大周防炭鉱が活況だった頃、鉱山労働者達の間では賭博が頻繁に行われていた。 娯楽も無い山間の鉱山で、賭博は数少ないストレス解消手段でもあったのだろう。 「飲む、打つ、買うは男の甲斐性」と言われた時代でもあった。 男達は寝泊りする飯場の片隅で賭場を開き、酒代を賭けて賭博に興じたのだ。
その賭場に、ふらりと現れた一人の天才賭博師がいた。 恐るべき直感と博打の才能、比類なき強運により、彼は次々と勝利を収めていく。 数多くの勝利と多額の金を得た彼は、ニヒルな笑みと共に賭場を去ろうとした。 ……………………。
次の瞬間、室内に鈍い音が響いた! 飯場の男達が、賭博師を殴り倒したのだ。 賭博に負けた者達が、映画や小説のように潔く負けを認めることなど、ある筈がない。 そのまま賭博師は坑道の奥に連れ去られ、無残に撲殺されてしまった。 賭博師の死体は、殺害に加担し賭博師の金を巻き上げた6人の男達によって6つの肉片に分けられ、坑道の奥底に打ち捨てられたという。
そして現代。事件の現場となった坑道は、ゴーストの巣窟へと変貌した。 坑道にひしめくゴースト達を討つべく、能力者達は暗闇の中へと歩を進めるのだった。
シナリオタイプ | :サブシナリオ |
公開日 | :2009年01月08日 |
総制覇数 | :57831 |
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