めくるめく、幾重に垂れる飾り幕の向こう。
夜の帳が緩やかに落ち、導きの星が瞬きあうころに。
――淡やかに、秘めやかに、耽溺の逢瀬。
砂月楼閣シャルムーンにある宿の一室。
迎えて、招いて、あなたと。
アトリエ(「ふたりのシャルムーンデイ」ピンナップの発注は2/28まで受付中です)
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砂鷲の魔想紋章士・ナルセイン(cn0172) 2015年02月15日 05時 芽吹くたびに瑞々しいから嬉しくなっちまうんだよな、あんたの乙女に触れるたび。俺も、俺の世界をなにもかもやわらかにしてくれるあんたが大好きだ。……極上にあまくてやわらかな、おはようを期待してる。(ますます甘さを滲ませる吐息と温もりに愛しげに瞳を緩め、蕩ける夜のと蜜の淵の、底の底へ) あんたの中にいる巨獣さんだからこそ罪深くなったんだろうさ。何もかも罪深い、ってことでやっぱりイーブンだ(笑って、腕に抱いた花の額に口づけを落とし、褥へと沈みに)(ありがとうございました) |
馥郁・アデュラリア(c35985) 2015年02月15日 05時 ……ナルセイン様の何度目かのはじめてを頂いてしまった巨獣さんったら、罪深いんだから。(最終回風の纏めかた) ――そうね、わたくしの、いけいたでかわいい小鳥さんは花に包まれる姿が一番。ね、だから長くふかく、甘く蜜を滴らせて、愛してね。(抱き上げられたら普段と違う視界に瞬いて、愉しそうに笑ったり。褥まで、褥に着いても、頬やその唇に触れて啄ばんだりするのだろうけど。夜が明けても、尚、幸せそうな花の姿が在る) |
馥郁・アデュラリア(c35985) 2015年02月15日 05時 (ごはんはちょうだいじ。『ちょうじゅうよう』を彷彿とさせる懐かしくも好ましい響き。脳裏に浮かんだ朝ごはんの案は甘く這い寄る耽溺の雰囲気に、取り合えず一旦仕舞いこんで) わたくしの乙女心をつつく、あなたの言葉が好き。繰り返す恋も、あなたの熱も、重なり合ってく人生も、全部全部、極上の愛しいもの。……ね、ナルセイン様、だいすき。溺れに溺れて、廻りにめぐったら、おはようって、贈らせてちょうだいね。(より強く、けれど柔らかく抱きこむ腕。同じように窺ってた事実に至極やわらかく笑みを咲かせて、首から背中へと滑らせた手で彼を確かめ。こぼれる吐息が一層に甘くなればなるほど、終わりのない蜜の淵まで一緒に。朝の目覚めには、きっと口付けを) |
砂鷲の魔想紋章士・ナルセイン(cn0172) 2015年02月15日 05時 何か今、齢三十歳にして生まれて初めて聴いたとんでもない単語が飛びだした気がするんだぜ。ちょうぜつきょじゅう……(ぷるぷるしつつ) ま、仕様がないな。それこそ惚れた弱みだ、何とかするさ(だからあんたも何とかしてくれ、と弱音も吐いてみつつ) 喧嘩はしないぜ、巨獣さん相手じゃ俺なんてぷちっと潰れちまう(天辺の軽やかな音に破顔して、あんたはほんと堪らないな、と深く抱きしめ) じゃあ、蕩ける極上の夜を綴りに行くとするか(掬いあげるよう抱きあげて) |
