≪白椿≫逢魔が時に、来るもの


<オープニング>


 ……見つけた。
 ……見つけた。見つけた。
 ……見つけた。見つけた。見つけた。

 人ならざるものたちが囁きあう。
 時は夕暮れ、逢魔が時。
 いずこから現れたのか、人ならざるものたちは集いて獲物を狙う。

 それは愉悦と共に。
 それは狂気に共に。
 それは渇望に共に。

 歩みに迷いは無く。
 その先に見えるのは一軒の古い日本家屋であった。

 のんびりとした一日が終わろうとしている。
 夕日を眺めていた、虎信が微かに眉をひそめた。
「……うん? 雨か」
 空が曇りだしている。
 暗雲が立ち込めるという言葉もあるが、それ以上に嫌な予感がしてならない。
 虫の知らせ? それとも直感?
 多くの修羅場を潜り抜けてきた経験が――何かを告げている。
「どうかしました?」
「………来るぞッ!」
 窺う咲葉に、返ってきたのは警告。
 と、同時に塀を飛び越えて庭先に人影が踊りこんできた。
「……な、なに?!」
「……もしかして、噂の襲撃者?!」
 ヒナタが固唾をのんだ。
「ナンバードでしょう。わたしたちもいよいよ目をつけられたんですねー」
「……し、四季光先輩は余裕がありますね」
「そんなことはありませんよー。とはいえ」
 鈴夏の言葉を、タイヤキを食べていたノエルが継ぐ。
「数が多いようだね」
 襲撃者は全部で八体。
 いずれも抗体兵器を展開している。手練と見て間違いない。
「なら、仲間が来るまでは凌ぐとするか……おっと!」
 砌が喋っている途中で、強風が吹き抜けた。
 咄嗟に身を引いてこれを凌いだが、襲撃者は既に動き出している。
「口上も無しとはつまらん奴らだッ! まあ、倒すことには変わらんがな!」
 言いながら、虎信もこれを迎え撃つ。
 戦いは始まりと同時に熱を帯び、庭園のあちらこちで火花が散る。
「騒がしいですねえ。どうしたのです……か?」
 そこに騒ぎを聞きつけた、小鳥が障子を空けて絶句した。
 目の前に広がるものが一瞬信じられない。
「よりにもよって、ここを襲撃してくるとはねぇ……」
 傍らの、静蓮も同じような思いだ。
 平穏と思っていた場所が、突然このような有様……。
「いいところに来た。手伝えッ!」
「……はい!」
「言われなくても」
 言葉はすぐさま剣戟に飲まれる。
 同時に雨も降り出し、戦いは次なる展開を迎えようとしていた。 

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参加者
銀・静蓮(怪力乱神・b01195)
日下部・砌(ゲイルトレーサー・b01206)
平良・虎信(荒野走駆・b15409)
四季光・鈴夏(それなりの踊り子・b17409)
水無月・小鳥(胡蝶の舞姫・b41331)
ノエル・ローレンス(月夜のヴァンパイア・b47497)
安心院・ヒナタ(金曜日に降る雨・b51011)
橡・咲葉(メルヒェン・b69256)



