森の奥 ―――
木々の天蓋が風に揺れ、
差し込む木漏れ日が様々な形に影を切り取り、光を形成する。
葉は落ち、舞って、自らの落ち着くべき場所を探して彷徨うかのようだ。
娘は、風の詩に呼ばれるように顔をあげ、
水面をぱしゃりと爪先で柔らかく蹴り上げた。
「……詩。……風の、詩………」
「誰か。 …… 聞こえる、だれかを。」
――― ずっと待ってる。 いつか来るそのときを。
必ず巡り合う、 だれかを。
そのときまでこの場所は、娘と共に ―― 静かに息衝いている。
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堕落浪士・アミナリス(c24448) 2013年08月21日 00時 どうやってか…そうだな。あまり抽象的な表現は好きじゃないが…勘、だな。もしくは風が導いたか。ま、どちらにせよお前がここにいると思ったから来たってだけだ…本当にな |
風の呼び声・ソナチネ(c25687) 2013年08月12日 17時 …! (いつも独りで居る空間。そこにぽつり気配が増えたのを感じて、声に振り返る。) ……アミ、ナ。 …… どうやって、…? (ここへきたのかと。…風が、導いたのか。それを確かめるように、問いを。) |
風の呼び声・ソナチネ(c25687) 2013年02月20日 23時 ……? どうしたの、月光……… (横になっていたのをふいに立ち上がり、耳をぴんと立て遠くを眺めるコヨーテに声を掛けたりしている。) |
風の呼び声・ソナチネ(c25687) 2013年02月15日 13時 ……… (ふわり、それは娘の白い柔らかな風を揺らした。それに、振り返る。) わたしにも……わからない、わ。…… まだ。 (風に答えるよう、小さく呟き落とす。) |