あなたも、リヴァイアサンを見に来たの?
この丘は、星霊リヴァイアサンを一番間近に見れる場所として知られているのよ。
……エルフヘイムにも、他の都市国家みたいに此華咲夜若津姫の武器があるのかって聞いたら、このリヴァイアサンがそうだって返事されたから見に来たんだけど……これで姫様は一体どう戦ったというのかしら。そもそも、星霊って武器なの……? とても、不思議ね……。
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砂鷲の魔想紋章士・ナルセイン(cn0172) 2014年12月26日 04時 (ま、手札は一度に全部開けるもんじゃないしな。おいおい覗きにくるといいさ。あんたの手札も覗きたいところだね。おなかの巨獣さんもびっくりするくらいぷるぷるしちまう美味も探しておくな。たっぷり溺れてめいっぱい蕩けてかたちがなくなっちまうくらいめろめろになるがいいさ。……あれだけで満足するなら、最初から溺れやしないだろ? 互いに) なんだ、ここは俺が『送り狼になってください!』って懇願するところか(心底楽しげに肩を揺らし、誘われるままに) ……つか、俺が送るところだろ、ここは。 |
砂鷲の魔想紋章士・ナルセイン(cn0172) 2014年12月26日 04時 そこで可愛いって言える余裕があんたの魅力のひとつでもあるね。俺はある意味、あんたの遊びにも溺れてるんだと思う。戯れって意味の遊びにも、遊び幅の余裕って意味の遊びにもな。……堪らなく心地いいんだぜ、あんたの遊びに溺れるのは(あんた自身じゃ感じられないだろうが、と何処か自慢げな笑みを覗かせ) ――花びらいちまいになっても愛でつぶすくらいにとことん愛でるさ、そうしてキルトに沈んで、俺が蜜を注げばあんたは何度だって更に甘く、飛びきり蠱惑的に咲いてくれるに決まってる。(そうだろ? と侵食して侵食される熱の甘さを帯びたような声音で囁きを注ぎ) 気を抜くといつまでだって貪っていたくなる気がするから、仕様がない……よな?(笑みの甘さも堪能するよう淡く瞼を伏せ、重ねた唇を啄ばまれたなら、離れようとするのも罠だろ、と笑んだ唇で唇を追いかけて) |
しあわせのロマ・リオーシャ(c27052) 2014年12月26日 04時 (もしこのまま眠ったとしても、ヨハンはリオを抱いて帰ってくれるだろう。この腕のなかにいると、どんなことも大丈夫だと信じられた。安心感がリオの身を包み、しあわせに瞳が潤んだ。すぐとなりの雪だるまのように、二人で支えあって共にありたい。きっとだいじょうぶ、と胸いっぱいに安らぎを感じながら、二人の緩やかな夜はふけていった――) |
馥郁・アデュラリア(c35985) 2014年12月26日 04時 (ひっそりが確信に近づいた日もあるのかしら、と子供みたいに聞きたいことも廻り廻りつつ。あなたにとっての美味しいもので、おなかの巨獣さんも咲かせてもらいたいところ。たくさんね、教えて、教えあって、見つけあって。もっとめろめろにさせてちょうだいな。……さっき食べたくせに、なんて言いたくなるわ?) ふふ、じゃあ、冬夜を明かす暁が昇るようゆっくり、一緒に。送り狼にならないように気をつけるわ、(真面目に言いながら、繋いだ手からもゆるりと誘って) |
千夜一夜のときを経て・ヨハン(c32134) 2014年12月26日 04時 ああ、そうだね。私もこのままもう少し、君と一緒にいたいよ、リオーシャ……(しっかりと腕を回して、彼女を包むように抱きしめると、見上げた先にいる星霊に願う。来年も、再来年も、その先も、ずっと彼女と共に、あなたを見上げられますように、と。リオーシャのぬくもりを確かに感じながらそう思って、願って、もう少しだけ、こうしているのだった) |
