蛍恋 2010〜夏を幾つ数えたら


     



<オープニング>


●試験週間
「………」
 アギトはばたんと教科書を閉じて机に突っ伏した。過去問がヒラヒラ舞い落ちる。
「やっぱやり慣れない事をやると疲れますよね〜」
 同居人が涼しい顔をして他人事の様に言った。
「……」
「試験が終わったら、今年も夜遊びに行きましょうか」
「…………行く」


「教室はざわついてるし、学生の皆さんは勉強も大変ですけど、それはそれとして」
 矢代・美樹(運命予報士・bn0107)は夜の学食にいて、嬉々として皆を手招いた。
「蛍を見にいきませんか?」
 川があって森があって蛍が飛ぶ深山の初夏。
 仲間や大切な人とそぞろ歩くのも楽しいだろう。
「この川は一部足湯ができる温泉になってますけど、ぬるめですね。水着を持っていけば遊ぶ事もできると思います。それで……」
 ゴーストはいないので不用意にアビリティを使わない方がよい。一般人は来ない場所だから使役ゴーストと遊ぶ事もできる。
「あとは飲酒喫煙とか迷惑行為はやめときましょう。ゴミはお持ち帰りでお願いします」
 彼はそう言うと、行く人は教室の隅で待ってますね、とにっこりした。
「教室を賑わす事件の事はしばし忘れて、美しい光の舞いを見に行きましょう。夜遊びも偶にはいいですよね」

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参加者
NPC:矢代・美樹(運命予報士・bn0107)




<リプレイ>

 日和子は群れて舞う小さな光を仰いだ。
 足元にじゃれる真ケルベロスベビーの桐月に、あの光とは遊べないのよと諭して抱き上げる。
 光はね、精一杯生きている証でもあるの。……とても、綺麗でしょう?

 森の闇は命の輝きを抱いてひそやかに能力者達を迎える。
「ほえぇ……まだこんな森があったんですねー」
 ジェニファーが驚き、日本もまだまだ捨てたものじゃないですぅと呟く。

 温い川の中、腕の中。
 光を追う疾風にてふは語りかける。
「ねぇ、今のままじゃダメなの?」
 小さな使役は唸り、金の眼が凛と思いを告げる様に輝く。
「……オメガになっても疾風だもんね!」
 不意に伝った涙を、疾風がぺろりと舐めた。

●ゆうるりと
 舞う光を愛でながら、浴衣姿の粋な男子が六人、夜のピクニックと洒落込んでいた。
「颯斗が席作ってくれたから、座ろ?」
 おにぎりいっぱい持って来てん、と流火が楽しげに皆を誘う。
「月夜野氏、蛍のお家のようでござるな」
 正成の手にはホタルブクロが、遠慮深げに俯く。
「そうそう、茶でござったな」
 彼は温かい煎茶と冷たいほうじ茶を皆にすすめ、高菜と辛子明太子のお握りをもらう。
 光韻は皆に団扇を配っていた。
「地色は全て、白だ。蛍を呼びやすいと思う。ほら、流火さんにはもちろん黒い猫」
 団扇の模様は、各人に似合う様に見繕ってみた。自分は笹の葉柄のでぱたぱた扇ぎ、菜飯握りに手を伸ばす。
 颯斗も光韻に礼を言って格子の浴衣の帯にきりぎりすの団扇を挿した。
「僕は昆布を……あ、高菜やおかかもいいですね」
 こんな所で食べるとついつい食べ過ぎてしまいますと、彼はレジャーシートの上でくつろいだ笑顔を浮かべた。
 暗がりを蛍が飛んで、男子の宴に光を点す。
 鷸は撫子の団扇に礼を言って、浴衣姿の皆を惚れ惚れ眺めた。
「皆個性が出ていて素敵だね。あ、桟敷くん、かわいいねぇ」
 山菜牛蒡握りを片手に、鷸が団扇で桟敷を指す。
「えっ、俺?」
 そうそう。
 皆が笑顔になった。
 桟敷の髪に蛍火が点り、するりと舞い飛ぶ。
「あ、あれ?」
 蛍は逃げて闇が戻り、今度は花をかざす正成の近くで光が瞬く。
 梅おかかのおにぎりを頬張りながら、蛍火は儚くて少し切ないと桟敷は思うのだ。
 またみんなでどこかへ遊びに行けたらいいな……鷸の言葉に頷きながら。

 光に導かれて森を彷徨うにも素敵な宵だった。
 竜兵はリーゼロッテの足元をランプで照らしてやった。先程からリーゼは心を奪われた様に光だけを見つめていたけど、竜兵は彼女の指と首に光るアクセサリに気付いていた。
 ふいに手を取られて、リーゼロッテは驚いた。
 ランプを消して二人蛍を追う。繋いだ手は暗い夜が隠す二人の秘密だ。また一緒に……と呟いた彼女の声は竜兵に届いただろうか。
 優輝は月子にアイス珈琲を水筒から注いだ。二人森を散策し、花々の名前を語った。こんな季節なのに森の夜は過ごし易い。今度は優輝に珈琲の説明をききながら、月子は一口含んでハッと笑顔になる。
「とても美味しいです」

