「さて、犯罪課最初の任務だ」
おもむろに、ドンチャッカは君達に向けて話を始める。
しかし君は、ドンチャッカに反論をした。
今の君達には、他にやるべき事があるのだ。
君はそれをドンチャッカに説明しようとしたが、ドンチャッカは君を制して続ける。
「最初の任務、それは『棘(ソーン)』が今まさに発芽せんとする、もうひとつの都市国家を救うことだ……私もエンドブレイカーになった事を忘れたのか、先輩方?」
そういって、ドンチャッカは笑う。
「お話はドンチャッカさんから聞きました。このラッドシティと同じく、『棘(ソーン)』という邪悪な存在に覆われた都市国家が、他にもあるのですね」
「その通りだ。エンドブレイカーはこれを見過ごすことができない。残念ながら、課長になったばかりの俺は移動できないが、皆を極秘任務として送り出すことには問題は無い。どうか私に代わり、その都市国家を救ってきて欲しい」
そして君達は出立する。
まだ見ぬ、仲間達が戦う都市国家に向けて……!