<リプレイ>


 繰り出された槍が頬を掠める。
 すぐさま距離を詰めようとするが、戻しの早さに足を止めた。
「やれやれ、噂のナンバード御一行様を歓迎することになるとはね」
 日下部・砌(ゲイルトレーサー・b01206)が二本のナイフを手に、間合いを、そして隙をはかる。
「まったく。ゴーストに狙われる立場になるとは思ってもいませんでした。ともあれ、降りかかる火の粉は払わねば、ですね」
 背中合わせに立つ、安心院・ヒナタ(金曜日に降る雨・b51011)が同意を示し、蛇鞭を振るう。次の瞬間には鈍い音が走り、詠唱兵器と抗体兵器がぶつかり合って激しく火花を散らした。
 片時も止まってはいられない。
 絶え間なく、攻守が入れ替わり、
(「……たいやきタイムに……何故……来ましたか……」)
 楽しみを奪った罪は重いと間近の敵に、ノエル・ローレンス(月夜のヴァンパイア・b47497)が3点バーストで銃弾を撃ち込めば、被害を最小限に抑えながら敵はレイピアで切り込んでくる。
 咄嗟にガンナイフを盾に。
 加えて、受け流すようにバックステップ。
「……っ」
 それでも受けた衝撃は大きく、手には痺れが残った。
『さあ、死んじゃえ!』
 更に敵は詰め寄り……否! 張られる弾幕!
 真ケットシー・ガンナーの二丁拳銃が僅かな時間を生んだ。
 ノエルはその間に距離を取って、自らの距離を確保する。だが、近くにはまた別の敵……。
「先手を取られたのは痛いですね」
 ヒナタも距離を取ろうと苦心しているが、敵も執拗にそれを阻んでくる。
「確かヤツ等は決まった能力者を殺さねば消えるのだったな?」
 攻撃を払い除けて、平良・虎信(荒野走駆・b15409)がノエルの近くへと。
 同時に鋭い敵の一撃。
「敵の居城に乗り込んでくる意気は認めてやらんでもない、が! はァン、狙った相手が俺様達とは、実に運が悪かったな!」
 返すのは、青龍刀の守りと、不適な笑み。
 そして布槍がひるがえり、横から打ち込まれた別の敵の攻撃も受け流す。
『……ちっ』
 不意打ちが失敗して、敵の拳士が舌打ちをした。
 油断も隙もない。もっとも敵味方入り乱れた状態では、どこから攻撃が飛んでくるやら……。
(「能力者としての役目をそれほど自覚しているわけではないのです。けれど――」)
 四季光・鈴夏(それなりの踊り子・b17409)が念動剣を飛ばせば、敵の銃弾がそれを牽制。見れば、落ち着いた雰囲気のナンバードがこちらに狙いを定めている。
「この場所はわたしのお気に入りなんです。乗り込んでくるのは許せないですね」
 互いの視線が重なり合う。
 淀んだ瞳の先に、敵は何を考えているのか。
「しかもわたしを狙っているんですか。なるほどなー」
 にふふ、と鈴夏が笑い、
「返り討ちだッ☆」
 と言って、すぐさま後退を始める。
「でも、まずは体勢を整えるんですよ」
 ちょうど建物の中から、銀・静蓮(怪力乱神・b01195)と、水無月・小鳥(胡蝶の舞姫・b41331)が姿を見せたところで、庭の惨状に驚きを浮かべている。
 だが、あそこを起点に陣形を組み直せそうだ。
 言葉も要らない。明確な目標が出来たことで、能力者達はすぐさま行動に移った。
 もっとも、敵がそれを看過するはずもなく。狙いを定め――、
「邪魔はさせない」
 割ってはいる影。
 砌のナイフが敵の二の腕を切り、銃撃を狂わせる。それた弾丸は鈴夏の近くの地面を抉り取った。
「ここから先は行かせんッ!」
 更に、虎信が矢面に立って、敵の進行を阻む。
「援護等は任せたぞ、俺様は前から退かぬッ!」
「平良さんは水無月さんのことになると頑張りますねー」
「別にそんなモノではない! ただアレだ、屋敷を汚したくはない! それだけだ!」
「そう、むきにならなくても」
「断じて違うぞッ!」
「……その内、奥さん予定に言いつけてやる」
 鈴夏はそう言い残して、中距離を確保。
「大変だと思うけど、頑張ろうね、ヒミコ」
 ヒナタも自らの真サキュバス・ドールにその場を任せて後退を始める。
 ノエルと、橡・咲葉(メルヒェン・b69256)もだ。
 ゆえに残った、砌、虎信、ヒミコに――敵が群がった。
 いや、奥に進ませないように押し留めているのだから自然とそういう形にならざるをえない。
 迫り来る氷雪を凌ぎ、円舞のように振るわれるレイピアを掻い潜る。
「……よくよく考えると自分たちの分身相手に戦ってるみたいなもんだよな。やりにくいったらありゃしない。とにかく……降りかかった火の粉は振り払うまでだ!」
 霧に、砌の姿が映し出される。
 直後に撃ち込まれた攻撃は、見事にそれを通り過ぎていった。
「やれやれ。訪問してくるなら、手土産の一つも持ってきてほしいものねぇ……」
 白燐奏甲を自らに施しながら、静蓮が前衛に。
 敵を止めるために、前に来たのだ。これで前衛が四人。何とか敵を食い止められそうだ。
「皆さんを援護しないと……行きますよ、ぴっぴ!」
「もきゅ!」
 最後に、小鳥と真モーラットピュアがゴースト合体。
 さあ、ようやく準備は整った。
 反撃、開始!