 足元、気を付けてねと狼華を気遣うのは遥日だ。
 腕を組んで森を散策し、開けた場所に手拭いを敷いて蛍を眺める。
 見慣れているはずなのに、一緒に眺める蛍火は呆れるほどに新鮮だった。
「素敵ですね。蛍が光る理由、ご存知ですか?」
 幻想的に見えるけど、大切な相手を探して点る光……遥日はそっと彼女の肩を抱いた。
「きっと、蛍達も大切な相手に巡り合えるよ。俺達が巡り合ったように……」
 唇が触れ合う。
 星が輝く。
 初夏の森は優しい闇と瞬く小さな光に満ちていた。
 緋邑も蛍の群れに足を止めた。川音が聞こえるこの辺りにも蛍はたくさん飛んでいた。
 繋いだ手をそのままに、桜に聞く。
「俺、実際にこうして本物見るのは初めてなんだ。桜はどうだ?」
「ううん、私も初めてだよ」
 小さな光が可愛いなと二人は蛍を見上げる。
 そのうち桜の近くまで飛んで来て、緋邑がふっと笑う。
「桜の周りに螢が集まると……」
 もっと綺麗で可愛いな、とチュッとキスした。真っ赤になった桜を連れて、再び歩き出す。

「華恋ちゃん、早く早く!」
「あわわっ、崇さん、あんまり急いだら危ないですよっ」
 ぐいっと手を引かれるから、離さないようぎゅっと掴んで、二人は森へ突き進む。
 やがて崇は見つけた蛍にジャンプしてみるが……。
「へへ、こけちゃった」
「大丈夫ですか?」
 慌てて駆け寄る華恋に、崇が照れ笑いを返した。大きな図体のコーちゃんがべろんと舐めてくれる。
 それからは、彼等は菓子を食べつつ蛍を眺めて楽しんだ。
 崇が言う。
「こっちのお菓子はあーまいぞ」
 また一緒に来ようねって約束も忘れない。

●きらきらの雫
「星空も蛍もすごくきれい」
 今夜は試験が終わってひと息。
 アゲハは冷たい麦茶を取り出した。紺地の浴衣に咲く白い花が夜目に鮮やかだ。
「俺はねー」
 儚はソーダに金平糖をころんと落とす。最近星の菓子は砂糖味とは限らない。
「ほら、お茶に添えてもいいよ?」
 二人は美樹達にもお茶としょわしょわをあげた。二人は礼を言って不思議そうに味わう。
 星なんだから願い事を叶えてくれてもいいのにと言う儚に、皆は割と真顔で同意した。

 愛美はアギト達にフランを紹介した。
「いい子だし、もふもふなのねー♪ 触ってみる?」
「いいの?」
 美樹がオメガを撫で、アギトは不器用にわしゃっ……フランと目が合った。
「で、愛美は何してんだ?」
 過去の思い出、蛍と一緒に飛んでけーと彼女は紙飛行機を飛ばす。
「これは答案用紙だからゴミじゃないのね」
「おい……」

 この時期すっかり恒例になった蛍見物で、怜はアギトに聞いた。
「ねぇ、蛍は好き?」
 答えは想像通りだ。
「じゃぁ、蛍以外では? やっぱり黒燐蟲?」
「あいつらはまぁ俺自身だからな」
 お互いからかってんだか真面目なんだか。
 そして森の道が続く先では。
「お二人共……蛍に連れて行かれないで下さいね?」
 突然の声に蘇芳と美樹が立ち止まる。
 睦月は、光――二人を飾る蛍火に魅入られた如く足を止めていた。
「すみません、変な事を……」
「大丈夫、誰も睦月を置いていきませんよ」
「はい」
 三人が再び歩き始めると、せせらぎに混ざって楽しそうな声が聞こえてきた。

●蛍観温泉
 雛菊と龍麻は川辺で派手に遊んでいた。
「それっ、隙あり!」
 雛菊が水鉄砲を発射して龍麻が慌てる。
「あれっ」
「えっ?」
 つるん?
 けど雛菊の手を掴んで龍麻がニヤリと笑う。そのまま道連れに盛大に水飛沫を上げて倒れた!
「引っかかったー♪」
「あ〜、ひっど〜い!」
 ご免と謝り、龍麻は笑顔で足湯に誘う。具合よく知人達もやってきた。
「美樹お兄ちゃーん」
「おーいアギト、こっちこっち」
「大丈夫ですか?」
「何やってんだ、お前等?」
 彼等は賑やかに足湯に向かった。

