それは緑の魔法です


<オープニング>


 バレンタインに贈るハートのチョコレートに、手作りの押し花カードを添えてみてはいかが?
 チョコだけでは伝わらない想いを、カードに託してみない?
 アイビーで飾られたカードの窓枠の中に、押し花やイラストのお花を飾ろうよ。
「あの人は、どんな花が似合うだろ……」
 贈る相手のイメージカラーに近い花や葉を選んだり、好きな花を使ったり、それとも、幸せや愛を意味する花言葉の花、誕生花にしてみるのもいいかも。
「でも、どうしてアイビー?」
 アイビーの花言葉は『友情 永遠の愛 信頼 誠実』
 そう。これは緑の魔法♪
 アイビーの持つ力が、きっと貴方の想いを、花と共に届けてくれる筈。

 カードに書き記す言葉は、『St.Valentine's Day』

 ──それとも、もっと貴方らしい素敵な言葉を、書き記してみる?

 ラッピング済みのハート型チョコレートと押し花各種は、こちらでご用意。
 ご希望の花があれば云ってね。きっと貴方の願う花が此処にあると思うよ?
 そして押し花を綺麗にピンセットで台紙の上に並べてね。
 後の難しい工程は、指導役の先生がやるので、安心して任せてねっ。押し花だけでなく、リボンで飾り、貴方だけの綺麗なイラストを描いてアレンジするのも素敵。

「今年も誰か一緒に参加しねぇ?」
 小此木・エドワード(小学生運命予報士・bn0026)がポスターを見終わった後、誰にともなく語りかけると、傍に居た鳥子色・イコロ(カント・bn0053)が「むふー……」と唸った。
「僕は、その誕生花とか花言葉とかに疎いんだが……」
 本を持ち込んで、友達同士で花言葉を調べ、教え合うのも楽しみの一つじゃないかな。
「イコロは誰に贈るんだ?」
「パパか兄貴達かな。エドは僕に、よこしやがりナサイ」
「何で俺が───っ?! 俺は今年も、既に母ちゃんから予約済みされてるから無理っ」
「こういうのは恋愛云々はさておき。日頃の感謝を込めて相手に贈るのもありだろ? だからエドは日頃、世話してやってる僕によこしナサイ。それが当然」
「脅しには屈しマセン! ていうか、イコロが花好きな気がしねぇー」
 ……。イコロはクールに腕を組み、うむー、云われてみれば……と考え込んでしまった。
「まあ、カード作りの後には、チョコのお菓子でティーパーティがあるらしいぜ?」
 チョコケーキ、ザッハトルテ、チョコロール、チョコパイシュー、チョコプリン……。何処かのお菓子教室の試作品や残り物の提供品だったりするが、味は保証付き。
「チョコロール……」
 ちょっぴり、うっとり眼でイコロが呟いた。
「イコ助はロールケーキ好きだなあ……」
「あの、『もふっ』としたスポンジが好き」
 紅茶はアッサム、ダージリン、ハーブ……軽食にサンドイッチもご用意。皆もカード作りの後は、一息つきたいんじゃないかな?
 本番のバレンタインを前に、胸躍るときめきや意気込みを語り合い、作ったカードを見せあってみてはいかが?

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参加者
NPC:小此木・エドワード(小学生運命予報士・bn0026)




<リプレイ>


 それは緑の魔法です。
 愛らしい緑の葉が、こう告げるのです。
 ──穏やかな想いに包まれた温かい世界になりますように。

 この時期の街は、甘い香りに包まれている。本日、興味津々でマラカイトが見回す学園内でも例外ではなく。その一角にある教室では、悪戯な春色の陽射が窓から射込む中、机を並べて、数十人の生徒達が押し花のバレンタインカードを作成していた。
 いつもお世話になってる人に。大切な人に日頃の感謝を込めて。
 そんな大好きな人への贈り物を作る集まりは幸せな気持ちになれると、円は、そっと周囲の皆の様子を穏やかに見つめていた。

