。
(「女心って難しいね」)
 壱帆は飴玉の入った袋を持ち、次の屋台へと足を運ぶ。そんな姿を微笑ましく見ている鏡次は、振り返った壱帆がきらきらと瞳を輝かせて指さしたのは金魚すくいだ。
「勝負に手抜きはしないぞ?」
「絶対負けないんだから!」
(「泣き落としという最終兵器もあるもの♪」)
 可愛い後輩である白蛇に、武蔵は一つ叶えてあげたい事があった。時折、鶯の声が聞こえる木々の間で武蔵は白蛇を肩車すると、重さを感じさせない動きで歩き始める。
「わ…、櫻が近くで綺麗…。武蔵、ありがとう…」
(「憧れていた肩車をしてくれて」)
 小さな声で武蔵にいう。
「良い思い出になると良いのです」
 成章とシギンは櫻を眺め、その長身でシギンは降り往く花弁へと手を伸ばす。
「花と葉の調和が素敵なのですよね。一度見てみたいと思っていたので、シギンと一緒に来る事が出来て嬉しいです」
「ナリナリは、花より団子みたいだがな」
 にやりとシギンは笑うのは成章の手にある団子の皿が空になっていたからだ。
「ついつい食べてしまうのですよ」
 秀一は紅茶を、アリアは塩漬けの桜を混ぜ込んだパウンドケーキを互いに持ち寄り、並んで櫻が風に乗って流れる様を見つめる。静かな時間を共に過ごしながら、秀一が言った言葉に櫻に対する気持ちが変わるのが分かった。
「エア、満開の櫻に抱かれているなんて、ぼくたちは幸せだと思わないか」
「はい」
 アリアは満面の笑みで秀一に微笑んだ。
「久遠ちゃん、その重箱…、何段あるのかしら?」
 久遠が包みを解き、ずっしりとした朱塗りの重箱が現れたのを見て、絶佳が思わず呟く。
「10段重ねです♪ 篝先輩の好きな物ばかり詰めて貰いました」
「とても嬉しいけれど、女の子2人で食べきれる量じゃないわね…皆さんにもお裾分けしましょう」
「篝先輩、先にお好きなの選んで下さいね」
「篝先輩、青薙先輩!」
 二人の元にやってきたのは、奈月と匡臣だ。屋台をまわってきたのだろう、たこ焼き、鯛焼き、大判焼きにりんご飴、綿飴まで手にしている。
「お弁当お裾分け、如何かしら?」
「ありがとうございます」
 匡臣は礼をいうと、奈月と共に頂く。その後は再び二人の時間を過ごそうと、奥へと上がっていく。
「奈月さん」
 匡臣に呼ばれた奈月は笑顔で振り向く。パシャっと鳴る電子音。
「奈月さんの姿を櫻と共に写したかったんです」
「嬉しいです」

●いつまでも
「どいつもこいつもいちゃいちゃしやがって! …待てよ。午後はって事はだ、今は独り身のおねーちゃんが沢山…」
 早速ナンパに励もうと空之介は巫女服姿の女性に後ろから声をかける。
「それはナンパかのう?」
(「変わった言葉遣いだな」)
「おねーさん、一緒に抹茶…」
 と、言い終わる前に空之介は美鬼の打ち上げアッパーが炸裂し、飛んでいた。
「う、後ろ姿に騙されたー!」
「ミキティ、御法度ご苦労様!」
 命とアヤ、舞夢が戻ってきた美鬼を笑顔で迎える。
「舞夢の作ったお弁当を頂くのじゃ。…ん、美味いのぅ」
 命が満面の笑みで舞夢を褒める。
「林檎飴にイカ焼、たこ焼に大判焼、串焼き…何でもござれですわ!」
 屋台でアヤが買ってきた食べ物も並べられ、色とりどりの料理で埋まり、どれから食べようかと悩む位だ。舞夢が屋台料理の批評を始め、その横では美鬼ががつがつと料理を平らげていく。
 結社で自主的風紀活動をしているレディは、落ちているゴミを分別回収して綺麗にしていく。見回った辺りが綺麗になったのを確認すると、動き回った事で疲れたのか、丁度良さそうな櫻の木の下に身体を預け、気持ちよさそうな顔でうとうととし始める。その姿を見かけた蓮見は、そっとレディにストールを掛けたのだった。
 氷魚と共に蓮見は茶屋で抹茶を楽しむ。
「桜の花言葉って先輩にぴったりですね」
 氷魚が言った言葉に蓮見は嬉しそうに微笑んだ。花言葉は優れた美人というのだ。
「…花弁が着いていますよ」
 蓮見の髪にくっ着いた花弁をそっと柾世は取り払う。礼を言う蓮見。
「風景写メって、皆に見せようと思って」
 屋台で手伝いをしている円は、蓮見の姿を見つけ、ポケットからデジカメを取り出し写す。
「悪い悪い、写真撮る時は許可とらんとな」
 お気になさらずと、返事をすると今日撮影した写真、見せて下さいねと言って手伝いを続ける円の元を離れた。
「屋台ある所、矢崎あり…」
 リョウは遠く迄伸びている屋台の並びを眺めると、ふふっと笑みを浮かべ端から攻略していく。どれだけの屋台を制覇できるかは分からなかったが。
 ナイアーラトテップは、リョウより一足先に満腹になると、昼寝しやすそうな日当たりの良い場所を見つけると、お昼寝猫宜しく、むにゃむにゃと丸くなった。
「う〜ん、しあわ…せ…」
「花見よりワイは団子の方やな」
 英二は屋台の通りを美味しそうな匂いがすると蝶の様にふらふらと彷徨う。食べ過ぎで動けなくなったりするのはお約束だ。
 屋台といえば綿飴! と、早速綿飴を片手に歩き回るジナは、人とぶつかってしまう。
「あぃっ?! ご、ゴメンナサイデスノ!」
 慌てて謝るジノは、今度はぶつからない様にとゆっくりと歩き始める。だが直ぐに櫻の花弁の行方を追ったりしてしまうのだ。
「ふぅ〜」
 熱いお茶を冷ましながら櫻を見上げ、渋く漬け物などを食べているのはリストだ。まったりと時間を過ごそうと決めていたので、このままずっと過ごすつもりだった。
「此処で眺めているだけでも十分だよね」
 隣では同じ事を思っていたエンナが共感したらしく、葛菓子を口に放り込んだ。
「真に風流じゃのぅ…」
 抹茶と葛菓子の用意が出来るのを待ちながら、霞は売られている品々を手に取り、呟く。友人を誘えば良かったかなと思いつつ、抹茶を口に運んだのだった。
 お団子を手に花見を楽しむ泉美の隣に蓮見は座る。運命予報について労ってくれる泉美に、ありがとうございますと礼を言うと、小さな櫻の形をした葛菓子を勧めた。
「あ、美味しい〜」
 蓮見は三段のお弁当を作ってきた祐平に誘われて、櫻の下で一緒に楽しむ。
「あれ? 結構自分が料理できるなんて意外やった?」
 料理を口に運びながら、祐平の優しい言葉と思いを感じて蓮見は微笑んだ。
 午後から彼女とデートをする龍麻は櫻の見所を探し終えると、飲み物や菓子を購入すると、昼寝をしようと場所を探す。
 この天気の下でなら、気持ちよさそうに眠れそうだった。


マスター:東城エリ 紹介ページ
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楽しい 笑える 泣ける カッコいい 怖すぎ
知的 ハートフル ロマンティック せつない えっち
いまいち
参加者:83人
作成日:2007/03/29
得票数:楽しい22  ハートフル42 
冒険結果:成功!
重傷者:なし
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