しあわせのロマ・リオーシャ(c27052) 2014年12月26日 04時 ……うんっ(唇に触れた唇。薄く、固く、不器用で、だけど優しい。だからこそいとおしい。ヨハンがいてこそ、ここまで来ることができて、こうして初めて雪に触れて、はじめて星霊を目にして、しらないことを一つ一つ知っていく。これからもそれがずっと続いたらいいと願いながら、彼の胸板に頬と耳を寄せた)……あったかぁいね、よはんちゃん。おうち、まだかえらないで……もぉすこしだけ、こおしてたいなぁ、りお……♪ |
千夜一夜のときを経て・ヨハン(c32134) 2014年12月26日 04時 ああ……、そうだね……、本当に……(リオーシャをその腕に抱いて、自分は雪にまみれて、ヨハンはそれを見上げていた。去年は、工房の窓越しに見ていた気がする。おととしは、そもそも見ていなかった気がする。その前は、もう覚えていない。それくらいに、自分にとっては縁の薄い存在だったのに。純粋に美しいと、思わせてくれたのは、リオーシャだった。彼はリオーシャに呼ばれ、キスを受けて、はにかむように笑うと、) メリーリヴァイアサン、リオーシャ。(言葉と共に、唇へのキスを、返すのだった) |
馥郁・アデュラリア(c35985) 2014年12月26日 04時 そう、それで自分から口にすると深みに嵌って抜けられない。知っての上で仕掛けてきているのを識っているから、可愛い。わたくしにとって、性質の悪さごといとしいのよ。だから、増すばかり、溺れるばかり。…あら、じゃあ、どちらかといえば、啄ばんだ餌をまるごと巣に持ち帰った気がするわ。底なしの蜜の淵で、やわらかなキルトを敷き詰めて、あたたかな灯りを宿して、巣籠りするために。――花びらいちまいになっても?(底なしめかして、深く深く繋いで絡んだ手。夜気に確かに冷えていたそれは、じわり、侵食して熱を生んで。心地良さそうに握り返しつつ) 他のところで咲く予定も途も決してないから、安心して。あなたにやわらかくあまく、咲かせてほしいと、強くね、想うの。だから、ほんとうに。とんでもなく仕様がないのよ、ナルセイン様? ……ほら、すき。(柔らかくいざなわれたら、身を翻さないで望むままに腕の中。幸せそうな笑みをあまく燈しながら、重ねあった唇に一度閉す瞼。次開ける時は、緩く啄みかえして、離れようと) |
しあわせのロマ・リオーシャ(c27052) 2014年12月26日 04時 !!! あれがりばいやさんかぁ!すごーいすごおい、ドラゴンみたいだねえ!かっちょいーなあ、きれいだなあ、すごーい。こんなに近くで見れれるんだねえ!(思わず手を伸ばすほどには、近くて。勿論手を伸ばせど触れられはしないけど、無邪気に笑うと何度も手を伸ばし、つかもうとし、触れようとする。こうしてヨハンと一緒に見られるから、こんなに嬉しい気持ちになるのだろう。なんとなくそれを理解しながら、リヴァイアサンが舞う空の下で、リオはヨハンを向いてささやいた)……ちょびっとおそくなっちゃったけど……めりーりばいやさん、よはんちゃん。(そう言って、軽く触れるだけのキスを、彼の頬に) |
千夜一夜のときを経て・ヨハン(c32134) 2014年12月26日 03時 おや、なんだい?(リオーシャに促されて、見上げる。空だ。雪が降る、星が瞬く冬の空。暗いそこに一際強い光を帯びて、何かが大きくうごいているのがわかる。アレが、星霊、だろうか) ……あれが多分、リヴァイアサン、ではないかな? |
しあわせのロマ・リオーシャ(c27052) 2014年12月26日 03時 ――ぁれぇ? ねえねえーよはんちゃぁん、あれなぁに?うごいてる星座なんて、りおはじめてみたぁー!(ぱぁあ、と目を輝かせて、空を指差す。輝く星々を縫うように、悠々と空を舞う、それ) |
しあわせのロマ・リオーシャ(c27052) 2014年12月26日 03時 わぁごめぇん、いたかったぁ!?(ひゃー、と、さして困った様子も悪びれた様子もなく、のんびりとヨハンを見上げる。彼の膝は固くもがっしりしており、防寒着をしていることもあってか、座り込んでしばらくすると暖かく感じられた。いっそこの防寒着のなかに入ってやろうか、そうしたらもっとあったかいかもしれない)ねーえ、このまんまでもいーぃ?りばいやさんが見れれるまで、もうちょっとこのままでいようよお |