「あたしあの、リンドウがあったら使いたいんだけど…青の濃いやつ、ある?」
 講師の先生はキリヱにほんわか微笑んだ。皆さんが欲しい押し花は古今東西、四季折々、ご用意してますよ。何故かあったりするのです。
 不思議不思議? だって魔法ですから!
「『不屈の精神』って格好いいな。でも猿捕茨なんて押し花に出来ないと思います」
「んー花言葉はぴったりなのですがね……」
 分厚い葉は裏をサンドペーパーで削り、薔薇の蕾等もカッターで半分に裂く事で、幾分可能ではあるのだが、一番ぴったりな花探しに、ゆまは春日と用意した本を仲良く調べる。
「あ、これ可愛いのですー。花言葉も…ぴったりですね。ちょっと恥ずかしいので秘密ですけど」
 探して悩んで、最後に、ゆまと春日が決めた花は、ヒメノカリスにハクチョウゲ。
 花を選んだ理由は少し照れてしまうけれど、優しさに感謝する心を言葉にして貴方に伝えたい。
 柚奈は紅く頬を染め、可愛らしく華やかな先輩の理緒へ、白いミニ薔薇に凜とした緑のリボンを、理緒はそんな楚々とした彼女へ舞い散る淡いピンクの山桜に白のリボンを添えて贈るつもり。
「いつも優しくしてくださって、……ありがとうございます」
「此方こそ、いつも優しい言葉をありがとうございます。これからも宜しくお願いしますね」
 そっと柚奈の手に理緒は口づけ、手を握って微笑んだ。

 仮押しから吸湿能力の高い乾燥シートやクッションシート挟みに、プレス器など幾多の工程は先生が制作済みなので、皆は押し花をボンドを用い丁寧にカードへ貼付しアレンジを施していく。薄青のローズマリーを覚束無い手つきで扱う彬にとって、目の前にいる夜雲は頼りになる先輩であり友人の存在。『静かな力強さ』の花言葉が夜雲っぽいと思ったりする。夜雲も飛燕草の青を中心に貼り付けながら、『清明』という花言葉に「うん、我ながらいい選択だ♪」と少々不格好な仕上がりも含めて、ご満悦そうだった。
 明日、お互いに交換して渡せるかな?

「下手でも笑わないでなんよ」
「朔、一緒に深呼吸せぬかえ? 朝日は手がブルブルじゃ」
 アイビーの窓枠が切り込まれたカードを前に、朔は持っていたピンセットを一旦置き、朝日と一緒に震える手を鎮めようと深呼吸するのを、イコロも倣ってみる。
 すーはー。
 朔が考えて選んだ花は香雪蘭。霞草と紫リボンも用意している。朝日は友達に感謝を込めたチョコと一緒に贈りたいアゲラタム。
 沢山の花……其々の想い。それをプレゼントするなんて…素敵な事ですよね。
「…あとは、『I'm grateful for your kindness』と…」
 真由は金水引のカードに感謝を込める。
「アレンジ…難しい…けど…頑張ろう…」
 姉の誕生花スモークブッシュの花言葉は、とても姉に似合い過ぎてビックリしているステラは、白いリボンのアレンジにリーラや円に手を貸して貰いながら頑張っていた。リーラはアネモネを飾り、義理の妹へのカードも心を込めて作る。メッセージはシンプルに『I Love you』。
「菫はどんな顔をするか…ふふ。楽しみだ」
 円が鈴蘭のカードに書き込む言葉は大好きな友人への感謝。ずっと友達でいたい事。いつも感謝している事。幸せになって欲しい事。少しでも伝わりますように──と。
 言葉言葉──あたしが云われた言葉の中で一番大切な言葉を、ゴールドで書き記そう。器用にシルバーのネイルチップでアクセントを飾った竜胆のカードにキリヱは添える。
 『Festina lente.』ラテン語らしい。その言葉が、いつでも救いでありますようにと。

