<三日月湖の冒険 第3ターン結果>
第3ターンの開始状況
●赤い霧の迷路「――来い」
破城鎚・アイネアス(c00387)は空中を浮遊するイマージュマスカレイド達を迎え撃つかたちで、ハンマーを振るった。その一撃が、イマージュマスカレイドを消し飛ばす。
彼の周囲でもイマージュマスカレイド化した霧が、エンドブレイカー達に撃破されていた。
エンドブレイカー達の勝利と共に、迷路を覆っていた霧が薄れ、先が見通せるようになっていく。
「イマージュ自体、あまり強くないですね」
「最初から順に戦っていけば余裕だったな」
というのが、エンドブレイカー達の感想だ。
もっとも、敵の数は少ないとはいえないものだった。
エンドブレイカー達が大きな偏りを生じさせることなく、戦力を八分割した事が勝利の要因と言えただろう。
「よーし、れっつごー! お宝見つけて借金返済だー!」
笑顔の花束・ノエル(c26987)が威勢よく声を上げ、ロックギターをかき鳴らした。
音の力をまともに受けて、イマージュ達が消滅していく。
「次に行くぞ!」
臥した獣・カーリグ(c13476)の声に、勢いに乗るエンドブレイカー達は、そのまま次々と迷路を突破していった。
前、右、左、前、前、前、左、右。
霧が晴れたことで明らかとなった道をエンドブレイカー達は進んでいく。
「よーし、これで到着だね!」
分岐のうち7つで正しい道を選んでいた青空の笑顔・ソラ(c09534)が、最後の分岐から迷路を飛び出す。その後に、暁闇の朧月・シエロ(c00241)が無言で続いた。
「……」
「この先は、あまり道は入り組んでないようだね」
続いて通路に出て来た翠星晶・クィル(c00105)が、霧の向こうに目を凝らす。
赤い霧は相変わらず立ち込めているものが、霧の密度は先程までよりも薄い。
先が見通せるようになったエンドブレイカー達は、その先に直線状の通路を見出していた。
だが、その通路へと踏み込もうとしたソラをシエロは杖で制すると、そのまま警戒するように杖を構える。
敵の気配だ。
「またイマージュか……」
「いや……密度が薄いのは、既にイマージュになっているからか」
だが、現れたのはイマージュだけではなかった。その姿を目撃した瞬間、エンドブレイカー達のうち、「ブーステッド」に戦慄が走る。
姿は違う。
だが、あれは間違いなく……。
「赤い少女、なのか……?」
だが、その衝撃も冷めやらぬうち、イマージュたちに続いて赤い少女までが何十という数で通路の奥から姿を見せる。
これには、ブーステッド達すらも困惑を隠せなかった。
●赤い少女の幻影
ブーステッド達の衝撃にも構う様子を見せず、イマージュマスカレイドは攻撃を開始しようとしていた。
イマージュマスカレイドの中、仮面を持たない少女の幻影がそれらを統率する存在として浮かんでいるのは、棘(ソーン)のことをよく知るエンドブレイカー達にとっても一種異様な光景だった。
単に仮面を隠しているマスカレイドなのか……それとも、ソーンイーターのようにマスカレイドを利用しているのか。
「けど、単なるマスカレイドなら、若草の乙女アリッサムがわざわざ封印しようとしていた理由がないぜ」
「声でもかければ、違うのかも知れねぇな」
闇鴉・ラウム(c21260)の指摘に、古い鉄の孤狼・デュアリス(c14950)がアックスソードを十字に振るい、イマージュを切り捨てながら言う。
「でも、何言えばいいんだ?」
「知るか! 戦いながら考えろ!」
あなたの戦闘結果(FLASH版/HTML版)
戦場(リンク) | 参加者 | 結果 | 戦力 |
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赤い霧の迷路 | 2567 | 攻略成功! | 2000⇒0 |