千夜一夜のときを経て・ヨハン(c32134) 2014年12月26日 03時 おっと、危ないよ、リオーシャ。……っと、と(足を滑らせた彼女を受け止めようとして、ヨハンもまた、足を滑らせてその場に転んでしまった。但しリオーシャは自分の身体でしっかりと受け止めて、彼女はしりもちはついていない。自分が下敷きになっている形である。軽いリオーシャの身体。尻餅も痛みはなく、むしろリオーシャのぬくもりが感じられた気がして) |
しあわせのロマ・リオーシャ(c27052) 2014年12月26日 03時 (はいぱーヨハンの上に雪リオが乗る。大きくつくった雪玉が下になっているからか、安定感は抜群のようだった。ズシ……と乗せたあとも、崩れることなくしっかりと形を保っている。拍手し、飛び跳ねて、)やったやったぁー!すごいできだねえ、ふたりでちからをあわせたらなんでもできちゃうんだよお!へっへー! ってわあぁぁああ!?(飛びはねた勢いで、ずるり、足が滑る。バランスを崩したのだ。ヨハンが受け止めようとするならば、彼をも巻き込んで、雪の上にドシンと尻もちをつくだろうか) |
砂鷲の魔想紋章士・ナルセイン(cn0172) 2014年12月26日 03時 (そりゃもう、初めておなかの巨獣さんに逢った時から、いつかあんたとはこうなる予感をひっそり感じたってことさ。俺にとっての美味いものがあんたのおなかの巨獣さんにとっても美味なら嬉しいね。そしてあんたはほんとに油断ならないな。ゼリーを語るあんたの唇こそがひときわつやつやぷるぷるに感じられて、堪らない) あんたが望んでくれるなら、朝帰りくらい幾らでも、何度でも。 |
千夜一夜のときを経て・ヨハン(c32134) 2014年12月26日 03時 おお、凄いデキじゃないか。それに速いね。(頭しか出来ていない「はいぱー自分」を目にして、ヨハンは柔らかく笑う。実際に、リオーシャらしい素直な作品であると思えた。そこに、彼女からの提案を受けて、ちょっと目を丸くして) 合体かい? ……う〜ん、そうだね。それも少し見てみたくはあるかな。やってみようか。(うなずくと、ヨハンはリオーシャの頭とほぼ同じ大きさにまで整えた「雪リオーシャ」の頭部となる雪玉を、「はいぱー自分」の上に載せてみようとする) |
砂鷲の魔想紋章士・ナルセイン(cn0172) 2014年12月26日 03時 決定的な言葉を『もらう』形にするところまでが仕掛けだろ? なんて言っちまうと可愛さは減るのか増すのかが気になるね。罠っちゃ罠だが、餌を撒いた……って感じに近いところか。あんたが甘い香りに釣られて啄ばんでくれた餌が飛びきり甘美だったなら、してやったりって感じだね。けど、何故だか俺のほうが負けた気もするんだよな。それもこれも俺が甘さに溺れてる証なんだろうが。……戻らなくったっていいさ、熱く蕩けて、それこそどこまでも底なしにやわらかく、あまくなってくれりゃいい(滑り込んだ手を、絡められた指を、此方から捉えるように掴み、絡め、距離を引き寄せられるのにはそのまま甘え) ……仕様がないってのは実にいい言葉だな。もう他のところじゃ咲けないぜ、だから仕様がないだろ、アデュラリア? 天辺から爪先まで、俺だけのために咲く花だ。(大切にする、とこの上なくやわらかく笑み、空いている片手で頭の後ろを掬うように相手を引き寄せ)(白い吐息を融かした唇を柔く奪って) |