「あっ! これが良いのじゃ♪」
 花言葉は解らないけれど、沢山ある押し花の中で、命は小さくてピンク色の撫子を取り、一生懸命集中して押し花の位置を決めた。そんな様子を微笑ましい視線で舞夢に見つめ続けられているとは気付かない。
 カードに書き記す言葉を書いては恥ずかしくなって書き直し、最後の最後に決めた言葉を書き記す。
 ──ずっと一緒に。
 エドは杏樹から暖かくて元気で、春が待ち遠しい蒲公英がイメージ。ダンデライオンという別名が、
「予報士ならね。強くて優しいハートが、私達の持つ牙と同じよね♪」
 と云われ、ちょっぴり誇らしく胸を張りたい気持ちになった。
 護刃に助言して貰いつつ、空汰と一緒に不器用さを発揮して作っていたエドは、命に見せるように云われて慌てる。豪快に、ばばーんと誕生花を貼り、赤毛のわんこの絵を描いた空汰のお気に入りの言葉『おーじょーせーやーっ♪』に、兄として眩暈を覚える護刃は、勿忘草の青い花びらを組み合わせて、にゃんこの形に仕上げていった。
 春の陽射しと風に撫でられて揺らぐ花。
 圏は早々に花菱草の押し花を軽くカードに挟み、席を立った。どうしたのかとエドが問うと、少し一人で考えたいからと、気怠げに見下ろした。彼の暫しの沈黙に、彼の中に潜む後悔があるのだと悟る。
 あの時、言葉を返していたら──。

 誰の事を想う。何を想う。
 アイビーの緑の魔法を信じよう。

「優しい人……忘れないから。また会えたら、渡せるかな…」
 如路の手の中には、母子草に猫柳で作られた猫がカードの上に居た。母子草と猫柳の花言葉は、元気に歩く空色の猫に捧ぐ一番の願い。

 恋をする前の自分が今の自分を見たら嘆くだろうかと洋恵は自分に聞いてみる。だけど今の自分は彼の為に何かをして、それを楽しんでる自分が嫌じゃない。彼を大好きな自分が誇らしく思う。
 彼を体現する蔓薔薇の絵をアイビーで……永遠の愛で包み込んで、それを早く彼に届けたかった。
 愛してる、って。


「敵を知り己を知れば……って違う!」
 事前に使う花と花言葉を調べて来たんだよっ!
 でも、忘れちゃって……なななは分厚い図鑑の頁を沢山繰り、誕生花、花言葉、花の名前を探す【銀竜】の人達や他の皆に混じって、熱心に調べていた。
 それぞれに、贈りたい人に似合う花を選んで。
 綺麗なカードが作れるか不安だけど、喜んでくれるかなって。
「ねぇ、皆は誰宛に作るの?」
 佐に聞かれ、花と睨めっこしていた焔は「実家のオカンにでも贈ろうか」と答え、唯は「下宿先の管理人さん」。そして、マラカイトは「自分の持ち帰り用」と答えた。
 仲間と一緒に作る楽しさは、四人の素敵な時間。
 今日の思い出になろう一輪の花をカードに咲かせ、マラカイトは唯と目が合うと微笑み、皆の手元を覗き込んだ。
(「皆はどんな風に作るのかな?」)
 自分が誰かにやる側になるとは思わへんかったわと、自分でも驚いたように云う焔は、佐も認める器用さで見事な一枚絵を花びらで作り、唯は橙色の実を絵で描き、周囲を白い冬珊瑚で飾った。
 佐が贈る相手は、唯。親愛と感謝を込めて、明日贈るつもり。その時、唯はどんな顔をするカナ? はにかむ可愛い顔が思い浮かぶ。

