<花見>桜並木の土手にて


<オープニング>


 毎年三月の終わりから四月の始めにかけて行われる祭りがある。
 場所は桜並木の美しい河川敷――そう、桜の開花が始まりの合図だ。満開の桜を仰いで宴を開こう。大好きな人の手を取って暖かな日差しの元へ繰り出そう。
 お弁当を作ってシートの上に広げようか。それとも出店を回って食べ歩こうか。
 一日をどう過ごしても構わない。
 そこには桜の木があって、だから、それだけで心が踊るのだ――。

「咲いた」
 仰木・弥鶴(弥生の鳥・bn0041)は嬉しそうに言った。先日ゴミ拾いをしてきたばかりの河川敷で桜が咲いたのだ。
 だから花見をするんだと当然のように皆を誘う。祭りが行われる一週間後にはちょうど満開になっているはずだから、と。
 大勢で楽しむなら早めに場所取りをしておいた方がいいだろう。もしくは、何十メートルと続く桜並木を散歩するだけでも気持ちが良さそうだ。
 芝生の植えられた土手は緩やかな傾斜をしていて思わず寝転びたくなってしまう。澄んだ青空に桜の花はどれだけ映える事か。
「楽しみだよな」
 弥鶴は今すぐにでも出かけてしまいそうな風情だ。当日は朝から場所取りに励むつもりらしい。
「武流はどうする?」
「俺は出店回る」
 尋ねられた石堂・武流(やんちゃな牙道忍者・bn0112)はふいと顔を逸らしてそう言った。出ている露店の数も半端ない。毎回同じような出店が並ぶが、祭りで食べる味は飽きが来ないから不思議だ。
「俺、たこ焼き食べよっと」
 同じ種類の露店でも幾つか店が出ているから、どれにするか悩むのも一興。ただし人手が多いので迷わないよう、はぐれないように気をつけておくのは必要かもしれない。

 柔らかな花びらが春を運んで。
 遂に――始まりの季節が訪れる。

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参加者
NPC:仰木・弥鶴(弥生の鳥・bn0041)




<リプレイ>

●―桜堤―
「咲ききらない桜って、希望が持てる感じがするよね」
 河川敷を綺麗にしてくれた人達に感謝しながら月はまだ幾ばくかの蕾を残した桜を見上げる。
 並木の終わり――始まりとも言えるか。人気の少ない芝生の上では昼寝に勤しむ人影がある。法眼と宗は穏やかに目を瞑り、嵐は「気持ちいいな」とそよぐ風を頬に受けた。「お空に花が咲いてるみたいですね」と呟く澪。
 けれど、一人だけ疲れた顔で身を横たえている少年がいる。テーオドリヒだ。
(「義父さん……義母さん……」)
 頬と目元に残る涙の跡が、彼の追憶が悲哀に満ちたものである事を物語っていた。
「たまにはこういうのもいいよなぁ」
 輝流は桜を見上げて呟いた。隣には満足そうな笑顔の雷人。彼の手には焼きそばもお好み焼きに桜餅に……兄が自分のおねだりに弱いのを誰より知っている弟だった。
「来年もまた来ようね」
 だから無茶をしては駄目。そう言っていつになく真剣な眼差しを向けてくる弟の頭を兄の手がやや乱暴に撫でる。
「ふふ……まだまだお子様だなぁ」
 膝の上で眠るシキの無邪気な寝顔につい悪戯心。柔らかい頬を雪杜は指先でぷにっとつつく。
「ふにゃ……」
 安心しきったシキはころんと寝返りをうった。雪杜の匂いは春みたいに優しくて安心出来る。
 命の儚さにも例えられるという桜。気付いたら満開になってるよな――壱球に問われた眞風は微笑んで頷く。
「寒い冬の時期からずっと咲く準備してんだもんな。うっし、敬意を表して花見開始!」
「うん、お腹すいた! 紅生姜入ったたこ焼き食べたいな〜」
 かけがえのない人と過ごす時間はやはり、大切で楽しくて。眞風は壱球に先んじてたこ焼きに楊枝を突き刺す。弥鶴への差し入れは錬り飴で満場一致だ。
(「そういや石堂はどうしてんのかねぇ……」)
 だが気の利いた言葉は思い浮かばず。鯛焼きとたこ焼きを抱えた喜兵衛はふらふらと散策しながらふと、靴の上に落ち行く花びらに目をやった。――土産には丁度いい。
「一つもらうぞ〜」
「あっ」
 追い抜かれざま、友輝にたこ焼きを奪われる。ランニング途中の彼はそのまま「サンキュ」と走り去ってしまった。呆気に取られる武流の横で悠斗は半分こにした別のたこ焼きを口に運んでいる。
 反対側ではヴィルヘルミーネがクレープを頬張っていた。武流の気が晴れるよう、今日はとことん遊びに付き合うつもりだ。
「あ、武流君。金魚すくいがあるよ」
「おっしゃ、今日こそは勝つっ!」
 少しはうまくなったはず、と勢い込むも悠斗の技が一歩先を行く。今日は武流の完敗。けれど楽しかったと手を振って別れた。
「あ、そうや。武流くん、帰りに皆で記念写真撮って帰らへん?」
 お祝いに、と強調してヴィルヘルミーネは武流の手を引く。出来るだけ皆で撮ろうと周りにいる生徒達にも声をかけた。駆け抜ける2人と入れ違うようにして、ベビーカステラを抱えた氷魚が桜を見上げる。
 ――一陣の風が吹いて、花びらが軽やかに舞った。
「ん……」
 まどろみながら求めるのは大好きな人の掌。柾世は微笑みを零して、紫空の小さなそれを握り締めてやる。
「普通……逆のような気がするけど……」
「ん、いいの……」
 また今度な――呟く声は眠りのただ中へと落ち行きながら。柾世は膝の上に寝転ぶ愛しい少女の額に口付けを落とす。まるで絵本の一場面のような、それは穏やかで優しい時間。