しあわせのロマ・リオーシャ(c27052) 2014年12月26日 03時 はいぱーよはんちゃんだよぉ!やったぁ!(まだヨハンの頭しかできていないのに、やった、やったあ、と万歳をしやがる小娘。なにも完成してない、頭しか。そしてヨハンの作り上げた部品を不思議そうに見ていたものの、それらを組み合わせるさまを眺めると、徐々に目を輝かせて)すっごぉい、りおのあたまがパズルみたぁい! ねぇねーいいよぉ、じゃあ、このはいぱーよはんちゃんを胴体にして、りおのあたまと合体させるう?? |
千夜一夜のときを経て・ヨハン(c32134) 2014年12月26日 03時 リオ、私より大きい私は、私なのかな?(そんな素朴な疑問を口にしつつ、彼は彼でリオーシャを雪で作るべく、雪を固めているのだった。時計職人のヨハンである。「組み立てる」ということについては並々ならぬ情熱とコダワリを持っていて、リオーシャから見えるだけでも、「雪リオーシャ」用の部品となる雪玉は、すでに20を越えていて、まだ増えそうだった。これを、組み合わせる) |
馥郁・アデュラリア(c35985) 2014年12月26日 03時 (何に、と問いかけたら教えてくれるのかしら。気づかせてくれる? おなかの巨獣さんへの反応は今でも忘れられない思い出のひとつ。おいしいものを贈ると巨獣さんの好感度が上がるわ。たぶん。ゼリーは一体何層で、幾つの味が楽しめるか、どんなトッピングか、考えるだけでぷるぷるちゅう。あなたと触れる世界はこれからも堪らなくなるから、ね、覚悟しててね、と秘密に囁いて)…と、すっかり話し込んでしまったわね。ナルセイン様、……(ちょっと迷って、)…朝帰りしてくれるかしら? |
しあわせのロマ・リオーシャ(c27052) 2014年12月26日 03時 わーーーでっかあーーい!(キャァと上げる歓声。これはものすごく大きな雪だるまができそうだ、負けてはいられない。ものすごい勢いでコペコペコペコペと雪をなすりつけて、ヨハンだるまの頭を大きく大きく作っていく)はぁ、はぁ……、りお、まけないからねえっ!よはんちゃんよりおっきなよはんちゃんをつくるからあ! |
千夜一夜のときを経て・ヨハン(c32134) 2014年12月26日 03時 随分と大きな頭だね。それが私なのか?(と、驚き、微笑みつつ) で、私がリオーシャを作るのかい? 上手くできないかもしれないが、頑張ってみようか。リオーシャが私を作ってくれるくらいにはね。(頷くと彼は作った雪玉を芯にして、そこに雪を纏わりつかせて雪玉を大きくしていく。そしてリオーシャの顔を見て、雪玉を見て、リオーシャを見て、雪玉を見て、を繰り返していく。彼女の頭の大きさそのままの雪玉を作ろうという、謎の凝り性であった) |
馥郁・アデュラリア(c35985) 2014年12月26日 03時 断言してくれたって構わないのに、そうしてね、同意を促してくるあたりが慎ましくて可愛い。…もしかしなくても、朝の時点から罠を張られていたのかしら、わたくし。だから今が甘美に映るのだとしたら、小鳥さんの嘴に咥えられた獲物の気分。それでも、あなたがその時に果てなく甘美に感じてくれたのなら、それもまた。だって、こんなに愛しくて堪らない。……ふやけてしまったら、きちんと元に戻して、幾度もやわらかくあまく咲かせてちょうだいね。あなたの熱のなかで。(わたくしは喜ぶまま引っ掛かってあげる、と切られた手札ひっくるめて。相手の手に己の指を緩やかに滑りこませたら、深く絡ませられたら。交る温もりの甘さに、つ、と距離を引き寄せ)……心が求めていたんだもの、仕様がないの。呼吸できる先が、ナルセイン様だから。天辺から爪先まで、あなたの花。…――、だいすきよ、(軽やか伸ばしたつま先。白い吐息が夜の色へ融ける、仄かな間は窺いなれど。はにかめば、そっと、彼の唇に触れようと) |
しあわせのロマ・リオーシャ(c27052) 2014年12月26日 02時 (ヨハンもまた、雪玉を作り始める。二人で寄り添ってしゃがんで、同じことをしている。なんだかおかしくて、嬉しくて、りおはきゅっきゅっと笑った。ワクワクする気持ちを隠すつもりもなく、笑顔で、)よはんちゃん、よはんちゃん、ねぇねぇ、りおをつくってよお! りおはよはんちゃんをつくるからさぁ(「ほら、りっぱなあたまでしょお!」と、両手いっぱいくらいの大きさに作った雪玉を見せて) |