 男の子も単独参加の人が居る。『変わらぬ想い』の言葉を己の誓いと信念に掲げ、繊細な花弁のローダンセを先生に教わりながらカードに貼付する宗に、
「緑の魔法ってとても素敵だね」
 アイビーで飾られたカードに福寿草を付ける龍麻。南天の実を添えて贈れば「禍転じて福と成す」と意味になると彼は云う。
 作業を終えたイコロは長閑に知己の傍に、とことこ。
 けれども?
「俺は今忙しいんだよ! しっしっ、あっち行け」
 気配を察した電光丸は慌てて追い払う。自分の不器用な云い方に溜息をつきながらも銭葵の押し花をカードに貼り付ける作業を続ける。だって、まだ見られる訳にはいかないのだから。
 幸せそうな顔だった秋嗣の表情がイコロの視線を受けた途端、慌てた顔になった。
 大切な人と過ごす二度目のバレンタイン。今年は明るくて元気な愛しい人に言葉を贈りたい秋嗣は、男単品参加で若干恥ずかしげにニオイアラセイトウを選び出していた。
 『逆境にも変わらぬ愛』
 時々儚さと危うさを見せる彼女に、そんな時支えてあげられたらと願う。

 ──これからも傍に居ていいですか。
 幼馴染の二人は一時は疎遠となり、再び学園で再会した。彼は夜に包まれた戦人であり、彼女は彼の傍に居る事を決意した。やがて来る朝を彼は今、静かに待つ身である。紫の菫を手に、いのりは上人に面と向かって云えない怖さを、一枚のカードに託している。
 赤の椿を一生懸命に作り込める上人が添える言葉は、やがて彼女が手にする想いの欠片。
 救い、救われた。その意味を。

 作業に終わる者が増えた頃、教室内にチョコ菓子が次々と持ち込まれ、甘い香りが漂い始める。ザッハトルテに気を削がれつつも舞兎は、葵と共にカード作りに勤しむ。互いに渡す者同士を目の前にして作るのも変かもしれないが、そういう気兼ねない関係が舞兎には心地よい。花に詳しくない彼女は安直かと思いながらも、自分の名に因んで藤の花を選び、葵は『信念』を舞兎に持って欲しい想いから銭葵を選んでいた。
「それじゃ舞兎の気になるお菓子があるようだし、取って来てあげるかね」


 休息の時間。香ばしくも濃厚なチョコケーキ達。合わせた机に落ち着いた色合いのテーブルクロスを掛け、何処かのお菓子教室から運ばれた甘い菓子が並ぶ。
 チョコチョコケ〜キ♪ チョコパイシュ〜〜♪ 美味しそうなチョコがいっぱいだねぇ♪
 用具を片付ける皆の合間から、そんな陽気な声が聞こえ、
「んじゃ早速イタダキマスだ♪♪」
 浪漫の声がティータイムの開始の合図となった。
 一緒に食べる菓子を選んだり、紅茶を光彩の為に淹れてあげる淳。
「こうした形で過ごすのは初めてだな」
 互いに楽しく語らいあう光彩は、チョコケーキを「あ〜ん」と一口差し出す。こうして食べさせてあげるのが夢だったですぅ。と、可愛らしく笑う
 カードは光彩に見せないように……明日の楽しみに、そっとポケットに仕舞い込む。

「今日のお菓子には、どんな紅茶が合うかな♪」
「ダージリンがいいわね」
 ふわふわファー付き真白コートにお揃いのブーツ姿のルナは笑顔で、多種類の缶から茶葉を決めると、火蓮はキャディースプーンで人数分の量を量る。
 椎菜に話し掛けたり、舞夢に手を振り返したり。最近のマイブームはクッキングだというルナはブラウニーを手に、イコロとエドに「こんにちは♪」と飛びつき、席に招いた。
 真由や宗も混じり語り合う時間の中、静かに話を聞いていた椎菜は、イコロと自分のカードを見せあった。
「気持ちを一杯に込めて、それが贈る相手に喜んで貰えたら、それが一番の幸福です」
 はにかんで話す椎菜にイコロが笑って頷くと、お菓子を堪能していた火蓮は大魔王な友人に贈ると告げる。
「アイビーの花言葉が『永遠のライバル』だったらぴったりだったのに」
 押し花にした花は蛇苺。花言葉は『可憐』だと教えられ、「ほー」と、ブラウニーを食べるイコロに構っていた法眼や皆が火蓮を見つめた。
「な、なによぅっ」