砂鷲の魔想紋章士・ナルセイン(cn0172) 2015年02月15日 04時 ごはんはだいじです。ちょうだいじ。――ってなわけで、美味いものにも満ちた耽溺の園を二人で追い求めていくとするかね。繰り返し恋に堕ちて、その都度より深く溺れて、そうやって心も眩むままに何処までもいけばいいのさ(指先と唇の感触に、融け込んでいくような温もりに、摺り寄せられる頬の感触に――なにもかも、やわらかいな、と幸福感に満ちた呟きを)(俺も機を窺ってた、と笑って、相手を抱く腕に力をこめ) 逃げようなんて考え、思いつきもしないくらいあんたは溺れるさ。俺がそうする(まずは自分が溺れるよう、相手の首筋に顔を埋め)掘らずとも今は世界すべてが落とし穴みたいなもんさ(融け合う甘さに眦も頬も緩め、堪らなく甘美で美味だ、と笑って) |
馥郁・アデュラリア(c35985) 2015年02月15日 04時 美味しいものが源だから、止められないものよね、成長って。おなかで飼っていられるか心配でどきどきしつつ、超絶巨獣さんに進化しても養ってくれる?(むちゃぶり)とか言ったけれど(料理的な意味で)養うのはわたくしの方かしら。(喧嘩しないでね、と自分が母親みたいなことを述べるも、ころりと笑みを転がして、触れられるなら尚のこと。慈しむよう、鼻筋を辿ったあとその天辺に軽やかな音とともに) 形がないから、無条件で信じられるものも溢れてるから、楽しみになるのかも。…一緒に作ってね。綴って、幸せにさせてね。――じゃあ連れて行って?(小首を傾げる、少女めいたおねだり。腕の中でうんと温めてあげる、と。彼に抱きしめられたままでも、蕩ける長い夜を望んで) |
馥郁・アデュラリア(c35985) 2015年02月15日 04時 柔らかな毒を孕んでる桃源郷なんて初耳。初耳だからこそ、お互いのものに為り得るのかしら。一瞬マグメルも考えたけれど、ごはんが必要ないらしきことに気付いたわたくし。――あなたが望むなら。…きっと、あなたが目を開けるたび、わたくしもあなたへ繰り返し恋をするわ。逢いたくて、触れたくて、声を聞かせてほしくて、何度でも。(衣服越しに伝わる彼の温もりにまどろみ、指先で前髪を優しく退かし、額に接吻を。する、と肩口に頬を摺り寄せ)(言われ慣れない台詞には、だってね、実はずっと機会を待ってたの、と明かして) あら、その答えを導きだしてしまうのはすこし早いかしら。――まだ溺れはじめたばかりだもの。(蜜の淵の底の底の、浅瀬、なんて囁いた吐息で戯れる) それと同時に逃げるわたくしも想像できないこの頃、……思わぬところで自分への落とし穴を掘ったよう。頑なになってもそれはそれで、ひらめかせるのが堪らない、なんて言われそうながら。唯一の弱みになる大きな存在、…心を占める訳よね。(しみじみする様も矢張り愉しげで、愛しげで。ショコラとオルトクラートが馨ごと融けあって、思わずと緩んだ唇から笑みがこぼれた) |
砂鷲の魔想紋章士・ナルセイン(cn0172) 2015年02月15日 04時 いや巨獣さんが成長したら大変なことになるんじゃね? だって今でもう巨獣さんなんだろ? 小鳥さんのちっちゃな心臓がどきどきしちまうわけですが。まだ成長の余地があるのか、おなかの巨獣さん……。手料理で巨獣さんも小鳥さんも宥めてください。いやマジで(困ったように紡ぐ言葉も愉しげに、笑みを含んだ唇で下がった眉尻にも触れて) 先のことなんてまだ形もないのに、疑う余地もないのはなんでだろうな、ほんとに。作って、綴っていけるさ。耽溺する甘美な幸福を。そしてこれで追い出されたらもう、小鳥さんは寒さにぷるぷる震えて涙にくれるしかありません(真顔で懇願するようにおどけ、温めてくれ、と改めて頬に触れ) |
