<黒水王・アイザックとの一問一答の結果>


アイザック
「おう、聞きたい事があるんだってな。知ってる事なら答えてやるから、さっさと質問しな」
紅魔医師・ルビナ(a00869)
「えっと、王城と聖域の位置関係とその警備状況について知っていますか?」
アイザック
「あたりまえだ。勇猛の聖域は王都中央にある丘の上、歴代王の座所の中にある。最精鋭のグリモアガードたる『百鱗護衛士団』は定数で60名で、欠員が出たという話は聞いていないな」

紅魔医師・ルビナ(a00869)
「王の座所という事は、バグウォッシュ王もそこにいるのでしょうか? 聖域から王族が脱出するような道は?」
アイザック
「聖域から脱出? 何をバカな事を言っているのだ? 聖域は最後の場所だ。死ぬまで戦うに決まっているだろうが」

紅魔医師・ルビナ(a00869)
「では、バグウォッシュもそこに?」
アイザック
「奴は別だ。歴代の王は百鱗護衛士団の長であり、聖域から動かなかったものだが、奴は『王の居城は民衆の中にあるべきだ』などと抜かして、自分の城を作ってそこに住んでるぞ」

紅魔医師・ルビナ(a00869)
「王都と聖域は別なのですか?」
アイザック
「そりゃそうだ。『勇猛の聖域』は我らが始祖が『吼え猛るジャヴァージ』より『勇猛のグリモア』を得た聖なる丘だが、都を作るには狭すぎるからな。聖域の周囲を市街地が取り巻いていて、そこが王都だな」

黒衣のナース・サレナ(a01030)
「聖域のグリモアガード以外には、どのような部隊が聖域周辺にいるのでしょうか?」
アイザック
「部隊というよりも仕事を受けてない冒険者が集まってるな。それはお前達も一緒だろ? まぁ、最近はあちこち一杯一杯だから暇な奴は少ないがな。そいつらをのぞけば、王都警備の護衛団と兄貴の親衛隊、街道警備をしている奴ら程度だな。冒険者だけで4〜500って所だ」

黒衣のナース・サレナ(a01030)
「指揮官であるバグウォッシュ王は、どのような人物なのでしょうか?」
アイザック
「一言で言えば、惰弱者だな。奴の城は防備が全くなっとらん。そもそも城で花を育てる意味が判らん」

永遠の蒼・イルイ(a01612)
「(それって、城じゃなくて宮殿というのでは……)。それでは、城と聖域の見取り図とリザードマン領内の地図を描いてくれないかな?」
アイザック
「よし、任せとけ」
 さらさらさらと、地図を描くアイザック。
「出来たぞ。まぁ、これ以上の地図は中々手に入らないだろうな」

●王都周辺地図

王都までの地図
王都周辺地図
聖域内部の地図


白皙の堕天使・ロス(a03706)
「(普通に暮らす分には、これ以上の地図はいらないのでしょうが……。地図については、ユリシアか誰かに、もう少し詳しく聞き出して貰いましょうか)。ところで、元々のリザードマン領の今頃の気候はどんなものなのですか? 日没の時間や、独特の季節風などがあれば教えて欲しいのですが」
アイザック
「寒いが寒すぎはしないな。日没がいつかって? お前はバカか? 日が沈む時間に決まってるだろ? 何を聞いているんだか。季節風かどうかは知らんが、冬の北風は冷たいな」

白皙の堕天使・ロス(a03706)
「それじゃ、今の季節の沼の氷の厚さや積雪量などについては?」
アイザック
「王都も雪は降るが、膝長程に積もったりはしないな。街道ならば雪が通行の邪魔になる事も無い。南の方は雪が積もってもすぐに溶けるくらいだからな。氷の厚さは計った事は無いが、人が乗れる程凍る事は、まぁ無いな」
アイザック
「質問は終わりか? じゃ、俺は帰るぞ。じゃあな」