≪Kingsport≫武者修行〜海坊主の夏 美しき人魚の海 の段〜


<オープニング>


「ああ、なんて青い空なんだろう」
「ほんとうだね、このまま泳げちゃいそうだよ」
 遠い目をした、禊と、瑠美那。
 彼女達の目の前には……というか、この辺り一帯が紺碧の色で染め上げられている。
「……二人とも現実を見るんだ。ここはどう見て海の底――あえて言うなら特殊空間だ」
「えー」
 雷華の言葉に思わず溜息混じりに声がこぼれる。
「どうして、こんな、ことに……」
 善二も意気消沈。
 ほんの少し前まで海岸を歩いていたはずなのだ。
 もう少しで、海で遊べていたはずなのだ。
 なのに、この仕打ちは――!
「ところで、あの変態さんは放っておいていいのですか?」
「「うっ」」
 綺沙が見たくないものを指差している。
「やはり、倒さねばどうにもならんでござるよなぁ?」
 分かっている、分かっちゃいるが……。
「はぁ」
 仕方なく、陰野もそっと見た。
『ヴェッヘッヘ』
『巨乳にしてやろうか〜?』
 やっぱりいた!
 方や巨体にマッチョにスキンヘッドにサングラスと、敬遠されそうなパーツが集まっている上に、とってもいやらしい笑みを浮かべている男(変態)。
 方や百貫デブの中年はげ――更に海の魔物のような格好。
『ああ、これは人魚なのだよ。美しいだろう〜』
「「うっ」」
 不気味なポーズに……とても直視したくない。
『そこの巨乳にしてやろうか〜?』
「わたしですか?」
 しかもターゲットは綺沙。
 どうやら、そういうのがお好みのようで……やっぱり変態だ!
「くそっ、俺が罠に掛かってさえいなければ」
「そろそろ、マヒも解けるだろうから頑張ってくれ」
 それを見て悔しがるヴィランを、百地・いろは(高校生呪言士・bn0209)が励ます。
「しかし、あのクラゲみたいなのは厄介だ」
 ふわふわと浮かぶクラゲの群れ。
 接触すると、ヴィランのようにマヒしてしまう。
「もう一掃してしまうのがいいのかもしれません」
 蛍が鬱陶しそうに詠唱兵器で払い除ける。
「ふふむ……まぁ、やるしかないか! あの辺も全部纏めて!」
 そう言って、禊は再び奴らを視界に入れる。
『ヴェッヘッヘ』
『巨乳にしてやろうか〜?』
「うわー、やっぱり近づきたくないかも」
「わー、近づいてきた」
「「きゃあああああ!!」」
 ……とりあえず、戦闘開始?

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参加者
先旗・禊(鬼炎万丈・b59818)
胡桃堂・蛍(曳かれ者の小唄・b60497)
夢見・瑠美那(真月の光が翔ける空・b61838)
蠣崎・綺沙(まじかるすとーむりりっくきさ・b62626)
御門・陰野(中学生水練忍者・b67201)
ヴィラン・アークソード(昇竜魂絆・b70542)
御雷・雷華(黒き雷・b72662)
五六・善二(キンバルト・b76526)
NPC:百地・いろは(高校生呪言士・bn0209)




