如月まお
お題ショートストーリー(2013/01/19執筆)
  作品の参考として、「お題イラスト」と「プレイング」を元にしたショートストーリーを執筆しています。ログインすれば、人気投票にも参加できます!

【執筆者:如月まお
【得票数:5】

お題イラストを拡大する
プレイング
 暗い夜色が明けてきた
 闇の纏う涼しさが、朝日の暖かさに溶け込まれていく
 徐々に明るくなっていく空に照らされ、曙色に染まる朝の街並み

 大トカゲの背に乗りながら
 街を見下ろし、思わず笑みが零れた
 この場所は、街を一望するのに最も見晴らしが良いから、気に入っているのだ
 きっとあと数時間もすれば、街も目覚めて「一日」が始まるのだろう

 この街を形作るのは、たくさんの家、平和な暮らし
 そして家々と暮らしを形作るのは、大勢の人々
 たくさんの家があり、そのそれぞれに人々が暮らしている
 大勢の人々が日々を生きて作り出す幸せが連なって、街が造られている

 きっと今日もこの街は、人々の笑顔が溢れ、活気で賑わい
 大切な人と、大切な家族と、言葉を交わしながら
 「いつもと変わらぬ日常」という幸せを、過ごしていくのだ

 しかし穏やかなこの街にも、「いつもと変わらぬ幸せ」を壊す、人々が想像し得ないマスカレイドという脅威が降り注ぐ
 それに対抗出来るのは、エンドブレイカーの力…自分の力しかないのだ

 だからこそ、その一つ一つの小さな幸せを
 その幸せが生まれる為の平和な暮らしを守るためにこそ
 俺達エンドブレイカーの力があり
 エンドブレイカーは日夜戦いを続けている

 今日もこれからマスカレイド退治に向かう
 必ず成功させてみせる

 …しまった、そういえばもう仲間達が集合場所に集まっているはず…
 ふと、我に返ると街を照らす空は更に明るさを増していた

 朝になったら仲間と共に出発するために昨夜から街を眺めていたのだが
 つい物思いに耽ってしまった
 思っていたよりも長い時間を過ごしてしまったようだ
 急いで向かわなければ
 慌てて大トカゲに座りなおすと手綱を引いて、仲間たちの元へと向かう
 手綱を引き、背筋を伸ばし、表情を引き締めながらも、自信に溢れた笑みを讃えて


 人への想いは、何よりも固く、守ることを決意させ
 エンドブレイカーに力を与えてくれる

 さあ、急ごう
 幸せが溢れるこの街を、人々を、この手で守る為に
※人気投票をする場合は、投票するキャラクターでログインしてください。