〜新ジャックマキシマムハウス。12月24日〜
「アレックス・ラインか……」
「ジャック様、俺は感謝しています。俺は、ジャック様よりも劣っていたからこそ、自らの生きる意味を知ることができた。兄のようになることが無かった」
「お前の兄ペインは、超者の憂鬱を乗り越えることができなかった。世界には、宇宙には、自らより優れた者など幾らでもいると思い込む事ができなかったからだ。無理もない……」
「我が主ジャック・マキシマムよ。今日は俺の力が1年で最も高まる日。多くのフリーダムモンスターを確保する為、俺に力を……!」
「よかろう、では、あらためて命ずる。我が欲する物はティンカーベル。アレックスよ、我が望みたるティンカーベルを、我が前に持って参れ。その為ならば、『貴様の命などどうなっても構わぬ』」
「……ありがたき幸せ! 必ずや、ティンカーベルをあなたの前に……!」
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