<オープニング>
●『世界の瞳』の扉を守れ!
「マスカレイドの軍勢が、『世界の瞳』に通じる扉を目指して進撃して来る。敵のリーダーは、マスターデモンでありマスカレイドでもある『ジェスター・ザ・カーニバル』だ」
砂月楼閣シャルムーンの『代理者』アジェンドは、集まったエンドブレイカー達にそう告げた。
現在、砂月楼閣シャルムーン内ではピュアリィや勇者シャルムーンの狂信者による事件が同時多発的に発生していた。
その対応に追われる中での襲撃の発覚である。
アジェンドによると、他のテロ活動と今回の『世界の扉』襲撃、どちらもジェスターが首謀者であり、いずれも共通した目的の元に動いているという。
「ジェスターの目的は、『砂月楼閣シャルムーンを自分達の活動拠点とする』ことだろう」
深刻な表情で、アジェンドは敵の最終目的を説明した。
「そのために、奴はエンドブレイカーの活動を阻害しようとしている。
既に『世界の瞳』の扉の存在や位置、俺が代理者である事実も把握されていると考えるべきだ」
ジェスター側にとっては直接攻撃で『世界の瞳』の扉を破壊ないし制圧できれば最良。
それが出来なくても、テロによってエンドブレイカーの活動が難しくなれば、シャルムーンに潜伏しつつ、力を蓄える事ができる。
その目的を潰す為には、全てのテロ活動を鎮圧すると共に、『世界の瞳』に通じる扉を守らなければならない。
「テロ活動の鎮圧については、旅人の酒場で状況を確認してくれ。
そして、同時に『世界の瞳』の扉の防衛への参加も頼みたい」
『世界の瞳』の扉は、放棄領域の湖の側に存在している。
そのため、一般人を襲撃に巻き込む心配はあまり考えなくて良いだろう。
もっとも、判明している敵戦力は、さほど多くはないとアジェンドは言う。
「敵の軍勢は勇者シャルムーン軍の残党と、勇者ガロウマルの軍勢の残党だと思われる。
決して多いとは言えない戦力だ。……いや、はっきり言ってしまえば、この敵戦力は、正面から『世界の瞳』の扉を落とすには少な過ぎる」
しかし、エンドブレイカーと何度も戦いを繰り広げたジェスターも、その戦力差は理解しているはずなのだ。
「ジェスターが何か策を弄しようとしているのは間違いない……だが、それが何なのか。
『代理者』の予知だけでは見極めることはできなかった。
奴の策を見抜くため、皆の知恵を貸して欲しい」
何か奥の手を隠しているか、あるいは、この動乱自体が陽動であるか。
あるいは、こちらが陽動であると疑って動かない隙を伺っているのか。
道化師の考えを完全に見抜く事は難しいかも知れない。
だが、いずれにしても世界の瞳の扉を守り抜かなければならないのは間違いのない事実だ。
エンドブレイカー達は、それぞれに行動を開始するのだった。
<行動選択肢解説>
(1)世界の瞳の扉を警護する
ジェスター軍を待ち受けます。この選択肢を選んだ人数に応じて、実際にジェスター軍との戦闘になった場合に有利な判定が加えられます。
(2)ジェスター軍への対応を考える
この選択肢を選んだ場合、今後のジェスター軍に対する対応策をプレイングに書いてください。素晴らしい対応策を考えるエンドブレイカーが多ければ、ジェスターの陰謀を阻止することが出来るでしょう。
(3)偵察活動を行う
ジェスター軍に対する偵察活動を行います。何か、新しい情報を得られるかもしれません。どのような情報を得たいかや、どんな手段を取るかが重要となるでしょう。
ですが、この選択肢を選んだ人数が100名を超えると、偵察活動が露見しやすくなり、情報を得にくくなります。
(4)ジェスター軍にゲリラ戦を挑む
進軍してくるジェスター軍に、少人数のエンドブレイカーでゲリラ戦を挑みます。本格的な交戦の前に敵戦力を減らし、以降の作戦を有利に進める事ができます。
この選択肢を選んだエンドブレイカーは、生死不明となる場合があります。
<プレイング締切>
9月8日(月)朝8時30分まで!