砂鷲の魔想紋章士・ナルセイン(cn0172) 2015年02月15日 04時 いいね、それこそ童話の世界ってか、楽園だ。桃源郷って気もするが(目を開けるたびあんたへの耽溺を刷り込まれて、繰り返し堕ちていきたい――と、柔く、けれど相手を己に融け込ませようとするかのように抱きしめ)(首に腕を回されれば、可愛いな、あんたは、と囁き) ……で、ほんとうに魔性なのはどっちだ?(笑み混じりの声音で紡いだ) まあ確かに、逃がす自分は想像できないね。やめないで、って言わせるのは醍醐味で、意地悪って言わせるのは御褒美ってとこか(愉しみでならない、と喉鳴らし) 揺らめくことこそヒトたる証なのかもな、都合がいいっていうか、古来より変わらぬ真理なんだろうさ『惚れた弱み』ってのは(攫って攫われるってのも堪らないね、とオルトクラートの香りを求めて己からも口づけるように) |
馥郁・アデュラリア(c35985) 2015年02月15日 04時 あなたの賄賂の賜物がどう転ぶのか、これもまた成長のお楽しみ、それとも恐々になるかしら。大変なときも乗り越える気持ちよ、なんて言ってみたくなりつつ、時々は手作りの食事も考えないとね。賄賂を頂いてばかりじゃわたくしこそ肥えてしまいそう、それに語った夢は現になるものだもの。――…眩みそうになるほど。(薄らと潤んだ瞳を甘く緩ませ、飽きようのない囁きと啄ばみに眉が垂れた。仕様のないひと、と否応もなく愛しげに) 一緒に世界を見れることの、見ていけることの、この上ない甘美で幸福な現がね、確信できるの。お互いにお互いの未来は視えないけれど、作っていけたら、綴っていけたら、とても嬉しい。……今日はこのまま泊まってくれる?(今更かもしれないことも承知して問えば、悪戯っぽく) |
馥郁・アデュラリア(c35985) 2015年02月15日 03時 …瞼に口付けて、ナルセイン様が目を開けたとき。最初に見る相手がわたくしなんて、『可愛らしい童話』みたいね。満ち充ちても、尚足りなくなるくらい、深みに嵌れるんだから実は小鳥さんは魔性の気も。(その銀の目許へまた唇で触れてから、耽溺のすり込み中、とかじゃれあって。腰を抱かんとする腕に気付くと、嬉しそうな笑みを燈して、自分の腕をそっと彼の首に回そうと) 最初から逃がすつもりもない予感も当たってる?いやって言葉が、やめないで、に摩り替わってる可能性も探ってくれそうだから、わたくしそのうちに意地悪って文句を贈ってしまいそう。…奇遇ね、わたくしも。あなたの言葉や行動で、たったひとつで、揺らめいてしまうの。…何でかしら、最近もう、惚れた弱みなんて都合のいいものが浮び始める始末よ。(口当たりに酔っている訳でなくとも、囁きに融かされてふわりと相好が綻ぶ。呑んだ波も花をそのまま攫ってね、とショコラを食む唇に。オルトクラートの残り香を贈るがごとく、仄かに口付けようとして) |
砂鷲の魔想紋章士・ナルセイン(cn0172) 2015年02月15日 03時 強欲なのはまあいいとして、おなかの巨獣さんの舌が肥えないよう祈りたいね。逢瀬のたびに前より美味いものを要求されるようになっちゃあっというまに俺が破産しちまう。……秘密って言葉も、甘美な毒だよな(思う様深めたなら柔く唇を離し、あんたの甘美な爪を俺の背にも立ててくれ――と囁き、もう一度軽く唇を啄ばみ) 何年かけようが何十年かけようが、あんたとなら新たな甘美も美味も尽きやしないって自然に確信できるんだよな。……あんたの何もかもが俺のもので、俺の何もかもがあんたのものだ(全部蜜の淵に攫ってくれ、と重なる眼差しを蕩かすように笑って) |