<リプレイ>


「せっかくいろはも誘って、海に遊びに来たはずなのに、何故こんなことに!?」
 先旗・禊(鬼炎万丈・b59818)の目におぞましい物体が映る。言葉にするのも嫌なそれらは、軽快なステップで獲物を追っていた。
「ううむ、皆で親睦を深める為に来たと言うのに大変なことになったでござるなぁ」
 どうしたものかと、御門・陰野(中学生水練忍者・b67201)が視線を右へ左へ。
『――頂くーー!』
「来るなーー!」
 まさに一寸先は闇。
 情念と妄執の塊と化した地縛霊は別の意味で人の領域を超えていて、
「なんて性質(たち)の悪い奴らだ……というか、この手の輩の相手はしたくない」
 百地・いろは(高校生呪言士・bn0209)なんて涙目で逃げ惑っている。
 追い掛ける海坊主のような地縛霊の手はいやらしくわきわきと、目はギラギラと燃えていて――とてもじゃないが、近くには行きたくない。というか、近づいてくるなぁあああああ!
「みんな、現実から目をそむけるな」
 そこに、御雷・雷華(黒き雷・b72662)が一喝!
「ここにはただ、変態で海坊主な地縛霊と、変態でキモイ地縛霊、そしておまけのクラゲがいるだけ。そう考えれば……なんか逆に怖くなった気がするのは気のせいか?」
 って、当人も怖がってるじゃん?!
(「本当に何故こんな変態共と戦わなければならんのだ……。俺は狙われてなさそうだから気楽ではあるが……」)
 頭を押さえながら、ヴィラン・アークソード(昇竜魂絆・b70542)が敵を見遣る。
 すると人魚(らしきもの)と目が、合った。
『うふ〜』(ウインク)
「……ぐっ」
 ヴィランが総毛立つ。
 ……甘かった、こんな展開(シナリオ)で安全圏なんてあるはずもない!
(「……しかしこうも正反対の嗜好の持ち主がよく同時に現れたものだね」)
 胡桃堂・蛍(曳かれ者の小唄・b60497)が人魚と海坊主を見比べて溜息を吐き出した。
 早くも事態は混迷を深めている……。
「みんな! ここは狙われている者を囮にしてその隙に反撃だ!」
 ようやく、禊が事態の収拾に取り掛かって、
「海坊主の引き付け役は……いろはと雷華に任せた!」
「ああ、今回は抑え役にいろはがいるから安心だな! 俺はこのとおり、詠唱兵器のライダースーツで全身を覆っているから、残念だが海坊主の気はひけまい」
 言って、禊と、雷華がそっと、いろはの背に手を回す。
「ま、待て! ここは話し合おう」
「あとは任せたぞ、いろは!」
 嫌がるいろはの肩を、雷華がぽんっと叩いて最前線へと送り出す。

 ――いやぁああああ!

「海坊主はこれでOK♪ 人魚は、他のみんなに任せた!」
 禊の言葉に、蠣崎・綺沙(まじかるすとーむりりっくきさ・b62626)が自分を指差す。
 どうにも人魚が狙っているのは自分と、
「………」
「あ、あくまで作戦上の選択なんだからね! 人魚の攻撃を誘導できるかもしれないでしょ!」
 あまりにも女性の水着が似合過ぎている、蛍だ。
『大丈夫、焦らなくても』
 言葉尻にハートマークでも付いていそうな猫撫で声を出して、人魚がウインク。
 狙われている! 狙われている!!
『うふふ』
 綺沙と、蛍が思わず後退り、代わりに人魚が前へと進む。
「持って来た西瓜さんがどこかに行っちゃったし、早く探してあげないとね」
 それを見ながら、夢見・瑠美那(真月の光が翔ける空・b61838)はのんびりと戦闘準備を、
「まぁ、さくっと倒して海で遊ぶでござるか。水辺は水練忍者の本領発揮でござる」
 陰野もようやく武器を構える。
 おや、意外や意外。二人は安全圏のようだ。
 ……まあ、いつまで持つかは分からないけどねっ!