 川辺で憩う者達も多い。

 青葉は砂糖水に誘われた蛍は祖霊に似ていると思い、真昼はそんな彼女に怪訝な顔でミント水を勧める。
 一方茅は飲料水に関係のない話しを始めた。
「蛍は死んだ人の魂だと言われている」
 想い人と魂や昔は云々と浪漫を語るが、真昼が真っ青になった。
「恋する乙女が蛍に変身……想像するだに恐ろしい話です」
「怪談ではないよ」
 一方青葉は蟲の事など考えていたが、結局アギト達に会うと普通の挨拶をした。
「今晩は。素敵な夜ですね」
「おう青葉」
 真昼はこの機会を逃さない。
「ミント水をお供に、足湯にご一緒――して下さい! お願いします! 」
 茅がとうとう浪漫を諦めて怪談話しを始めていたのだ。
「美樹、恐かったら遠慮なく私に……」
 おや、誰もいない?
 聞こえるのはせせらぎの音だけ。

 葛も川辺に座っていた。満天の星空と明滅する蛍と、去年と同じはずなのに別物のように力強く輝いてみえるのは……心境の変化って奴でしょうか。
 さっきアギト達に会ったら久しぶり元気だったかと相変わらずだった。
 来年も来られたらいいなぁと葛は星を見上げる。

「昨年も来ましたがやはり良いですね。温泉は体を、蛍の命の輝きは心を癒してくれます」
 克乙は美樹達にそんな話しをした。隣の乙姫もちょこんと頭を下げて、皆はまったりお茶を片手に写真や色々な話しを楽しんだ。
 温い湯は心地よく、夜風にさわさわと草木が揺れる。
 ジローは美樹とアギトと、蛍と星を眺めた。
「蛍も星みたいですけど、願い事をしたら叶えてくれますかね?」
「さあな……」
 アギトは夜空を振り仰ぐ。
「あ、流れ星ですよ」
 美樹が身動きすると湯がちゃぷりと音を立てた。

●川遊び
「明先輩、見て見て、似合いますか?」
 優緋がピンクミニの浴衣で内田オフィス同好会の先輩におしゃまに言った。
「ふむ……それは今風の浴衣というヤツだな。良いと思うぞ」
 えり子もルナにもそれぞれ素直な感想を言う。皆今夜は浴衣で何だか雰囲気が違った。
「隣で足湯……入らせてもらうよ」
 カルスも皆を誉めたが、自分も朝顔の浴衣だった。
 明はえり子の父上にも声をかける。
「オヤジさんにはこの足湯というのは何だかお似合いですな……」
「お父さんは今日もイヴちゃんと仲良く楽しそうですね」
 えり子がくすくす笑う。イヴの主のルナはわたわたしていた。
「あっ、気を付け……ぬれモラになっちゃった」
 その間にも夏果がお弁当にお茶やお菓子を準備する。
「皆様いかがですか? 私は……今夜はほどほどに……」
 そう言うけどごっくんと腹ペコそうな様子は隠せないが、
「遠慮なく食べちゃって大丈夫ですよ」
 えり子のフォローにちょっと嬉しそう。
「そういえば、ホタルの好きなものって何かな?」
 ルナが駄菓子を並べると、カルスも言う。
「蛍がお菓子好きだといいな」
「ほたるもお菓子食べてくれると良いですよね」
 えり子が微笑み、夏果はチカリと瞬く光を見上げた。
「蛍……たくさんいますねぇ」
 夏果は懐かしい童謡を小さく口ずさむ。
 優緋が唄に耳を傾けながら、お弁当を頬張る。初めての皆とのおでかけに彼女の瞳も星みたいに輝いていた。
 カルスは蛍の舞いをじっと見つめる。皆それぞれ……こんな綺麗な夜を一緒に過ごせるなんて又とないことだね。目を閉じると優しい唄が心に沁みた。

 ――さてこちらは蛍に見とれる隙もなく。
「兇、ちょっとコレ見てみ?」
「何、姐さ……ぶわっ!?」
 瑞鳳が水を飛ばして、兇が応戦する。二人とも仲良く水着で思い切りはしゃぐ。
 でも一段落したら、あまり騒ぎすぎると蛍たちの邪魔になるかなと瑞鳳がひっそり彼に寄り添った。
 蛍がちかちか、静かになった川辺を急ぐ。
「今年も兇と一緒にここにいれて幸せだなぁ」
 同意する彼の濡れた髪に、瑞鳳はそっとキスを落とす。
「お、あれすげー綺麗! ……ん、赤くなってどうした姐さん?」