 降り出した雨が地面を濡らしていく。
 能力者達の身体にもぽつりぽつりと当たっているが、それを気にかけている余裕はない。
 戦いは激化し――敵の吐息が、静蓮の左手を魔氷で覆った。
「やってくれるじゃない。なら、キミも凍り付きなさいッ!」
 視界が一瞬で雪の白に染まる。
 長いような短いような時間を経て、元に戻ったときには魔氷が敵を苛んだ。
「……しかし、同じような能力を使うのに付け狙われるのは、なにかそういうルールなのかしら?」
『つべこべ言ってんじゃねぇよおおおお!』
 魔氷に覆われたまま、敵はアイスガントレットで衝撃波を生み出す。
「その程度!」
 逆に踏み込んで威力を削ぐ。
 受けた傷もすぐさま、咲葉の生み出した霧のようなものが癒してくれた。
 だが、その恩恵の最たるものは、共に生み出されたものにある。
 幻影兵――拡散されていた能力者の攻撃がこれによって、ひとつに揃い、
「まずは癒し手を優先だな!」
「了解です」
 小鳥の放った雑霊弾が口火を切った。
 敵が意表を突かれているうちに、
「集中攻撃だー!」
「ヒミコ、四季光先輩に合わせて」
 鈴夏が光の槍を撃ち込み、真サキュバス・ドールが肉薄して精気を奪い取る。同時に戦場を覆い尽くすように立ち込めていく魔蝕の霧。
 抗体兵器の稼動音が徐々に弱くなっていく……。
「よし」
 効果が発揮されたのを見て、ヒナタが拳を握った。
 だが……霧が晴れない。
「……これは、まさか?!」
 詠唱兵器の稼動音も小さくなっていく……。
 敵も同様のアビリティを使ってきたのだ!
「咲葉さん、お願いします」
「心得てるわ」
 小鳥の要請に、咲葉が慈愛の心を込めて舞いを踊る。
 邪な力を払い除けて、仲間がその力を十二分に発揮できるように。
『でもぉ、そっちだけじゃないんだよねぇ〜』
 敵のひとりが異様なダンスを踊り、魔蝕の霧を払い除けていく。
「ここまでやってくれるとは……むっ!」
 砌が歯噛みしたところに、敵のひとりが前衛を抜け出した。
 いや、もうひとり――霧使いと、ガンナイフ使いだ。
「しまった。足を止めて攻撃してくるとばかり思っていた……」
 もう、止められない。あとは中衛が頼り。
 そして、その中衛は、
「あ、安心院さんはもうちょっとわたしの方へ。いざとなったら盾にするので。やってくれますよね?」
「……いや、四季光先輩。久々にHPが足りない感じなんですよ」
「やってくれますよね?」
「はい」
「二人ともそんなことをしている暇は無いわよ」
 咲葉に指摘されて気付く。
 接近してくる敵は、鈴夏と、ヒナタを狙ってきたヤツらだ。
「わたしを殺して数字を増やすつもりですね。……面白いジョークだ。マッハで蜂の巣にしてやる」
「四季光先輩を狙うなんてふてぇ奴だな。動けなくなってろよ」
 再び光の槍が飛び、魔蝕の霧が戦場を覆う。
 いや、その前にガラスの刀身がヒナタの肩を捉えた。
「うっ……」
 傷口を押さえながら少し距離を取る。
「まだ倒れるには早いよ、しっかり」
 すぐさま、静蓮が幻影兵の力を借りて白燐蟲の癒しを施した。
 助かりましたと礼を言って、ヒナタは眼前の敵を見据える。
「逢魔ヶ刻、黄昏時、誰彼、色々な呼び名がありますね」
 言葉と同時に霧を生み出せば、向こうも同じように詠唱動力炉に干渉する霧を生み出す。
 ゆえに相手は霧の先――。
「貴方はどのような存在ですか? どんな気持ちでここに来ました?」
 さて、どう答える?
『……男に答える義理は無いな。そういうのは女とベッドの中でするもんだ』
 返答と同時に、霧の先からガラスの刀身。
 身体をひねって被害を最小限に抑える。そのまま、目で動きを追っていると、敵は強い衝撃を受けてよろめいた。好機、と思った瞬間には手が蛇鞭を振るう。
 そして、それが止めとなり、
「大丈夫ですか? 無理はしないでくださいね」
 次いで声をかけてきたのは、小鳥だ。
 どうやら先ほどのは小鳥の雑霊弾だったらしい。
「これで一体撃破ですね」
「いや、もう一体だ」
 声のした方に注意を向ければ、砌が敵の懐に飛び込んでいた。
 既に練り上げたエネルギーは掌に集まっている。
「……典雅さが足りねえんだよ、てめえは」
『ちっ……!』
「そして、遅い……!」
 豪快に吹き飛ばされた敵は塀にぶつかると、宣言どおりにもう動けなかった。