砂鷲の魔想紋章士・ナルセイン(cn0172) 2015年02月15日 03時 ――堪らないね。まるで恍惚って言葉の意味をひとつひとつ体感させられてる心地だ(甘美な毒の一滴ごとに淡く身を震わすよう笑って、染まりきったなら、また改めてより深く染めていくのさ――と陶然とした吐息で紡ぎ)(するりと腰を抱き寄せようと) 乙女の直感は侮れないね。実際にもういやって言われてもその時にゃ逃がすつもりなんてなくなってる自信はある。って威張って言うこっちゃない気もしたが。ちなみに実を言うと俺も自分に余裕があるのか余裕ぶってるのかわからなくなる時があります。つまり、両方なんだろうな。寄せては引く波のようなもんなのかもな、余裕があったりなかったり(波ごと全部あんたが呑んでくれ、と寄せる波音めかして囁き) 心が痺れるのがまた堪らなく甘美で、溺れちまう(同じだ、と愉しげに綻んだ口でショコラの卵を食み) |
馥郁・アデュラリア(c35985) 2015年02月15日 03時 あら、じゃあ今日はオルトクラートが賄賂ということに。…おなかの巨獣さんったら随分強欲でわたくしが驚きつつ、けれど大人しさにもまた納得したり。……、――誰にも教えない、あなたとわたくしのひみつ。(何処までも柔らかに触れてくれる彼だから、募る愛おしさが堪らず笑う。深みの増した口付けに睫毛が一度震えはしたけれど、先ほど添えた手の爪先が、彼の胸の衣服を甘えるように引っかいた) ……その答えを、何年、何十年かけて探すのだって、旅の愉しさで、嬉しさで、一生のもの。心に抗うなんて、勿体ないわ。……あなたにいくらでもあげる、わたくしに、幾らでもちょうだい。特別の好きも、あなただけ。(覗き込まれれば、その表情がたまらなくすき、と至近で声を落としこんで |
馥郁・アデュラリア(c35985) 2015年02月15日 03時 …今、どのくらいまで染まってるのかしら。染められてしまったかしら。(緩やかな熱を持って色づく唇が微笑めば、耳朶に掛かるのは吐息。配った視線で彼を再び映すと、その閉じられた目蓋に口付けた。甘美な毒を一滴ずつ、) ……もういや、って乞うても更に貪られそうなのは乙女の直感かしら。…余裕がないとも聞こえるけれど、それもすべてきっと呑んでしまうのよ、わたくし。言葉の選び方がちょっと子供っぽいけれどね、駆け引きだって追いつけ追いこせの精神、なんて。(真顔の後でひらめく戯れに相貌を緩めて、そんなところも好き、と愉しげに紡ぐ) まるごと味わって、融けてきた時にはまるごと頂かれてしまうんだから、本当に秘めごと。……でもね、心がぎゅって痺れるくらい、幸せなのも、ほんと。(杯に注がれた美しい水面を蕩ける心地で眺めて、口付けるように頂いて) |
砂鷲の魔想紋章士・ナルセイン(cn0172) 2015年02月15日 02時 俺も今しみじみ納得した。つまり俺はあんたのおなかの巨獣さんの目を盗んであんたと逢引してるわけだ。……この罪深い嗜好品の味は、お子様にもおなかの巨獣さんにも内緒だぜ?(吐息が重なる距離で笑った唇を重ね、拒まれぬならより口づけを深めようと) ……罪深いものほど甘美で美味ってのは、ほんとどういうことなんだろうな。いくらでも欲しくなるくらい、俺もあんたが大好きだ(瞳を覗き込み、愉しくてたまらないと言いたげに笑み) |