「さあ、頼んだよ」
「花天月地、白花望月……!」
 特殊空間を白燐蟲が飛び交い、竜巻と化した吹雪が覆いつくす。
 瑠美那と綺沙――二人の少女が起こしたそれらが浮遊するクラゲをあっという間に駆逐した!
「あ、散っていく海月は綺麗かも……」
 と、禊が場違いな感想を。
(「目立って、目標にされるとかはないよね……ないよね?」)
 瑠美那は心配そうに、海坊主と人魚の動向をうかがう。
『ふっ……』
 海坊主がキミとは一生縁が無そうだと肩をすくめ、人魚はあと五年早ければと残念そうな顔。
「……禊先輩も狙われているのに、何か釈然としない」
 不満を顔に出した瑠美那をよそに、前衛はもう間合いを詰めている。
「さて、行くでござるよド変態!」
 陰野が側面から回り込み。
 正面からは、五六・善二(キンバルト・b76526)が……。
「控えめに言っても、直視すると、目が……!」
 なんと! 人魚がくねっと、しなを作っているではないか?!
 注目を浴びているのでサービスでもしているつもりか!
「人魚さんってあんな感じだったかな?」
「……どう見ても、怪物だろう……」
 瑠美那は首を傾げ、禊が有り得ないとばかりにうめき声を漏らす。
 嗚呼、なんという有害物体!
「水遁奥義! 爆水掌!! っで、ござる」
 おっと、陰野に思いっきり突き上げられ、巨体が宙を舞う!
『あっはぁあああん』
 まるでスローモーションのように、不気味な物体がみんなの視界を汚していく。
「うざいんだよ!」
 そこに、蛍がローリングバッシュで思いっきり踏みつけた!
 むぎゅうと、変な声を出したかと思えば、人魚の周りにはお星様が(気絶)。
「よし、今がチャンス……えっ?!」

「……ううっっ、やめろぉ」

 そこに飛び込んできたのは海坊主に捕まった、いろはの姿。
 太い腕から逃げようともがいているが、万力に掴まれたかのように一向に抜け出せない。
「いろはを離せ!」
 雷華が電光石火の蹴りで割り込む、だが――。
「な、なんだと……?!」
 その足が掴まれた。
 これも欲望の成せるわざか……ともかく、この地縛霊達。こういうことに関しては達人の領域だ。
『ヴェッヘッヘ』
「……くぅぅ」
「……離せ」
 たおやかな胸が大きく歪んでいく、いろはと、雷華の表情も同様に……。
「やめ……、いま全身の感覚が……」
 とうとう艶のある声まで。
 どうやら、雷華はいろいろとまずい状況のようだ。
「破廉恥、破廉恥な……!」
「……向こうも酷い事になってるなぁ」
 善二と、蛍の手が止まった。

