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シャルムーンデイのプレゼント『snow drop』


シャルムーンデイに沸く街の片隅。
その日、その夜、その場所にだけ、季節外れの雪が降る。
降り積もる白い雪の中。
佇む白い鳥が、一羽。

すう、と吸えば胸が締る。
ほう、と吐けば白く煙る。
訪人を待つ白鳥が、一羽、雪の夜に咲いている。

アトリエ(「ふたりのシャルムーンデイ」ピンナップの発注は2/28まで受付中です)


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小黒琥子・グラシャガ(c24054)
小黒琥子・グラシャガ(c24054)  2013年02月15日 01時
 ん?エンデさん?いいよ。僕も好きに呼べばいいよー。

スワントレイル・フリエンデ(c10010)
スワントレイル・フリエンデ(c10010)  2013年02月15日 01時
 ええ、わたくしも、です。(くす、と微笑むと) エンデ、と呼ぶのは、お嫌い?

小黒琥子・グラシャガ(c24054)
小黒琥子・グラシャガ(c24054)  2013年02月15日 01時
 ・・・・うん、分かった。・・・あのね、フリエンデさん。本当に、ほんっとーーーうに有難うね。凄く嬉しい。

スワントレイル・フリエンデ(c10010)
スワントレイル・フリエンデ(c10010)  2013年02月15日 01時
 はじめて好きになった紳士に、はじめて告白をして、はじめての……キスをして。はじめて、全てを一人で、決めたんです。(そう微笑んで、グラシャガを見つめ)でも……はじめてばかりで、少し疲れてしまいました。ですから、そうですね、しばらくは……ただ、貴方の傍にいたいです。

小黒琥子・グラシャガ(c24054)
小黒琥子・グラシャガ(c24054)  2013年02月15日 01時
 ・・・んーん(首を横に振り)僕も兄ちゃん達いるけど、一度も喧嘩した事ないよ。だから、それ程仲が良かったんじゃないかな?

スワントレイル・フリエンデ(c10010)
スワントレイル・フリエンデ(c10010)  2013年02月15日 01時
 ですから、それで、決めたのです。わたくしは、わたくしとして。あの子とは違う「空」を目指して飛ぶのだと。………そう決めて、一番最初に目指した目標は………今日、辿り着きました。

スワントレイル・フリエンデ(c10010)
スワントレイル・フリエンデ(c10010)  2013年02月15日 01時
 おかしいでしょう? はじめて姉妹喧嘩をしたんですよ、わたくし達。

スワントレイル・フリエンデ(c10010)
スワントレイル・フリエンデ(c10010)  2013年02月15日 01時
 でも、本当は、違ったんです。あの子は、私を救い出してくれる英雄でも、私を羽撃かせてくれる翼でもありませんでした。あの子は、ただ、あの子……わたくしと同じ、普通の、一人の、人間だった……。少し強くて、同じくらい弱くて。ほんのちょっとだけ、夢見がちな、わたくしの妹で。わたくしの、友達だったんです。

スワントレイル・フリエンデ(c10010)
スワントレイル・フリエンデ(c10010)  2013年02月15日 01時
 ああ……。(また一口、ミルクで唇を湿らせて)そうですね………。わたくしは、少し前までずっと、自分には翼などないと、思っていました。ですから、大きな翼を持ったあの子に依存して、あの子を見ているつもりで、何も見てはいなくて……。籠の中で、飛ぶこともせず、あの子の迎えを待ち続けていただけでした。

小黒琥子・グラシャガ(c24054)
小黒琥子・グラシャガ(c24054)  2013年02月15日 01時
 うん・・・今までは待っていたでしょ?でも、もう待たなくていいなら、次へ歩き出せるし、それに僕もいるよ。何か次の目標見つけたらもっとやりやすいかなって。

スワントレイル・フリエンデ(c10010)
スワントレイル・フリエンデ(c10010)  2013年02月15日 01時
 これから……と仰いますと?

小黒琥子・グラシャガ(c24054)
小黒琥子・グラシャガ(c24054)  2013年02月15日 01時
 ねぇ、フリエンデさん。フリエンデさんはこれからどうするの?