砂鷲の魔想紋章士・ナルセイン(cn0172) 2015年02月15日 02時 ――勿論、吹き込むべくして吹き込んでるのさ(あんたも俺に吹き込んでくれ、と啄ばみの狭間に燈った微熱を味わうように。唇が耳朶を掠めれば、その甘さと余韻を存分に反芻するよう瞳を閉じて) 余所でのつまみ食いなんて興味ないね、そんな余裕があれば……(もういや、って言うまで思う様あんたを貪っていたい――と真顔で続け、最後に軽く悪戯な笑みを閃かせ) あんたの声でそう言ってもらえるとやっぱり格別だね。蜜の淵の底の底の褥に沈んで沈めて、幾らでも咲かせるさ(花のすべてを可愛がるからな、と小さな声を掬って囁き返し) 何せこの夜まるごと秘めごとだ、王の秘密も全部融かしてまるごと味わえばいい(唆すよう笑って、己はショコラの卵を摘まみ) |
馥郁・アデュラリア(c35985) 2015年02月15日 02時 …今すごく納得してしまったわ。子どもがひとくち頬張ると未知のものに遭遇したって煌めいた顔をするのは、そういうことだったのね。贅沢で罪深い嗜好品。――勿論、その意味での『チョコレートみたい』。性質の悪さごといとしいって、そういうことでもあるもの。…歳を取るごとに甘さも毒も増して、より自慢の小鳥さんになっちゃう。(するりと撫でて潜りこむ指に瞳を細めて、引き寄せられるなら距離もなくなる。なるべく負担が掛からないよう、彼の胸元に手を添えつつ、) それに、最初から何も持たなくて、美味しいものを見つけに行くのも楽しいし、そこで新しい発見や好きなものが見つかるかもしれない楽しみも、うんと沢山。おなかの巨獣さんが段々親代わりちっくに。ふふ、――大好き。 |
馥郁・アデュラリア(c35985) 2015年02月15日 02時 そうして自分も、と添えてくる辺りがすっかり悪いおとこのひと。裡側を柔く深くえぐるように甘く震えて、わたくしで満ちてゆくあなたを見てみたい。――ねえ、甘美な毒を吹きこまれてしまうわ、(意思を確認しあう、動物めく動きは改めれば初々しくて笑みをほころばせた。唇を啄まれたのなら、その隙間で微熱が燈る囁き。彼の唇へと触れ返したあとは、耳朶を淡く掠めようと) まあ、余所でつまみ食いしてきたら爪痕どころじゃ済まなくなってしまうから、気をつけてちょうだいねなんてきりりと真顔でお返し。まさにお互い嬉しい悲鳴ね、と頷きたくなりつつ、……一緒に夜を過ごして、あなただけの花を幾重にも咲かせて?(可愛がって、と。落とす声は小さくて、室内にふわり溶ける。瞼を微かに伏せたのは、その独特の馨に惹かれて。何だか王の秘密を頂くみたい、) |
砂鷲の魔想紋章士・ナルセイン(cn0172) 2015年02月15日 02時 なんて罪な味だ、お子様には食べさせちゃいけないな(向かいの瞳がとろける様に眩しげに瞳を細め、耳元から髪を梳くよう頭に指をすべらせて) そういう意味での『チョコレートみたい』なら嬉しい褒め言葉だね。どんどん媚薬を効かせて、溺れてくれ(吐息で笑って、緩く頭を引き寄せようと) ……食べ比べもいいな、美味しさであんたを咲き綻ばせて、おなかの巨獣さんにも歓んでもらえりゃ、俺も愉しい。何故かおなかの巨獣さんには賄賂でも贈るような気分なんだが。そして当然、褒め言葉です(きりっ) |
砂鷲の魔想紋章士・ナルセイン(cn0172) 2015年02月15日 01時 どっちもあんたにとっての甘美な毒になるさ、甘い痺れや震えみたいな恍惚があんたに満ちれば――(俺もたまらない恍惚に震えそうだ、と柔く囁き、擽るように鼻先で触れて、唇は花の唇を啄ばもうと) 俺の嘴は擽って柔く啄ばむための嘴です、なんてまがおで言ってみつつ。じれったさも快感になるのがひとの性かね、そうして欲を募らせ重ねて、とめどなく溺れていく様を思えば堪らなく嬉しくなっちまうから困る。仕様がないな、ほんとうに(……今日は、どうしたい? と耳に囁きを注ぎつつ、杯にはオルトクラートをとくりと注ぎ、馨を深く広げて) |