「やっぱり、女子が料理上手いのってポイント高いよなあ……」
 優雨の弁当を堪能しながら、瑞鳳はぽそりと呟いた。練習すれば上手になれるかなと尋ねると微笑みと頷きが返される。
「料理は真心と言いますし、瑞鳳先輩ならきっと上手くなれますよ」
 ――先輩には専属の味見係がいるんですもの。お見通しな優雨に瑞鳳は頬を赤らめてこくりと頷くしかない。
「……あ、そうだ団長。はい、これ」
「おめでとう、水那先輩」
 だし巻き卵にたこさんウィンナーにetc……手作り弁当を広げていた冴兎は突然の展開に目を瞬いた。
 忘れてたのかよ、と明良に問われれば否定出来るはずもない。差し出されたのはチョコクッキーとチョコ尽くしのお弁当。
「僕達はチョコ仲間。例え花見の席であろうとも、チョコを手放してはならぬってね」
 どうかな、と上目遣いに窺ってくるナズナにようやく冴兎も首を動かした。それは勿論、肯定の意で。
 少し離れた所では次々とゴザの上に並べられるお弁当の数々に瞳亜が拍手と歓声をあげる。
「わぁ、すごいですわ〜♪」
「食ったら桜並木散歩しながら帰ろうな」
 瞳亜の可愛らしいワンピース姿を褒めて、羅偉はその小さな頭を優しく撫でた。
「はい、あーん」
「えぇえええ!?」
 大量のたこ焼きを前に弁当作戦の失敗を悟った勇人は作戦を切り替えた。だが、その作戦はあまりにもお粗末過ぎる。
「……高峰先輩。そのはみ出しておるのは何じゃろう?」
 それは明らかに美守の苦手なししとうだ。おのれ、と呟いた美守はがぶっと一気に食いついた。上がる悲鳴。もいっちょ辛いと叫ぶ悲鳴。
「桃園ならぬ桜園の誓いというのも風流ですね」
 桜の花びらを浮かべた約束の盃。交わす三人を包み込むのは暖かな春の日差しと舞い散る花びらと――互いに互いを花と喩える少女達の微笑。姉と慕う少女に手を引かれた朔は嬉しそうに飛び跳ねて、円は可愛らしいおにぎりの当たりを引き当てたと言って喜び。聖雪はそんな二人の様子に和やかな微笑みを浮かべる。
「来年も一緒に来ような!」
「はい、必ずまた一緒に参りましょうね!」
「絶対なんよ!」
 飲み干した盃が約束の証。愛しくてたまらない、大事で素敵なお日様達の笑顔がいつまでも守られますようにと。
「花って不思議ですよね」
 深生の静かな声音と重箱の置かれる音に詩信は追憶から呼び戻される。大切なあの人を失ってからもう一年――まだ、一年。
「花が咲くのは変わらずとも、人の心は分かりません」
 変わる勇気が欲しい、と呟く詩信の隣に座る深生の答えがそれ。二人はまた来年も共に花を見る事を約束し合う。
「ね、たこ焼き食べる?」
 桜も綺麗だけれど、祭りといえばやはり出店――もとい、たこ焼き。紗夜が差し出した箱を弥鶴は嬉しそうに受け取る。たこ焼きは外せないよな。当然だよ。そんなやり取りが交わされる。
「あ、柊暮のきんぴらうまい」
「そうやろ? 朝5時から苦労したわー」
 一番時間がかかったのがこれ、と披露されるのが日景作のウサギ林檎だ。隣には龍麻自作の弁当が。龍麻は武流を呼び寄せて何事かを耳打ちしている。
「先輩、これどうぞ」
「? 桜の花?」
 弥琴は拾って来た桜の花と花弁を弥鶴の掌にふわりと落とした。首を傾げる彼に、帰ったら蜘蛛童に見せてあげるよう説明する。誕生日の時に尋ねた問いの答えだと知った弥鶴は顔をほころばせて礼を言った。
「いちごと紅茶をどうぞ。新鮮だよ」
「……悪くないな」
 綾瀬の差し出すいちごをひとつ摘んだ颯太は表情を変えないまま感想を述べる。
「これ、石堂さんとどうぞ」
「あ、サンキュ。凄いな、武流も喜びそう」
 差し入れの練り飴を食べている弥鶴へとちえが差し出したのは手製のぼた餅だ。きっちりと風呂敷に包まれている潔癖さがちえらしい。身軽になった彼女は桜並木の散策をしてから帰った。――さりげなくゴミを拾いながら。
 向こうに手を振る蓮華の姿を見つけて弥鶴も手を挙げる。中学生になったよ、という報告に笑顔でおめでとうと応えて。