「……退魔、呪言、突き!!」
「おのれ海坊主! 刺身にしてやる!」

 直後、海坊主が凄い勢いで仰け反った。
 怒り心頭に発したのか、ニ人が鬼神の如き形相に。
「……怒らせると怖い」
『……まったく』
 それを見守る能力者達と、人魚?!
「……いつの、間に?!」
 慌てて、善二が距離を取る。
 だが、人魚のおぞましい微笑が、視界を捕らえて離さない。
「……うっ、このでっぷり具合が、良い……!」
 他の者も気付いた時には既に遅く……。
「なんて美しいんだ……」
「ふゃー……みとれ……」
「ああ、なんと美しい笑みなのか! 愛する妹の次に美しい……!」
 ああっ! ヴィランが、綺沙が、陰野が次々と魔の手に堕ちた!
『さあ、おいで子猫ちゃん♪』
「綺沙ちゃん、しっかりするんだ」
 蛍が必死に呼び掛けながら、綺沙を押しとどめる。だが、彼女は虚ろな瞳で見返すのみ。
『美しさとは罪なのよ。もう、お前達は私の虜〜、今度はひれ伏すのだ〜』
 ひけらかすように、再びしなを作る人魚。
 魅了された者達が膝をつき、手を床につこうとして、
「――る訳ないのですよっ!?」
 あまりの要求の、綺沙が正気に返った。
 それを皮切りに他の魅了された能力者達も正気に返っていく。
「やっぱり、体形も限度が」
「アレを一瞬でも美しいと思ってしまうとは……」
 善二と、ヴィランが魅了されてしまった事実に大きく肩を落とす。
『それでは、アンコールにお応えしてもう一度――美しい人魚の微笑を!』
「「してない!」」
 さすがに二度もさせる能力者達ではない。
 自らの誇りのためにも、また魅了されてなるものか!
「……消えろ」
 いつの間にか近づいていた、陰野が冷淡に切りつける。
 凍てつくような表情は怒っているよりも遥かに恐ろしい!
『おおっ、そんな怒れるあなたに愛のプレゼント〜♪』
 と、今度は焼きそばパンが宙を舞う。
「何故俺なんだ!? しかも、この焼きそばパン不味い!?」
 何やら、ヴィランが被害を受けた模様……。
「ああ……人魚側も、酷いことに……」
 ちらっと見て、禊が顔を伏せる。
 能力者達も健闘しているが、やはり敵も然るもの引っかくもの。というか、欲望パワー恐るべし!
『ヴェッヘッヘ』
「おおぅ、海坊主がこっち見てる気がする」
 気がつけば、真っ直ぐに突き刺さるような視線が! うん、気のせいじゃないです。
『ヴェッヘッヘ』
 飛んだ! あの巨体が平泳ぎのようなフォームで飛びかかってきた!
「しまった……ひゃわぁあ!? よせ、止めろ、触るなぁー!?」
 油断大敵。そしてご愁傷様。
「また性懲りも無く!」
 助けようと割って入る、雷華。そして後に続く、いろは。
『ヴェッヘッヘ、飛んで火にいる夏の虫よ』
 攻撃を喰らいながらも、二人を再び捕獲。
「……敏感になったままなのに……あぅ」
「……いやぁああああ!」
 恐るべき豪傑。
 三人を相手にしながら、代わる代わる餌食にしていく――。
「沈め、変態坊主!! 獄炎撃!」
 けれど、ダメージはかなり蓄積している。
 禊の紅蓮撃を初め、他の二人も乙女の怒りをそのままに最大火力をガンガンぶつけている!
(「それにしてもあの海坊主……。巨体でマッチョでサングラスとは、俺も同類に思われそうだったが」)
 ヴィランが横目に見て、心の中で手を合わせた。
「直に終わるな」
 ならば、後は人魚を容赦なく叩き潰すのみ。
「もう逃がさないのですっ」
「さあ、観念するんだね」
 綺沙と、蛍が攻撃を合わせる。
『ぐはぁぁ、嫌だ……まだ女の子の胸を触っていない』
 よろけながら漏れるのは、こんな声。
 嗚呼、本当にダメな地縛霊だ。
「人は、中身が大事。エベレストでも、大平原の窪みでも、関係ない」
『そんなことはない! あの微妙なラインが醸し出す厳粛なる美が理解できんのか!!』
「「できるか!」」
 善二への嫌過ぎる返答に、周りから思いっきり突っ込み(攻撃)が入った!
『……かくなる上は』
「あっ、まずい……?!」
 人魚がまた操ろうと微笑を浮かべる。
「よく見れば前衛的な美……ふつくしい……」
「……また、みとれて」
 ふらふらと近づいていく、蛍と、綺沙。
『さあ、いただきまーす』
「うひゃわぅ!? んっ、ちょ、やめ……っ!?」
「ひゃっ……」
『こうだ! こうでなくては! あっはははははは!!』
 念願叶って高笑いを上げる人魚。
「……なんて哀れな。待ってろ、いま助ける」
 もっとも、ヴィランが赦しの舞を踊れば、
「人の身体を何だと思ってるのですかこの地縛霊……早く消えるといいのですっ」
「ねえ人の彼女に何してくれてんの? 聞いてんのかおいコラ?」
 正気に返った二人がすぐさま最大火力を叩き込んだ。
 他の能力者達もそれに続き、
『げふっ、がはぁ、べほっ、あばばばばばばばばば』
 猛攻の前に――人魚はあっという間にオーバーキル!
 でも、その顔は何だか満たされているような、
『ふっふふふ、我が生涯に』
「さっさと成仏しろ!」
 ……あっ、ヴィランの瞬断撃で掻き消えていった。


