●試練 あなたはジェラシーちっくな困難に負ける事なく、正解の道を選ぶ事ができた。  他人のジェラシーなんて、全然怖くないぞっ!!
 
  
 どどどどど…と何やら地響きが聞こえる。 
 ふと見ると、道の向こうから、砂埃を蹴り上げつつセイレーンの少女が駆け寄ってくる。 
 しかも無駄に凄まじい勢いで、何やら叫んでいるが…? 
 
「そこのあなた! こんなところで何をしているんです!? 
 さてはこの先で、不純異性交遊をするつもりですねっ!? 
 …あるいは、不純同性交遊かもしれませんけど…まあどっちにしてもっ! 
 そぉんなふしだらな真似は、この私が許しませぇぇん!」 
 
 不純かどうかはさておき… 
 そりゃ、この先で待つ人とラブラブイチャイチャしたいから、ここを通っているわけなのだが。 
 
 などと心の中でぼやいている間に、拳を振り上げた少女が迫ってくる!? 
  | ●出題者
 
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