馥郁・アデュラリア(c35985) 2015年02月15日 01時 ふふ、あの甘いばかりに限らない、苦味すら舌に広がって、馴染んで、最後には囚われてる感覚が良いのよね。間に甘く粘るのを味わうのもすき。(距離が縮むほど銀の瞳は幸せそうにとろけて。小鳥さんもチョコレートみたい、なんて嘯き) あとね、手で摘めるものもよく似合ってるのよね。わたくしの想像でしかないのだけれど。ピスタチオのハルワ。(思わず繰り返した)(おなかの巨獣さんが恋しがりそう、)…今度の機会に一緒に食べて?胡桃も食感が楽しくて、あなたと食べ比べも過ごしてみたいもの。……あのね、とてもとても褒め言葉ね? |
馥郁・アデュラリア(c35985) 2015年02月15日 01時 適度な毒も必要だけれど、…もう。ほら、ナルセイン様とオルトクラート、どちらに集中したらいいのかしら。(咎める声色も甘く柔らかく、遣り取りの楽しみを追うよう。無邪気に触れてくる相手を見つめるだけで擽ったそうに、鼻先同士をそっと寄せ) その愛くるしい嘴で?むしらずに啄んでもらえてることに歓びながら、けれどじれったくって、好きなのに欲深かしら、――…今日も?(とめどなく降る口付けに流石に眦が淡くあわく、染まったり。おもばゆそう) それが堪らないんだから、仕様がないけれど溺れたくなるところのひとつ。(是非、と傾けられる瓶のくちへ、杯を軽く近づけた。瞳が輝いてるのはご愛嬌) |
砂鷲の魔想紋章士・ナルセイン(cn0172) 2015年02月15日 01時 ぜんぶ、だ。元々嫌いじゃないが、媚薬みたいなもんだろ? チョコレートは(覗きこまれれば、無防備な子供を捕まえるよう頬に触れ) てか、どうも俺は木の実が好きらしい……なんて、三十路にして初めて自覚した件(ナツメヤシ、の響きで思い当たったように) ちとオルトクラートに合うか自信が無くて今日は置いて来たんだが、ピスタチオのハルワも持ってこようか迷ってたんだよな。あんたとハルワを食べたくて。そしてピスタチオだった。……こんな発見があるからあんたと過ごす時はたまらなく魅惑的だ。 |
砂鷲の魔想紋章士・ナルセイン(cn0172) 2015年02月15日 01時 我慢は身体に毒だと思うね(互いに、と擽るような吐息で紡ぎ、手の甲に唇が落ちれば、その相手の鼻に唇で触れようと) 確かめるようなというか、まさに俺は確かめてるんだと思うね。あんたは一重の花じゃなく、開くほど華やかな花弁がそれこそ底なしの無限の夢幻みたいに溢れてくるような、八重の花だから(そのすべての感触を確かめたいのさ、と愉しい夢を語るように) ――咲いてくれ、ふるりと震えて、無限で夢幻の花弁をすべて広げずにはいられないくらいに(身を寄せられれば柔らかな花弁に触れるよう、こめかみや額に唇を落とし) 何だろうな、この互いに互いの掌の上で転がされてるような心地(ことさら愉しげに喉を鳴らし、注いでいいか? と馨を広げるよう瓶を傾け) |