 いつしか、雨足は強くなっていた。
 衣服を、髪を濡らし――雫が流れ落ちていく。
「それにしても……」
 だが、咲葉の関心は完全に別のものに向けられている。
 敵がいかんとも……具体的には自らの相手が……。
「……対のさよがよりにもよって……軽くイラッとくるわね」
『奇遇だねぇ。あたしもあんた見てるとムカムカしてくんだよね!』
 ピキ。
「……今時、コギャルだなんて、古代文明の域じゃない?」
『っていうか、あんた何人? 類人猿とか言わないでよねぇ。きゃはははは』
 ピキピキ。
「……流行らないわよ、そんなの。折角綺麗な姿形をしているのだから、貴女もこんな格好はどう? 案外嵌るかも知れないわ」
『何それぇ? 冗談? そんなの着るぐらいならマッパの方がよっぽど人らしいよ』
 ピキピキピキ。
「よく言ったわ。ええ、よく言ったわ」
 怒りは既に容認できるレベルを超えている。
「さあ、消えなさい!」
『そっちがねえ!』
 なまじ近い特性があるだけに許容はできない。それは、鈴夏も同様であった。
「落ち着いているのはいいのですけど、老けて見えますよ」
 敵の投げた符を避け、全力で光の槍を投げつける。
 かろうじて敵はこれをガードしたが、衝撃を殺しきれていないところに、ノエルの放った吸血コウモリが纏わりついた。更には、静蓮の氷雪地獄が猛威を振るっていく。
『……マジ、信じられないッ』
 耐え切れず、コギャルのナンバードが膝をついた。
 そこに、
「いい加減、これで終わりよ!」
 咲葉の破魔矢が眉間を射抜く。
「いい風穴ですねー。そして、あなたも素敵な風穴ですよ」
 と、ほぼ時を同じくして、鈴夏も光の槍でガンナイフ使いを打ち倒していた。
 これで、敵の癒し手は全滅。

