タカノ
お題ショートストーリー(2009/07/18執筆)
  作品の参考として、「お題イラスト」と「プレイング」を元にしたショートストーリーを執筆しています。ログインすれば、人気投票にも参加できます!

【執筆者:タカノ
【得票数:2】

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プレイング
 暗く静まり返った駅の構内。
 人の気配すら感じられぬ場所にそれらは待ち構えていた。
 いや、人の気配がないからこそかも知れない。
 何故ならそれは、人ならざるモノ……ゴーストなのだから。

「チィッ!」
 突然のゴーストの奇襲。
 それに迅速に対応した澤村・鉄平(bn0111)は、手にしたスラッシュギターで相手の攻撃を受け止め、食い止める。
「そこです!」
 一瞬混乱を招いたが、鉄平が時間を作ってくれたおかげか、金森・あかね(bn0003)も平静を取り戻し、手にした導眠符を投げつければ、たちまちゴーストの動きも止まる。
「さあいくぜっ!」
 すかさず投げつけるは揚羽・夏希(bn0001)のフレイムキャノン。
 それはゴーストの体を燃やしつくし、そして消滅させる。
 もちろん、ゴーストもやられっぱなしではない。
 まずは狙いをあかねに定め、いざ襲いかかろうとするが……
 そこに響くは大きな旋律。
 鉄平のギターから奏でられる、ショッキングビートだ。
 ビクンっと動きを止めたゴーストに返すはあかねの呪殺符。
 その一撃を受け、一体のゴーストが霧散する。
「グアアアァァァア」
 その時だった。
 鉄平のショッキングビートから逃れたゴーストが、天井に回り急降下して夏希を襲う。
「上等!」
 だが、それも夏希には予想通りだった。
 急降下して来るゴーストに合わせるように、不死鳥のオーラが宿った詠唱兵器を振りかぶる。
「くらいなっ!」
 カウンター気味にフェニックスブロウを食らい、たまらずたたらを踏むゴースト。
「ふん!」
 そこにスラッシュギターを振りかぶった鉄平が渾身の力を込めて、ヘビィクラッシュを振り下ろす。
 それでも……ゴーストはまだ存在を残していた。
 弱った体を引きずるようにその場を逃げ出そうとするが……。
「逃がすかっ!」
 あかねの治癒符によって怪我を癒した夏希が、大きく腕を振り被りフレイムキャノンを投げつける。
 それは、一直線に逃げるゴーストを打ち、そしてゴーストの存在をも燃やしつくす。

 後に残ったのは能力者である三人だけ。
 それは、同時に戦闘が終わったことを意味していた。 
 
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