スワントレイル・フリエンデ(c10010)
スワントレイル・フリエンデ(c10010)  2013年02月15日 01時
 (カップに唇をつけて温かなミルクを一口。湯気は甘く、ほう、と零した吐息は白く。ふと、傍にあるぬくもりに気付き、一人分、触れ合うほどの近さまで、腰掛けなおして)

小黒琥子・グラシャガ(c24054)
小黒琥子・グラシャガ(c24054)  2013年02月15日 01時
 うん、だって、ほら、こう寒い日だから温かい物飲むと・・・ね。(フリエンデさんのカップにホットミルクを注ぎ、自分のも注いで飲み始める)

スワントレイル・フリエンデ(c10010)
スワントレイル・フリエンデ(c10010)  2013年02月15日 01時
 あら……。そうですね、頂きます。準備がよろしいのですね、グラシャガさん。(寒さを忘れるほどの頬の火照りは隠して、カップを受け取る)

小黒琥子・グラシャガ(c24054)
小黒琥子・グラシャガ(c24054)  2013年02月15日 00時
 ・・・う、うん・・・ありがとう。(また顔が赤くなり)・・・あ、フリエンデさん。はい、これ。(水筒からホットミルク取り出し)一緒に飲もっ。落ち着くから

スワントレイル・フリエンデ(c10010)
スワントレイル・フリエンデ(c10010)  2013年02月15日 00時
 ……あなた「でなければ」、唇を許したり、致しませんわ。

スワントレイル・フリエンデ(c10010)
スワントレイル・フリエンデ(c10010)  2013年02月15日 00時
 (グラシャガのくちびるに、遮るように指先を当てて)……「エンデ」、と呼んで下さいまし。わたくしの、特別な方には、そう呼んで頂きたいの。

小黒琥子・グラシャガ(c24054)
小黒琥子・グラシャガ(c24054)  2013年02月15日 00時
 ・・・(ハッとわれに返り)う、うぅん何でもないよ!・・・・けど、フリエンデさん・・・僕なんか・・・でよかったの?

スワントレイル・フリエンデ(c10010)
スワントレイル・フリエンデ(c10010)  2013年02月15日 00時
 ふふ………どうか、なさって?(同じくらい赤い頬に指を添えて、言葉だけはゆるりゆるりと)

小黒琥子・グラシャガ(c24054)
小黒琥子・グラシャガ(c24054)  2013年02月15日 00時
 ・・・・!!!(ボボボボボンっと何かが弾けつつ、暫く呆然とする)

スワントレイル・フリエンデ(c10010)
スワントレイル・フリエンデ(c10010)  2013年02月15日 00時
 はじめてのキス、貰われてしまいました。(それから、ほんの少しだけ悪戯っぽく、花のように微笑んだ)

スワントレイル・フリエンデ(c10010)
スワントレイル・フリエンデ(c10010)  2013年02月15日 00時
 (唇が離れて、触れたぬくもりが消えてから、瞼を開き)

小黒琥子・グラシャガ(c24054)
小黒琥子・グラシャガ(c24054)  2013年02月15日 00時
 ・・・・・・・・・・・・・!(もう顔が真っ赤になりすぎて今にも倒れそう)


小黒琥子・グラシャガ(c24054)  2013年02月15日 00時
 ・・・・・・・・・・・(そっと、優しく口付けをかわす)

小黒琥子・グラシャガ(c24054)
小黒琥子・グラシャガ(c24054)  2013年02月15日 00時
 ・・・(やがて、決心した様にそっと、フリエンデさんの顔に近づく)

小黒琥子・グラシャガ(c24054)
小黒琥子・グラシャガ(c24054)  2013年02月15日 00時
 ・・・・!!!!!!(どうしようか迷い中)

小黒琥子・グラシャガ(c24054)
小黒琥子・グラシャガ(c24054)  2013年02月15日 00時
 ・・・・・!!!(物凄くドキドキしてる)あのっ!フリエンデさん!

スワントレイル・フリエンデ(c10010)
スワントレイル・フリエンデ(c10010)  2013年02月15日 00時
 (そして、瞼を閉じる。誘うように。求めるように。或いは、望むままを、受け入れるように)

スワントレイル・フリエンデ(c10010)
スワントレイル・フリエンデ(c10010)  2013年02月15日 00時
 はぁ…………(涙を拭き取れば、思わず漏れた白い吐息の向こう。けれど、触れるほど近くに、涙で潤んだ瞳が微笑んで)

小黒琥子・グラシャガ(c24054)
小黒琥子・グラシャガ(c24054)  2013年02月15日 00時
 ・・・・(とりあえず、ハンカチでフリエンデさんの涙を拭こうと)

スワントレイル・フリエンデ(c10010)
スワントレイル・フリエンデ(c10010)  2013年02月15日 00時
 大丈夫……です……。もう、泣いたりしないと……思っていましたのに………、嬉しい涙は……我慢が……

小黒琥子・グラシャガ(c24054)
小黒琥子・グラシャガ(c24054)  2013年02月15日 00時
 Σ、だ、大丈夫!?(急いでハンカチ用意)

小黒琥子・グラシャガ(c24054)
小黒琥子・グラシャガ(c24054)  2013年02月15日 00時
 ・・・フリ、エンデさん?

