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「ほ、本当に何か凄いのが来たっ!!
ど、どうしよう、どうしよう!?」
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「汝が例え孔子であれど、知らぬ事を判り様も無し。
あれなるは『女禍』。九尾様が一尾にして、嘗て月へと遣わされた神兵也」
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「れ、れれれ、廉貞(れんちょう)様っ!!
どどどうして、ここに!?」
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「金毛九尾様が尾の到達を感知為されたが故、我は律令賜れり。
加えて、女禍帰還せしは即ち……あの糞餓鬼も……!」
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「廉貞様、お言葉遣いが! そして……ふう、ようやく落ち着きました。
つまり廉貞様は、この戦いに介入されるおつもりですね
しかしそれは、すぐ認める訳にはいきません。あの中には、私達の理事長がいるのです」
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「……我を前にして天晴な口上である。
九尾様が命は絶対なれど、覚悟に殉ぜし勇士の矜恃、我が無為に手折ることは無し」
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「ではさっそく、銀誓館のみなさんに聞いてみます。
廉貞様率いる大陸妖狐の援軍を、受け入れるかどうかを」
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