馥郁・アデュラリア(c35985) 2015年02月15日 01時 ――ぜんぶ?(首を傾げて、悪戯を仕掛けた子供みたいに相手を覗きこむ) ジャンドゥジャはちょこっとだけね、多めに眠っているの。好きかしら、なんて考えながら作るのも乙女になりきれる醍醐味ね。(ナツメヤシや珈琲も無性に懐かしくなってくるのよね、と砂漠の地を思わすよう、頷いて) 少しでも気に入ってもらえたならそれが一番嬉しくて。重ねて、紡いできたものを秘めることの愉しさや喜びをくれるのもあなただもの。わたくしこそ、ありがとう。 |
馥郁・アデュラリア(c35985) 2015年02月15日 01時 (受け止めた感触の柔らかさにはにかんで、触れたままの片手を緩く握る)…我慢できなかったの?(主語は敢て持たずに、問うけれど。彼の手の甲へ唇を落として) あなたの、ひとつひとつ、確かめるような触れあいが優しくて好きよ。大切にしたいの、って言った日から、それを意識してくれてるのかしらって気になってるけれど。ふふ、じゃあ言わせてちょうだいね。あまく咲かせて、足りない、って囁かせて。――イーブンなのにお互いの掌の上の心地。(封開く小気味の良い音に釣られてか、馨に興味を持ってか、そそ、と身を寄せた) |
砂鷲の魔想紋章士・ナルセイン(cn0172) 2015年02月15日 00時 (軽く瞬き、嬉しげに破顔して)ここまで来ると、見透かされてるのか好みが似てるって意味で相性がいいのかわからなくなってくるね。どれも心躍るが、ジャンドゥジャが特に堪らない(ヘーゼルの香りを辿れば心なしか弾む声) 贈り物もありがとさん、あんたが柔らかな光みたいな想いを注いでくれて、暖かな巣で甘やかしてくれるみたいな感覚になるのが愉しい。 |
砂鷲の魔想紋章士・ナルセイン(cn0172) 2015年02月15日 00時 我慢できなくて咲いてしまう――こりゃまた擽られるというか、煽られる言葉だね(意味深に笑った唇を、そのまま不意打ちのように相手の頬へ)(ぴくりと震えた指先には片手で触れたまま) そうやって何度でも咲いてくれ。もう我慢できないの、なんて台詞つきならもっといいね(くつりと笑った声は、やはり耳許へ) 蜘蛛の糸は望むところ……というか、そうなってくれるのを望んでるのさ。繭でころころするのもいいね、存分に転がしてくれ。で、俺がオルトクラートで溺れさせる。これでイーブンってとこかね(笑み転がす声に心地好さげに眦緩め、オルトクラートの封を開け) |
馥郁・アデュラリア(c35985) 2015年02月15日 00時 (宝石箱のようでいて、宝物入れのようでいて。硝子で作られたそれにそっと眠るのは、彼に贈ったものとよく似ているかもしれない。小さなショコラの卵たち。味はきっと、夜や朝の空の色みたいにダークからミルクに、キャラメリゼ、ジャンドゥジャ、さまざま。思い出をね、選びきれなかったの、とこそりと耳打ちして) |
馥郁・アデュラリア(c35985) 2015年02月15日 00時 わたくしひとりから芽吹いたものでもなくて、ナルセイン様や、出会った方々のお陰ね。陽射しだけでも、水だけでもだめなのよ。瑞々しいもの、知らないものまで魅せてくれるから、我慢できなくて咲いてしまうのね。ふふ。…そんな縁のはじまりも、風の宴からと思い返すと、もうすぐ一年経つことに驚いたり。(受け取る言葉すら目映そうに双眸が和らぐ。丁寧に辿ってくる唇にぴくりと指先が震えて、) 花びらのお布団が、気付いたら蜘蛛の糸になっていても覚悟の上なら。繭のようころころの小鳥さんも可愛い、なんてつい思いつつ。あら、溺れさす気ね?(魅惑的な大瓶にくすくすと笑みを転がし。ゴブレットをふたつ、それから硝子の箱を) |