スワントレイル・フリエンデ(c10010)
スワントレイル・フリエンデ(c10010)  2013年02月15日 00時
 ふふ……嬉しい。御免遊ばせ、嬉しくて……涙が、わたくしったら………(ぽろぽろと涙を零しながら、微笑んで)好きよ、グラシャガさん。わたくしの、ちいさなお星様。

小黒琥子・グラシャガ(c24054)
小黒琥子・グラシャガ(c24054)  2013年02月15日 00時
 (指を絡めつつ、体温が沸騰しそうな程上がっており)・・・うん、分かった。ずっと一緒だよ。

スワントレイル・フリエンデ(c10010)
スワントレイル・フリエンデ(c10010)  2013年02月14日 23時
 (差し出された小さな手に、存在を確かめるように指を絡め)……ええ、どうか、わたくしの傍にいて下さい。(微笑む瞳から、一筋、涙がこぼれた)

小黒琥子・グラシャガ(c24054)
小黒琥子・グラシャガ(c24054)  2013年02月14日 23時
 うん、いいよ。

スワントレイル・フリエンデ(c10010)
スワントレイル・フリエンデ(c10010)  2013年02月14日 23時
 ………。(きゅぅ、と胸元で手を握り)あの……あなたに、触れても、よろしくて?

小黒琥子・グラシャガ(c24054)
小黒琥子・グラシャガ(c24054)  2013年02月14日 23時
 あ、え、えーと・・・・(深呼吸し)フリエンデさん、付き合ってください。(手を差し出し)

小黒琥子・グラシャガ(c24054)
小黒琥子・グラシャガ(c24054)  2013年02月14日 23時
 ・・・・・・うん、・・・フリエンデさんに・・・そう想ってくれると・・・嬉しいな・・・・って。うん。

スワントレイル・フリエンデ(c10010)
スワントレイル・フリエンデ(c10010)  2013年02月14日 23時
 その………今、なんと?

スワントレイル・フリエンデ(c10010)
スワントレイル・フリエンデ(c10010)  2013年02月14日 23時
 ……その、わたくしのような年齢の女性に、このような事を言われば、お困りになるとは思うのですけれど……え?

小黒琥子・グラシャガ(c24054)
小黒琥子・グラシャガ(c24054)  2013年02月14日 23時
 え、ええああぁ・・う、うん・・・よ、喜んで・・・・・ぇっと・・・えっと・・・えっと。僕も・・・大好き・・・デス。(周りの雪が解けていくほどに真っ赤)

スワントレイル・フリエンデ(c10010)
スワントレイル・フリエンデ(c10010)  2013年02月14日 23時
 ………お分かり、頂けて?(同じくらい頬を染めて)

小黒琥子・グラシャガ(c24054)
小黒琥子・グラシャガ(c24054)  2013年02月14日 23時
 ・・・・・・・・・・・・・・・・!?(一瞬で顔が真っ赤になった)

スワントレイル・フリエンデ(c10010)
スワントレイル・フリエンデ(c10010)  2013年02月14日 23時
 わたくしは……フリエンデ・レッジェーロは、グラシャガ・ガーリンを、愛しています。(微笑みとともに、はっきりと、口にした)

スワントレイル・フリエンデ(c10010)
スワントレイル・フリエンデ(c10010)  2013年02月14日 23時
 (降りしきる雪の中、真っ直ぐ向き合うように座りなおし。高鳴る胸に手を当てて)

小黒琥子・グラシャガ(c24054)
小黒琥子・グラシャガ(c24054)  2013年02月14日 23時
 ?うん、いいよー。

スワントレイル・フリエンデ(c10010)
スワントレイル・フリエンデ(c10010)  2013年02月14日 23時
 グラシャガさん。一つお願いをしても、よろしいでしょうか……今から、わたくしが口にする言葉を聞いても、できれば……笑わないで、頂きたいのです。お願いしても、よろしくて?

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