〜とある街角にて〜
なるほど、ここが日本という国か。
近代文明の氾濫するこの国が、まさか世界最大のシルバーレイン降雨量を誇るとはね。
『城』に閉じこもっていた僕達の日々が、まるで何もかも無駄だったかのようにすら感じるよ。
何より、日本には美しい女性達が多い。
この国と僕達の『運命の糸』が結ばれた事に、深く感謝しよう。
さて、僕はこれから何をしようかな。
そうだ、この国にも当然何らかの組織はあるのだろうから、人狼共がこの国に気付く前に、あらかじめひとつふたつでも潰しておくことにしよう。
戦争時の拠点ぐらいには、なるだろうからね。
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