 ――長引いていた戦闘が加速を始める。

「そら、行ったぜ……!」
 砌が爆水掌で吹き飛ばした先には、惨殺ナイフを構える静蓮の姿が。防御の時間も与えず、得物を突き出せば、確かな感触が返ってきた。――致命傷だ。
「残念だったわねぇ。……あと、見え見えよッ!」
 次いでナ惨殺イフを横に振るうと、死角を突こうとした敵の拳とぶつかった。
『……ちぃ』
 舌打つ敵の拳士。
「貴様ッ! 戦場においてその態度は何だッ、同じ拳士として歯痒いッ!」
 すかさず、虎信が怒号を上げながら懐に飛び込む。
 青龍の力を感情のままに叩きつければ、
「後ろです!」
 小鳥の警告が耳に飛び込んできた。
 咄嗟に回避行動を取りながら、近くに居た砌とスイッチ。
「ちっ……失せろっての!」
 迎撃するように爆水掌。
 敵はレイピアを盾にして難を逃れるが――むしろ、それこそが狙い。
「ニケ、これで決めるよ」
 ノエルと真ケットシー・ガンナーが、動きの止まった敵に銃弾を叩きこむ。
 二射目を行なうまでもなく、ナンバードの姿は宙に消え、
「これで、あと二体ですね」
「ああ、あと少しだ!」
 意気はどんどん上がっていく。
 攻撃も勢いを増し。
「隙だらけですよ」
 鈴夏の放った光が、敵を撃ち抜いた。
 身体がくの字に折れたところに、咲葉とヒミコの射撃に追い立てられたナンバードの拳士が。
「纏めて討ち取る! 俺様に続けッ!」
 虎信の動きに合わせ、
「任せたわよ」
「援護します」
 静蓮の起こした吹雪が戦場を覆い、ノエルと真ケットシー・ガンナーが弾幕を張る。
 敵がたまらずに出てきたところに、
「そこです」
 小鳥の雑霊弾がクリーンヒット!
 仰け反り、そのまま仰向けに倒れた先には、最後に残ったナンバードの拳士が身構えている。
「もらった!」
 ガードなどお構い無しに、虎信が龍尾脚でラッシュをかける。
『……ぬ、ぬぅ』
 守りを――強引にこじ開ける。
 そして、勢いのままにぬかるんだ地面に叩きつけた。
「ふん、思ったよりも呆気なかったな……」


「教育完了。……ってもう聞こえてないか」
 とりあえず、終わったと砌が力を抜いた。
 いつの間にか雨も上がり、山間からは夕日がまた顔を見せている。
「皆さん、お怪我はありませんか……?」
 そこに、小鳥が心配そうに駆け寄ってきた。
「大丈夫ですよ」
「問題ありません」
「良かった……」
 ひとりひとりの様子を見て、小鳥は安堵の笑みをこぼす。
「所詮、俺様の敵ではなかったな! なぁーっはっはっは!」
 豪快に笑う、虎信
「疲れたら、たいやきが食べたくなりましたね……」
 と言いながら、先ほどの続きを食べているノエル。
 ……ああ、日常が戻ってきた。
「折角だから、お茶にしましょう。勝利のお茶ッ」
「いいですね。……嫌な事件は忘れましょう」
「おっと、男子3人は荒れた庭の掃除ですよ」
「……えっ」
「なに?!」
 見れば、確かに戦闘の痕跡があちらこちらに。
 うん、結構酷い有様だ。
「ぬぅ、仕方が無い!」
「ちゃちゃっと片付けてしまうか……」
「頑張ってください。その間に準備をしておきますね」
「……ところで、こういうのって、学園に連絡した方が良いのかしら?」
 ふと気付いて、咲葉がつぶやいく。
「まあ、報告書は必要でしょうね」
「そういうのも男子に任せましょう」
「待て!」
「何か悪いですね」
 女性陣がわいわいと支度を始める。
 間に入った声は聞こえなかったのか、スルーされたのか。
「あっ! 虹ですよ」
「ほんとだ」
「いいお茶会になりそうですねー」
「だから待てッ!」


マスター:てぃーつー 紹介ページ
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楽しい 笑える 泣ける カッコいい 怖すぎ
知的 ハートフル ロマンティック せつない えっち
いまいち
参加者:8人
作成日:2011/09/18
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