砂鷲の魔想紋章士・ナルセイン(cn0172) 2015年02月15日 00時 何だろうな、あんたが覗かせる幾つも隠し手持った大人の女はそのままあんたの重ねて来た道のりだと思うし、なのに新芽みたいにたびたび芽吹く乙女心は飛びきり瑞々しい。まさにあんたは何度でも咲ける花なんだと思うね(それも、極上の。と瞳を細め、なぞられた唇を相手の手の甲へ緩やかに滑らせ) ……ぜひとも、捕まえてくれ。花に抱かれて捕まる小鳥さんなんて、可愛らしい童話みたいで胸が弾んでしょうがない。そしてあんたが気に入ってくれるなら大瓶で持ってくるぜ、オルトクラート(どっちかというと俺のほうが見透かされてる率は高い気がするんだが、と愉しげに笑って) 嬉しいね、やっぱりチョコと楽しみたいところだ。 |
馥郁・アデュラリア(c35985) 2015年02月14日 23時 容易く生きてきたつもりはないのだけれど、あなたは心への触れ方が殊柔らかいから、そういうところにもきゅんとしてるのよ。冗句も本当も、ひっくるめて。(淡く温もるような肌に眦緩めて。つ、と彼の唇を甘やかしてなぞれば微笑む) ぴょこぴょこ可愛くて仕方がないから、今度は腕の中に捕まえてしまおうかしら。大切に、抱き潰さないように。――マディラ酒も、その子も、お見通し?…あのね、ちゃんと逢ってみたかったの。(確かにまだあることを含ませつつ、ラベルの綴りに瞬いて。喜びが滲んだ眼差しは彼を映して、報告書で何度も、と)……ね、ナルセイン様はよく耳を擽るわね?(絆されるとばかりの睦言。それならわたくしもチョコを出さないとね、と観念も愉しげ) |
砂鷲の魔想紋章士・ナルセイン(cn0172) 2015年02月14日 23時 いいね、あんたの乙女心にきゅんとしてもらえるのは堪らない歓びだ(己の指先を握った白い指に柔く唇を寄せ) ――あんたが招いてくれるならいつだって小鳥さんはぴょこぴょこやって来るんだぜ? 折角なんで今夜は手土産持ってな。マディラ酒はまだあると踏んだんで、今夜はこいつを(ラベルに『オルトクラート』と綴られたウイスキーの、小振りな一瓶を差し出し) 報告書は見てくれてる気がするから、説明は不要かね?(あんたと、呑みたい――とゆるり耳許に落とし) |
馥郁・アデュラリア(c35985) 2015年02月14日 23時 あら、胸きゅんしちゃう男前なお返事。来てくれて――というより、お迎えの手に引かれるまま、来てくれて、かしら。ふふ、ありがとう、わたくしのかわいい小鳥さん。ハッピーシャルムーン、…あら。あなたが綺麗に咲かせてくれてるからよ、ナルセイン様の花だもの。(悪戯な光が覗く瞳に柔く破顔して、髪ひとすじ掬う指先をそろり握ろうと。いらっしゃい、と嬉しそうに) |
砂鷲の魔想紋章士・ナルセイン(cn0172) 2015年02月14日 23時 何も問題ないね。――ってなわけで、海も山も砂漠も越えて(心象風景)あんたの小鳥さんが花の蜜の淵に溺れにきたぜ。お招きありがとさん、そしてハッピーシャルムーン、アデュラリア。今夜のあんたも、龍の姫なあんたもぞくぞくするほど綺麗でたまらないね(柔く髪をひとすじ掬って、悪戯に瞳を覗き) |
馥郁・アデュラリア(c35985) 2015年02月14日 22時 (何からお伝えするべきかしら、――柔らかで温かみのある青の、夜の、その姿に。彩るこのすべてを描いてくださった、薬師寺大樹絵師様へ、溢るる気持ちを込めて。一夜に限らない感謝を) |