<情熱のブリュンヒルデ>

 札幌での決戦で『伯爵』が妖狐に降った後、日本に残った原初の吸血鬼を統率する存在となったのが、「禁じられし大罪」『情熱』のブリュンヒルデです。
 『伯爵』の最後の切り札として銀誓館学園の能力者達と戦った彼女は、その後、異形勢力に与する存在となり、幾つもの事件を起こしています。
 異形勢力に与する目的が銀誓館学園に対するリベンジと彼女の行動目的は大変明快で分かりやすい存在ですが、一方で配下の原初の吸血鬼を使い捨てにしても意に介さず、己の『情熱』の赴くままに振る舞う危険な存在でもあります。

■禁じられし大罪

 札幌を舞台にした『伯爵』との決戦、その最終局面で伯爵が繰り出したのが、彼の切り札である「禁じられし大罪軍」を率いる「愛」「正義」「情熱」の3人の原初の吸血鬼でした。
 このうち「愛」と「正義」は滅びますが、「情熱」のブリュンヒルデは逃亡し、その後、異形勢力に合流してしまいます。

 伯爵戦争/善悪の彼岸
 ⇒⇒⇒『円卓』合流

■全国一斉襲撃

 一月十五日、運命予報士達が殺害される。さらに銀誓館学園を含めた日本全国が同時に原初の吸血鬼による襲撃を受ける!
 その運命予報は、銀誓館学園を震撼させました。
 能力者達は対処に当たるべく日本全国に散り、あるいは銀誓館学園で守りを固めます。


 

■ブリュンヒルデの騎行

 運命予報士襲撃、日本全土に対する原初の吸血鬼の襲撃……それらの全ては陽動でした!
 1月15日、日本全国が襲われている真っただ中に、ブリュンヒルデは神戸の『影の城』を狙い、襲撃を仕掛けたのです。
 『影の城』を警戒していた白金之娘・ダヒュによって情報は銀誓館学園に伝わり、戦いを終えて集結した能力者達は『影の城』の防衛に成功しました。

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■富士山頂の不滅と情熱

 源平合戦の後、富士火口で眠りについていた『不滅の災い』。
 その配下である不滅の使者たちが山頂から飛来し、人々を襲うという運命予報が為されます。現地に向かい、話し合おうと呼びかけた能力者達に助けを求める不滅の使者たち。
 富士山頂で、情熱のブリュンヒルデが不滅の災いを支配せんとしていたのです!
 能力者達はブリュンヒルデを妨害し、不滅の災いを逃がします。支配者たる『不滅の災い』によって抗体化を解かれた不滅の使者は、使役ゴーストとして能力者達の仲間となりました。

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 ⇒⇒⇒富士山頂、妖鳥の災い
 ⇒⇒⇒富士山頂の不滅と情熱

■諏訪湖決戦

 全生命の存亡をかけた諏訪湖決戦において、異形勢力に味方する形で参戦した情熱のブリュンヒルデ。
 彼女は戦乙女の名を冠した強力な武器を振るい、能力者達を苦しめます。
 ですが妖狐七星将・貪狼の援護を受けた能力者達はこれを破ることに成功。ブリュンヒルデは札幌で滅びた他の大罪達と同じく、消え去ることとなりました。

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