忘却博物館において、上層に繋がる階段が発見された。 階段を上がった能力者達は、そこに虚構に満ちた階層を目にすることとなる。 名画のレプリカや詐欺目的で作られた贋作、そして捏造された歴史的資料……。 この区画に展示されていたのは、全てが『偽り』の品々だった。
忘却博物館を建てた名士は、晩年には忘却博物館の一角に自らの居室を作り、そこに引き篭もるような生活を送っていた。 名士は世間一般に語られる『常識』など薄っぺらなものでしかなく、忘れ去られたものにこそ、真実が宿ると語っていたという。 だが、この名士が現在どうしているかは誰も知らない。 まるで、この博物館の名の通りに世間から『忘却』されたかのように……。
多数のゴーストが群れ為す博物館の中、名士は今も生きているのだろうか? もし生きているならば助けねばならないし、もしそうでなくとも、ゴーストを討つのは能力者としての使命だ。 探索を行うべく上層に足を踏み入れた能力者達を、空間の歪みが阻む。 果たして能力者達は、偽りに満ちた階層の中から、真実を見出す事が出来るのだろうか?
シナリオタイプ | :サブシナリオ |
公開日 | :2009年11月12日 |
総制覇数 | :57627 |
| |