少女の部屋は甘い香りで満ちている。甘い甘いお菓子の香り。
ソファには金の髪をふわふわさせて、少女が待っている。傍らには彼女の友人が、寄り添うように。(涙目なのがいるがきっと気のせいだ)
足をぱたぱたさせて、いとしい人が訪れるのを今か今かと思いながら。
扉の開く音で少女はぱっと顔を明るくさせた。
「遅い」
そんなことを言いながらも、うれしそうに笑顔を向ける。
「待っていたの。ねぇ、はやく」
上手にできたから、食べてほしい。
あいしてるが、あなたに届くように。
アトリエ(「ふたりのシャルムーンデイ」ピンナップの発注は2/28まで受付中です)
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胡蝶の夢・キト(c34274) 2014年02月14日 12時 (かちゃり、ドアを開けて。香る甘さにきょとんとする。しばし迷った桃色が、ケーキを映して)…ねこ? ――アルカナ、遅れました。招待、ありがとう。 |
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