「さァ! イコロたん! 我の胸に飛び込んで来るがいい!」
 もふらせたらチョコ尽くしの菓子をあげると、りりすに釣られ、ふらふらーと。
「7月12日の誕生花はダリア。花言葉は優雅なんですぜ?」
 もふもふ。
 花言葉には複数の意味があり、不安定という意味も含まれるが、そちらの方がイコロにはあってるかもしれねーですねぇと、りりすは云った。

「エド兄ぃっ。蒼流兄ぃを紹介だっ!」
 お菓子全制覇を目指し、目一杯のお菓子を蒼流に載せて貰った大皿を受け取り、煉侍は彼の背をエドの前に押す。まるで空汰の大人版という人懐こそうな笑みを浮かべ、エドを見下ろした蒼流は、挨拶と礼も兼ねて「うむ…撫で易い♪」と、金髪の頭を撫でくしゃり。
 ぽんぽんいっぱいに食べ、空汰と煉侍の二人とカードを見せ合うエドを、陸王が淹れ立てのオレンジペコの香りを漂わせながら呼ぶ。高校三年生の陸王は、バレンタインが終わったら卒業である。揺らめく紅茶の湯気を茫洋と眺める陸王は、学園に入ってからの色々な思い出が、夢の如く懐かしい。ホントに色んな事があった。
「夢はいつか醒める物だけど、学園生活も一時の夢だったのかな」
 エドは、じわーと眼が潤んだが、辛いとは云えない。
「まぁ、卒業しても、ちょくちょく遊びに来るから覚悟しなね♪」
 涙が止った。


「紅茶は適温で淹れると非常に美味しくなるとか……」
 穏やかな時間の中で、陽炎はテーブルを囲む【天体観測同盟】皆のティーカップに紅茶を注いで回る。
「折角のバレンタインに贈る相手は居らんのやけど、でもチョコ食べたいな」
 初めて見るチョコ菓子の種類に驚く海月と共に、ジングルは照れくさそうにおずおずと皆にオススメはどれでしょうか、と尋ねる。
「私はザッハトルテが好きですわね」
「ざっはとる、て…とか、初めて聞くんやけど……」
 茉莉が皿に載せたケーキを棘はチョコケーキの親戚やろか……と不思議そうに見る。
「チョコと杏ジャムのケーキに生クリームを添えて、とても濃厚なのに上品な味わいが素晴らしいと思いますの」
 フォークで一口食むと、「しっとり、美味しいおすなあ♪」棘は顔を綻ばせ、ジングルとイコロに勧める。このケーキは、とても充実していて、ずっと綺麗なままに記憶に残る。星を愛する素敵な皆様と一緒に過ごすこの時間のようだと、茉莉は微笑んだ。
「甘いの好きー! あ、これも美味しいですよー」
 普段のように無尽蔵に食い荒らすのは品がないと、上品さと食欲の板挟みで悩む陽炎の心中知らずか、ケーキを分け合い、片っ端からチョコを食べていた海月と浪漫が「チョコロールってのも美味いねぇ!」と云うと、イコロはこくこく頷いた。
「このチョコ料理が絶品ってのもあるが、皆の笑顔見たりとかおいしい♪ って喋りながら食うと更に美味しく感じるねぇ♪」
 それが真理かもしれない。
「明るいきら星のような、同盟のメンバーの皆さま。あなた方に出逢えたオレは幸せ者です…♪」
 ジングルの言葉に、皆が微笑んだ。

 仲間と語らい、過ごした時間。明日はもっと貴方と共に過ごすだろう。

 明日、緑の魔法を届けに行きましょう?
 大切な想いが言葉となり、あの人に届きますように。
 緑の葉が貴方を見守っています。

 Happy Valentine…。


マスター:ココロ 紹介ページ
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楽しい 笑える 泣ける カッコいい 怖すぎ
知的 ハートフル ロマンティック せつない えっち
いまいち
参加者:50人
作成日:2008/02/13
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