 ようやく平和を勝ち取った能力者達。
 既に男性陣は水着に着替えて、女性陣が現れるのを待っている。
「むっ、来たようだ」
 ヴィランがゴツくて黒いサングラスのずれを直しながら、視線を投げかける。
「やっと海を満喫出来るねっ♪」
「まったくまったく」
 瑠美那が最先端メイド水着で、禊はビキニにおしゃれなパレオと双方共にポイントは高い。
 その奥からは、雷華がイメージ通りの黒いビキニ姿で、いろはも白いセパレートで登場。
 更にその奥にはスクール水着を着た綺沙の姿が。
「……ちょっと恥ずかしいのですっ」
 照れたその様子もまた可愛い。
 さすがは銀誓館女子。いずれも甲乙付けがたい美少女達だ。
「西瓜をもってきたー! いざ、割って食らってやろう!」
「あっ、ボクも持ってきたよ」
 そこに、禊と、瑠美那がまずはスイカ割りをしようと――高くかざす。
「おお、すいか割りでござるかぁ、しかしみな一部がすいか並でござるなぁ……」
 陰野がしげしげと一部の人の更に一部分を見つめる。
「我が妹が羨ましがるでござるよ、分けてやってくれんでござるか?」
「……スイカの隣に置く人は決まったね」
「うん、異議なし」
「おや、みんな目が怖いでござるよ? ……うおっ、何をするでござる?!」
 哀れシスコン、砂浜に埋まる。
 というか、あの戦闘が無ければ、ここまで酷くはなかったであろう。
 怨むなら地縛霊を怨むといいよ。

 ――ぎゃああああ!

「酷いめにあった分は、思いっきり遊んで忘れるといい」
 ヴィランが掘り起こされた陰野の肩を叩く。
 その後ろでは美味しくスイカが頂かれている。
「良く冷えててとっても美味しいねっ♪」
 ご満悦の瑠美那。
 他の女性達も気のせいか、鬱憤が少し晴れたような感じもする。
「次は、ビーチバレーなんて、どうだろう?」
 今度は、善二がボールを持ってきた。
「いいね」
「じゃあ、やりましょう」
 休憩は終わりとすぐさま次の遊びへ。
「いろは先輩、覚悟っ!」
 そこに、瑠美那の撃った水鉄砲が直撃!
「やったな……えっ、えええ?!」
 当たった腹部を確認すると、いろはの白いセパレートが透けているではないか?!
「塗れると透けるから注意……遅かったか」
 とは、貸した当人である雷華の談。
「……わあ」
 善二が慌てて手で目を隠す。でも、指の間隔が広くて全然隠せていないのは男のサガか。
「うにゃ……とってもセクシーだね♪」
「……み、見るな」
 瑠美那の声に、いろはが赤面して縮こまる。
 お腹の周りだけなんだけど……うん、エロイ。
 しかし、裸よりも濡れて透けている方がエロく感じるのは何故であろうか。
「背中もやってみる?」
「……勘弁してくれ!」
「――向こうは騒がしいな」
 そんなことになっているとは露知らず、蛍は海辺で、綺沙と一緒に水を掛け合っている。
「蛍さんー、そーれっ、なのですっ!」
 水が飛散していく。
 綺沙のぱしゃぱしゃとはしゃぐ姿に、蛍は目を細めながら、
「あはは、やったなー♪ お返しだー!」
 と、両手で水をすくった。
 夏の日差しの中、弾むような二人に周りの声など不要なもの。
 こうして楽しい時間は過ぎていき(一部の人は除く)、
「そろそろ腹が減っただろう? バーベキューの準備ができたぞ」
 ヴィランが仲間達を呼ぶ。
「沢山あるから遠慮せず食ってくれ」
「もちろん♪」
 夏の海に楽しい声がこだまする。
 まだまだその声は止みそうにはなく、
「ところで、もうあのセパレートは着ないのかな?」
「当たり前だ!」
 ……もうひと波瀾ぐらいあるかもしれない。


マスター:てぃーつー 紹介ページ
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参加者:8人
作成日:2010/08/11
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