「お祭り大好きcrime-clime、参上ー!」
 結社長たるキリヱが確保しておいたのは普段日陰で枝ぶりや花に少し元気の足りない桜の樹の下。いわゆる穴場。
「タコさんウィンナーはねぇのか」
「バーロータコはハチマキ付きだ、ありがたがって食え!」
「っつかヒッキー食い過ぎだろ自重せよ! それオレの!!」
 壮絶バトルの見所は亀吉とひかるのタコさんウィンナー争奪杯。隣では主税が普段通りだるそうに、けれど的確な箸運びでキリヱと京手製の弁当を平らげる。
「親分、あーん」
「…………」
「え、ちょ、沈黙っ?」
「えへへ、この隙に桜餅はあたしのもの〜」
 心流は餅を食べながら慣れた手つきでノンアルコールのカクテルを作製。
「え、何これ? ヴァージンピニャ……?」
 差し出されたアンジはドキドキと目を輝かせて一口賞味、ついでぱっと顔をほころばせた。
「……む、結構好きかも」
「さっすがしんるん! つーか乾杯してなくね? しよーぜ!」
 桜とオレとお前等に乾杯――主役気取りの亀吉をどつきつつ杯が掲げられる。ひかるは昼寝に勤しむキリヱの額に一生懸命花びらを乗せていた。
 追想から立ち戻った心流がそれを見て思わず噴き出す。――花弁で作られた文字は肉一文字。

「みのりん直伝のカラフルサンドイッチやで!」
「こちらは同じくみのりんに教わったお団子ですわ〜」
 カイトが頑張って場所取りをした桜の下で【森の中の小さな湖畔】の面子が宴を開く。
「えーっと」
 怪しい気配のするおにぎりを見つめるアキラを見つめる来栖。ボク何も見てましぇん。呟いてぽふんとフードの中に顔を隠した。みのりもまた悪戯めいた笑顔でそれを見守る。続いて燐音の肩をぽんとひと叩き。
「リンちゃん、折角作ったアレ、渡さないのかしらっ♪」
 みのりに背を押された燐音はおずおずとカイトにお団……もとい丸めたおにぎりを差し出した。「ちょっとくれてもいいやーん」と迫る三咲から必死でガードしたハート型。
「よろしければどうぞ、ですわ……」
「ん、うまい!」
 女心を知ってか知らずか、カイトはいつも通りの笑顔でそれを食べる。

「ほーはほはほはー」
 荷物持ちを引き受けた然泉を出迎えたのは眠そうな目をこするレイナと既に屋台物をかきこんでいるポルテの姿だった。
「お兄ちゃんありがとう、重くなかった?」
「まぁ、これくらいは……と言いつつも、結構重かったな」
「然泉くんお疲れさま! レイナちゃんは場所取りありがとね」
 好きなのをどうぞ、とひなたが広げるのはリクエストに応えて豪華なちらし寿司。
「わーい、ひなお姉のちらし寿司っ」
 花見は憧れ、初体験。ルナは歓声をあげて取り分けてもらったお皿を受け取る。アリスは持ってきた飲み物を皆についで回った。
 然泉は荷物の中から出てきたカラオケセットに愕然とし、けれど少女達は笑顔で歌声を披露する。
「ルナちゃん、デュエットしよう!」
「うんっ!」
 楽しそうな歌声に包まれるなか、ポルテはやはりじっとしていない。
「へっへーん、いっただきー!」
「この……待ちなさい……!」
 ――【†…箱庭天使…†】には常に楽しそうな笑い声が尽きなかった。

