ステータス画面

2人でリヴァイアサン大祭

インフィニティーアゲート・クレア
ラストクォーター・ココ

■リヴァイアサン大祭2012『雪の舞う街中でのサプライズ』

 互いの思うエンドブレイカーとしての道を歩むことにしようという話になり、大祭の日に会おうと約束をし別れていたクレアとココの姉弟。二人は約束通り、大祭当日に街中で再会を果たした。
「ひさしぶりぃ〜、ココ元気にしてたぁ?」
「そうだねぇ〜ぼちぼちかなぁ?」
 ありきたりで、何気ない会話。久しぶりに再会した姉弟の会話にしてはひどく軽いような気もするが、お互いにあまりに身近な存在であった事を考えれば、そんなものなのかもしれない。それから2人で街をで色々と見回っていると1つの露店の商品に目が止まった。
「これって、お母さんが身につけてた物だよねぇ〜」
 クレアがそう言って手に取ったのは小さなアクセサリー。
「でも、そのアクセサリーどこいったんだろ……」
 両親を亡くし、これと言った遺品もなかったが、ただそのアクセを母親が身に着けていた事だけは幼い2人でも覚えていた。
 物欲しそうにそのアクセサリーを見つめるが、その値段は思った以上に高価だった。手が届かず、その露店を後にするクレア。
 それから、暫く街を見回って帰路につこうとすると、そこでココに呼び止められた。
「お姉ちゃんコレ欲しかったんだよね?」
 そう言ってココがクレアに手渡したのは、あの露店のアクセサリー。姉の様子を感じ取り、こっそりと購入していたのだ。
「あ……」
「あ?」
「ありがとう、ココぉ〜」
 喜びを全身で表現してココに抱きつくクレア。姉弟の絆は、以前分かれたときからとても強いものであったが、約束された再開とこの日の出来事を通して、更にその強さを感じた。言葉にせずともわかる。ずっと一緒にいたい。でも、やっぱり言葉にしたくなるものだ。
「ココ、これからもず〜っと仲良く、一緒にいようね!」
 照れくさいのかココはその言葉は口にしなかったが、しっかりとうなずき、年齢相応のあどけない笑顔を見せて応えた。二人にとっては絆の象徴となる時間が、ゆっくりと過ぎていった……。
イラストレーター名:しぷ