<第12回 プレイングの書き方>

 プレイングは、あなたが受けた依頼に対してどんな風に思ったのか、どんな事を行ないたいのか等を、文章として纏めたものよ。
 この講座では、どんな風にプレイングを書いてみたら良いのか、5W1Hについてなど、いくつかのコツを勉強しました。
 どんな事に注意したらいいのか確認したい方は『プレイングの書き方』を見てみてね。

<ガイド>プレイングの書き方 リボンの紋章術士・エルル(a90019)

場所:勉強室   2004年08月26日   発言数:4
 昨日の講座ではオープニング、今日の講座では酒場のテーブルについて話したけど、どうだったかしら?
 じゃあ、今日は冒険依頼に参加する時に書く『プレイング』について考えてみましょう♪

 プレイングというのは、あなたが受けた依頼に対して思った事や、行ないたい事などを、文章として纏めたものよ。
 冒険依頼に参加する時には、必ずプレイングが必要よ。
 でも、プレイングってなんだか難しそうだし、どう書いていいのか分からない……なんて人、いないかしら?
 ふふふ、大丈夫よ♪ プレイングは、書き方のコツさえ覚えてしまえば、ぜんぜん難しくないの。

 プレイングに重要なのは『目的・動機・行動』をハッキリさせる事と『5W1H』について考える事よ。

 目的・動機・行動の三つの言葉には、それぞれこんな意味があるわ。

・目的〜その依頼で、あなたが達成したいと思っているもの。
・動機〜何故そうしたいと思ったのか、そのきっかけとなった気持ちや考え。
・行動〜具体的には、どう行動するか。

 例えば、グドン退治の依頼で「依頼を受けたからグドン退治に向かう」と書くよりも「苦しんでいる人達を助けたいから、グドンの群れを全滅させに行く」と書いてある方が、あなたがグドン退治に向かう目的や動機が、プレイングを読んだ人に伝わりやすわ。
 グドンを実際に退治する時も「グドンを倒す」と書くだけじゃなくて「仲間と協力しながらグドンと戦い、敵を一体残らず倒す。自分は武人だから先頭に立ち、攻撃される隙を作らないよう気をつけながら剣を振るう」なんて感じで具体的に書いてある方が、あなたがどのように行動したいのか、解りやすいわよね。

 5W1Hというのは、「When(いつ)」「Where(どこで)」「Who(誰が)」「What(何を)」「Why(なぜ)」「How(どのように)」という6つの言葉の事よ。この6つの言葉の頭文字を取って、5W1Hと呼ばれているの。
 プレイングは、この6つについて考えながら書いてみるのがオススメよ♪

 例えば「グドンと戦う」と書いてある場合は、5W1Hのうち、What(何を)の部分しか含まれていないわよね?
 でも、5W1Hが、全て含まれる文にしたらどうかしら?
「グドンが眠っているはずの深夜(When:いつ)、グドンが住み着いている森で(Where:どこで)、自分達が(Who:誰が)、グドンを(What:何を)、森が危険で狩人が近付けなくて困っているから(Why:なぜ)、仲間と協力しながら戦って倒す(How:どのように)」
「今すぐ(When:いつ)、グドンに襲われている村で(Where:どこで)、自分達が(Who:誰が)村を襲っているグドンを(What:何を)、村人達が怯え、震えているから(Why:なぜ)全て倒して村を平和にする(How:どのように)」
 ……どちらも「グドンと戦う」という部分は一緒だけど、こんな風に書いてみると、状況はぜんぜん違うわよね?
 だから、5W1Hに気をつけながらプレイングを書くと、どのような状況で何をしたいのか、伝えやすくなると思うわ♪

 同じプレイングでも、書き方によって、内容がガラリと変わってしまうの。
 だから、ちょっと注意して、プレイングを書いてみましょうね♪
 あ。今までの講座でも説明したように、読む人が読みやすいと思えるように工夫する事も、勿論大切よ♪


ストライダーの武道家・ヒリュウ(a12786) 2004年08月26日
あ…質問いいでしょうか?、プレイングの中に台詞を織り交ぜるのはOKなのでしょうか?、リプレイとかで話してる光景とか見てて思ったことなのですが。あれはプレイングの中で現した台詞が使われてるのかなぁとかと思ったので
リボンの紋章術士・エルル(a90019) 2004年08月27日
プレイングに、自分が言いたい台詞を織り交ぜるのはOKよ。リプレイでは、それ以外の台詞を口にする場合もあるわね。

ストライダーの武道家・ヒリュウ(a12786) 2004年08月27日
成る程(メモメモ)、返答ありがとうございました
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