村井羽合
お題ショートストーリー(2012/11/04執筆)
  作品の参考として、「お題イラスト」と「プレイング」を元にしたショートストーリーを執筆しています。ログインすれば、人気投票にも参加できます!

【執筆者:村井羽合
【得票数:7】

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【お題のプレイング】
膨大な財宝が眠るというダンジョンに、腕試しをかねてやって来たアイラ(cn0014)、バロウズ(cn0005)、ナターリア(cn0011)。
ダンジョンに住み着いていた巨大鼠の群れやアンデッド、バルバなどを退治しながら進んできた3人は、やがて最深部に辿り着きました。
そこには、輝くほどにたくさん敷き詰められた金貨、金貨、金貨の山!
すごい……
思わず3人が声を揃えて見つめていると、ぬうっと現れる影。そこには、巨大な宝の番人が待ち構えていたのです!

「せっかくここまできたんだ。こいつも倒して完全踏破といこうか」
「そうですね。これほど強大な敵、相手に不足はありません」
「ああ。……行くぞ!」

アクスディバイドを叩きつけるバロウズの一撃を皮切りに、はじまる戦い。
アイラはその身軽な動きで敵の体を駆け上がりつつ攻撃し、二人の後ろからナターリアは弓を構え、狙い澄まして矢を放つ。
敵もさるもの、ピンピンした様子で業火のブレスを放って攻撃してくる。苦悶の声を上げつつも、それに耐えて対抗していく3人。
戦いはとても緊迫になるが、3人はそれでも決して屈せずに戦い続ける。

やがて、先に根負けするようにして力尽きたのは敵の方。
満身創痍になりつつ戦っていた3人は、苦しそうにしながらも、勝利の喜びに沸き、イラストのような感じで、笑顔で勝利を分かち合います。

「やったな!」
「ふふ。私達って、こんなに強くなっていたんですね」
「これも日々の鍛錬の成果だ」
 アイラ(cn0014)は後悔し始めていた。
 最後の最後、もう少しで財宝に手が届くという段階で、よもやこんなに強力な敵が待ち構えていようとは。
「くそ! これで死んだら恨むからな!」
 アイラがバロウズ(cn0005)を罵倒する。膨大な財宝が眠ると噂されているダンジョンに、腕試しも兼ねて行こうと言いだしたのは彼だった。
 確かに『あいつ』が出てくるまでは順調だった。
 ダンジョンに住み着いていた巨大鼠の群れやアンデッド、バルバなどを退治しながら最深部まで進み、アイラ、バロウズ、ナターリア(cn0011)は簡単に財宝を発見した。
 それは、床一面に輝くほどに敷き詰められた金貨、金貨、金貨の山!
「すごい……」
 思わず3人は声を揃えてつぶやいていた。
 そして、嬉しくなったナターリアが財宝に触れようと手を伸ばしかけた時、『あいつ』は現れた。
 宝の番人、このダンジョンの主、巨大な体躯を持ったドラゴンだ。
「せっかくここまできたんだ。こいつも倒して完全踏破といこうか」
 財宝を発見して鼻息が荒くなっていたアイラは強気にそう言った。
「そうですね。これほど強大な敵、相手に不足はありません」
 ナターリアもそう続く。
「ああ。……行くぞ!」
 裂帛の気合と共に、アクスディバイドを叩きつけるバロウズの一撃を皮切りに、戦いは始まった。
 アイラはその身軽な動きで敵の体を駆け上がりつつ攻撃し、二人の後ろからナターリアは弓を構え、狙い澄まして矢を放つ。
 しかし、攻撃が通じた様子は全くない。ピンピンした様子でドラゴンは業火のブレスを放ってきた。苦悶の声を上げつつ、3人はそれに耐え、反撃する。
 緊迫した戦いが続くが、ドラゴンは全くひるまない。アイラに後悔の念が沸き起こってきたのはその時だ。
「くそ! これで死んだら恨むからな!」
 アイラがバロウズを罵倒するが、彼はそんなアイラの弱気を吹き飛ばす。
「諦めるな! 俺達がこれまでどれほどの経験を積み重ねてきたのか、思い出せ!」
 ふと、アイラの脳裏にこれまでの辛く、長かった戦いの日々が浮かび上がる。
「私達ならやれます。自分を信じて、アイラ」
 ナターリアが笑顔でそう声をかける。
「く、くそぉ!」
 アイラは歯を食いしばってドラゴンに突っ込んだ。
 やがて、3人の気合に根負けするようにドラゴンは力尽きた。
 戦っていた3人は満身創痍で、呼吸もままならない程苦しそうだったが、勝利の瞬間には歓声を上げた。
「やったな!」
 アイラが息を弾ませながら言う。
「ふふ。私達って、こんなに強くなっていたんですね」
 ナターリアもそう微笑む。
「これも日々の鍛錬の成果だ」
 バロウズが満足げにつぶやく。
「いや」
 アイラの否定に、バロウズとナターリアは首を傾げた。
「それだけじゃない。3人いっしょだったから勝てたんだ。お前らとなら、どんな困難も乗り越えていける気がするよ」
 アイラの言葉に、3人は笑顔で勝利を分かち合った。
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