「一体何が……」
 会場までランニングして来た和彦の前には場所取りを頼んでおいたはずの北斗と灯夜、その見るも無残な姿があった。
『北斗。今日は花見だ。女性陣が頑張って弁当を作るらしい』
『ああ、人数減れば減っただけ取り分は増えるよなあ』
 ――勝負! と彼らは互いに用意した食べ物を食い合った。その結果が今、目の前に転がっている。
「ま、まあいいやっ。そんじゃ花見始めようぜっ!」
「任せておけ。あたしは天才だからな料理だって得意だぞ」
「私も一揃い作ってきた。菓子系統は雛由の担当だったよな?」
「はいっ、真田家特製お団子です! 皆さんどうぞっ」
 鈴奈はいつも通り偉そうに弁当を広げ、千羽耶は自分の作ってきた重箱よりも雛由のお団子に興味津々だ。痺れ薬は今回入ってませんと注釈する雛由にいつもは入ってるのかとクロードと桂一が顔を見合わせる。
「あ、これ……好きだって言ってたから」
「うん。ありがとう」
 クロードが頬を染めながら差し出したからあげ弁当卵焼き付きを受け取って、桂一は緩く笑う。おいしい、と言われてクロードの頬が更に赤みを増した。

「あっ文さん文さん!手繋いだほうが迷子にならないですよっ!」
「え? あ、はいっ」
 結姫に手を引かれた文は慌てて駆け出す。買出し途中でネギタコをつまみ食い。あーん、と差し出されたそれを文は嬉しそうに頬ばった。
「こっこんな感じ……?」
「それでは優雅さに欠けますぞ。扇子はゆるりと動かしませぬと」
 場所取りで持て余した時間、舞に興じるアーミーナと教えを乞う小夏の姿。ともすれば阿波踊りになってしまう小夏にアーミーナは真面目な顔で舞を伝授する。そのうち拍手が聞こえて、他の面子が到着した事を告げた。
「お待たせしました」
 小雪が広げるのは屋台で買ってきたエトセトラ。その隣にどん、と棺桶サイズの出前箱が置かれた。
「量はあっても全部自信作だぜ!」
 そしてさあ食え、とばかりに結姫を挑発。
「はい、どうぞー」
 カズマと入れ替わりで優実も結姫の口に物を詰め込む。はぐ、と喉に詰まらせてしまった彼女にお茶を差し出すのは小雪だ。
「今年も桜が綺麗ですね」
「はい。花見に日本茶、最高です」
 ともに持ち込んだ料理を広げながら源夜と優斗はのんびりお茶を飲み交わす。隣ではスティノークルが何やら怪しい物体を調合していた。
「さぁ、遠慮せずに飲んでください!」
 彼は既にカメラのシャッターを構えている。――犠牲となる勇者は一体誰か?

「さぁ、皆で私の卒業を祝うがいい!」
 【平成銀学義勇團】の宴は気風のいい篠舞の台詞から始まった。どん、と置かれたカレーは八葉が自信を持って勧める防人スペシャル。美吉は読んでいた本からゆるりと顔を上げる。
「お代わり自由な!」
「おいしそうですけど、冷めてませんか」
 穹にサンオイルを渡していた圭吾に頭突きが飛んだ。動じない豹衛は人数分のコロッケを差し出す。広げられた弁当は純和風の重箱に、カラフルな可愛らしい弁当。そして食後にと用意された桜餅やお団子の数々。
「ひのふのみの……一匹多い!?」
 夕稔は余ったタイヤキを見下ろして思わず叫んだ。一緒に買出しに出た穹は山盛りの綿飴を皆に配って、宴もたけなわ――飲めや食えやの大騒ぎ。
「篠さんとハチ先輩は、卒業おめでとうございます、ね」
 人魚が口火となり「おめでとう」の言葉が連鎖していく。祭波が差し出した花見団子は瞬く間に無くなった。
「ふ、不意打ちとは卑怯なりいぃぃぃッ!」
 叫んだ圭吾は一目散に川へと走っていく。――ばしゃん。つ、冷てぇっ!
「おー、川にも花が咲いてるな」
「それもまた、風流かな」
「おいおい、何やってんだよハナマル!」
 清司と豹衛が冷静に見守る中、祭波だけがタオルを引っつかんで圭吾の元へ駆ける。人魚には「はしゃぎすぎよ」と言われ、濡れ鼠になった彼はしかられた子犬のようだ。
「……ふうん。人魚の真似でも、してみたの……かな」
 サンオイルでも塗ってあげようかと言う穹の言葉は、どこまでも悪気無く。

 宴の終わり、誰もがゴミを出さないように気をつけて帰る。綺麗になった桜並木がそのままの姿でいられるように。
 記念となる写真にはきっと、仲間の笑顔と桜の花が美しく写っている事だろう。


マスター:ツヅキ 紹介ページ
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知的 ハートフル ロマンティック せつない えっち
いまいち
参加者:90人
作成日:2008/04/05
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冒険結果:成功!
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