 直人の連れはどうも落ち着かないらしかった。
 足ツンツン。お湯ちゃぷり。
「……篠田」
「ん? 俺は何もしてやがりませんわよーォ」
 直人が派手に湯を蹴り上げた。
「……って、あにしやがンよーォッ!」
 春一も負けない。
「ホタル逃げちまうじゃねーか」
 ――盛大な水飛沫。
 だが騒ぐのをやめると春一には……こう静かだと綺麗過ぎて怖ェっつぅか不安になりやがるんだよな。
 直人を横目で見、飛んできたデコピンに笑顔が浮かぶ。
「あ? 何しけた面してんだ」
「……なんでも無ェっつーの。ばーか」

 蛍は今年も沢山飛んでいた。

 去年は結社の皆と来たが今年は二人……祥は茶が山盛りになるカップを見ていた。
 クロリスは中国茶を表面張力いっぱい注いであげて、祥の桃ゼリーにブツブツ言った。
「容器はもうちょっと気を使いましょうよ」
「腹に入れば一緒じゃね?」
「……頂きます。ん、おいし……まあまあかな」
「まあまあかよ!!」
 そんな感じの二人だが、クロリスはばしゃばしゃしつつ言った。
「いやあ、良いデートになりましたね」
「うわっ、何強調してんだお前!」
「……デートだよ? デ・エ・ト」
 照れる祥の周囲を蛍がとぶ。

「あ、章姫、イクス様の分まで食べたら駄目ですよ」
 燐が注意すると、章姫はイクスにつぶらな瞳を向ける。
「もきゅ!? ……きゅぴ〜?」
「どうぞ。食べていいよ」
 どうもあの目には弱い。章姫を抱きしめてやりながら、イクスは燐と足湯に向かった。
「水着、持ってくれば良かったです……」
「それなら、夏はもう目の前だし、次は海にでも一緒に行こう」
 なぜか恥ずかしそうな燐にイクスは念を押しといた。
「約束、ね?」

「うわぁ……蛍ってこんなに綺麗なんだ」
「ええ」
 明滅して飛ぶ沢山の光は儚くてとても美しい。
 里玖と伊澄の兄妹は足湯に並んで暗がりを見つめていた。
「お兄ちゃんから、どこか行こうだなんてめずらしいね?」
 伊澄が幸せそうにちゃぷりと足を動かした。
「最近よく頑張っている様ですから、たまには……」
「……熱ある?」
「なんでそうなるんですか?」
 何だかしゅんとした兄に、妹は囁く。連れてきてくれてありがとう……。
 また誘うとしましょうと反省する里玖は、小さな感謝の声を聞きそびれた。

●夏を幾つ数えても
 裏山温室同好会の一行は森でくつろいでいた。流羽が点した風流な提灯が、闇をぽっと祓う。
「琥狛、我慢ですわ。蛍さんを驚かせてはいけませんの」
 宵桜の浴衣は睦那で、同柄の扇子片手にケルベロスベビーに話しかけた。
 琥狛の鼻に光が点滅し、彼は払いのけようと懸命だった。
 流羽が灯りを小さく絞る。
「キレイだねー♪」
 手を伸ばすと、蛍は琥狛の鼻を解放してやって来た。
「……気にいられたみたいだな」
 京護は穏やかに蛍を見つめ、飲み物を口にした。沢山広げられた食べ物や飲み物、敷物も……ああ、決して重くはなかったぜ?
「お、良ければ摘まんでいかないか?」
 暗がりを通りがかった二人連れに声をかける。
「桐生さんや、学生さんはテストお疲れ様です」
 藤次郎がカメラを構えて客に挨拶した。美樹達を交えて写真を撮る。
「幻想的で、とても素敵ですわ……」
 睦那が改めて蛍を見つめて呟いた。
「大事な景色です、後片付けもきちんとしていきましょう」
 藤次郎の言葉に京護と流羽がゴミ袋を取り出した。
 時が経つのは本当に早い。
 同じ頃、ゴミ拾いを心がけていたジローは森で紙飛行機をみつけていた……。

 輪音と鉄にとっては三度目の蛍狩りだった。
「今年も一緒に来れて、よかった」
「……ええ、本当に。貴女とこれてよかった!」
 二人想い出を連れて夜を歩く。蛍の美しさ、繋いだ手の温かさが、また新しい思い出になる。二年前、昨年、そして今……。
「ね、鉄くん」
 輪音はふと足を止めて、繋いだ鉄の手を両手で包んだ。
 天にも地にも輝く光の中でそっと囁く。
「今年は、わたしからの『おまじない』、受け取ってくれますか?」
 目を閉じて、二人の距離が少しの間零になる。
 はにかむ輪音に目を開けた鉄が微笑んだ。
 ――来年もこの光を、きっと一緒に見られます様に。


マスター:水上ケイ 紹介ページ
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楽しい 笑える 泣ける カッコいい 怖すぎ
知的 ハートフル ロマンティック せつない えっち
いまいち
参加者:54人
作成日:2010/06/21
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