<プルミエール、決死の突撃現地レポ!>

■同盟諸国漫遊記:真夏のスノーマン


はじまりは・プルミエール 「暑いー……やる気がでないのですー。また泳ぎにいきたいなー」
ヒトの霊査士・リゼル 「あーらプルミー、真昼間から座布団を枕にして食っちゃ寝してるとは、いいご身分ねえ」
はじまりは・プルミエール 「はっ、リゼルセンパイ! ごきげんようなのです!!」
ヒトの霊査士・リゼル 「はいはい、今月も諸国を漫遊する時間がやってきたわよ」
はじまりは・プルミエール 「おお! 今月はどこに行くのかな〜?」
ヒトの霊査士・リゼル 「今回プルミーに向かってもらうのは、ここよ!」


はじまりは・プルミエール 「……………」
ヒトの霊査士・リゼル 「ど、どうしたの? 黙っちゃって」
はじまりは・プルミエール 「ここはモンスター地域じゃないですか! って事はやっぱり敵は―――」
ヒトの霊査士・リゼル 「勿論、つよーいつよーいモンスターよ♪」
はじまりは・プルミエール 「うう、モンスター、怖いのです……」
ヒトの霊査士・リゼル 「しっかりしなさい、冒険者なんだから」
はじまりは・プルミエール 「は、ははは、はい!」
ヒトの霊査士・リゼル 「今回のモンスターは、口から吹雪を吐く毛むくじゃらの大男よ」
はじまりは・プルミエール 「それは暑い夏を涼ませてくれる、良いモンスターさんなのです、倒してはいけないのです!」
ヒトの霊査士・リゼル 「吹雪で人間を凍結させて、力任せに『叩き割っ』てるんだけど。それでも良いモンスターなのかしら?」
はじまりは・プルミエール 「うっ、そ、それは……悪いモンスターさんなのです」
ヒトの霊査士・リゼル 「そういう訳で、モンスター退治お願いね。詳しい事は冒険者の酒場で他の冒険者の皆と一緒に説明するから」
※現在、募集は締め切られています。
はじまりは・プルミエール 「が、がんばるのです!」

はじまりは・プルミエール 「ただいま帰りましたー!」
ヒトの霊査士・リゼル 「おかえりー。生きて帰ってこられたようね」
はじまりは・プルミエール 「私は吹雪で、か、かっちかちに凍ってしまったのです」
ヒトの霊査士・リゼル 「あらら、あったかいスープでも作ってあげようかしらね」
はじまりは・プルミエール 「センパイが優しいのです……雪でも降るのでしょうか」
ヒトの霊査士・リゼル 「しっつれいね〜。ちょっと難しい依頼を成功させて戻ってきたから、褒めてあげてるのに」
はじまりは・プルミエール 「成功させたといっても、あいかわらず私は修行が足りないのですけどね、あははは……」
ヒトの霊査士・リゼル 「モンスターは強力な相手よ。もし対峙する事になったなら、次も気を抜かずに全力で戦うのよ」
はじまりは・プルミエール 「はい、了解しました!! がんばりまーす!!」