千夜一夜のときを経て・ヨハン(c32134) 2014年12月26日 02時 雪だるまをつくるのかい?(遊び始めたリオーシャを見て、彼もその身を屈ませて、リオーシャの隣に座りこんで雪を手に取った。厚い手袋ごしにも、新鮮な冷たさが伝わってくる。それを元気にぺこぺこ叩きながら珠を作っているリオーシャを眺めつつ、ヨハンは小さく微笑むと、自分も雪玉を適当な大きさに丸めて、作り始めた。こうしてみると、リオーシャがはしゃぐのも分かる、なかなか楽しい。リヴァイアサンは、また来年も見られるだろう。しかしリオーシャとのひと時は、今を置いてほかにはなく) |
砂鷲の魔想紋章士・ナルセイン(cn0172) 2014年12月26日 02時 (寧ろ望むところだね。気づいてるんだろ? 俺はあんたのおなかの巨獣さんもお気に入りなんだぜ。それこそ初対面からおなかの巨獣さんには熱い好意を抱いてました、なんてな。そして何だかゼリーで頁を綴った旅物語が脳裏に浮かんだ小鳥さんはもうぷるぷるせざるを得ない。これだからあんたと触れる世界は堪らないね、と笑みも深め) |
砂鷲の魔想紋章士・ナルセイン(cn0172) 2014年12月26日 02時 そりゃそうさ、仕掛けるからには一方的じゃつまらない……って、あんたも思ったろ? そしてこれも朝に聴いてたはずだぜ、自分のために仕掛けられた罠ってのは特に甘美だ、ってな。青く澄んだ水の中で悪戯に揺らめく花なんてそりゃあもう、途轍もなく綺麗に見えるに決まってる。……底なしの蜜の淵に沈んで溺れて、廻り廻るんだ。――さあ、もっとやわらかく、もっとあまくなってくれ(甘さを堪らなく好きなのは本心、けどそれを隠さず見せるのは罠だな、と咎められたままの唇で手札を一枚明かして) それこそ甘い囁きだな、お転婆なんて水底から承知だぜ。……沈んで溺れて、退路なんてもうとっくに見えてやしなかったろ?(滲んだ好奇の光をこそ、堪らなく愉しげに愛おしげに掬って瞳を覗き) ――ああ、俺もあんたが好きだよ、アデュラリア。俺の、花だ。 |
しあわせのロマ・リオーシャ(c27052) 2014年12月26日 02時 (しかし肩を抱かれたあと、ヨハンと手をつなぐことなく、リオはしゃがみこんだ。初めて見る雪なのだ、わくわくもする! 雪だるまは作り方がわからなかったけど、雪玉ならば作れる。つまり、手のひらサイズの雪だるまなら作れるのだ)よはんちゃん、りおふたつ!ふたつつくるよぉ!(ふんす、ふんす、と興奮した様子のまま、リオはヨハンとの足元近くにしゃがみこんで、雪玉をコペコペと作りはじめるのだった。つまり、リヴァイアサン、完全無視というやつである) |
馥郁・アデュラリア(c35985) 2014年12月26日 02時 (寧ろ、特等席でしか見せてあげられない気がするのよ。小鳥さん直伝のぷるぷるさは。おなかの巨獣さんのぷるぷるも、巣立つも並ぶも健やかついてくるけれど、構わない? それもたっぷりの応援兼ねて、ね。行く末を見守った後も、……ふふ。もちろん、いつかに頁を手繰るほど、ぷるぷるで彩られるように、旅を、と。綴る一音、大事そうに噛み締めて) |
千夜一夜のときを経て・ヨハン(c32134) 2014年12月26日 02時 ん、ここかい? ああ、もちろん、よいとも。ここだったら……(リオーシャに、自らも寄り添って、彼女の方に肩を寄せると、しっかりと手を繋ぎ、互いのぬくもりを交わしあいながら上を見る。そこには空を雄大に駆け巡る、星霊がよく見えた) |
馥郁・アデュラリア(c35985) 2014年12月26日 02時 いやね、わたくしからしてみればナルセイン様も仕掛けて欲しそうに見えたのよ。知りながら逢いにきてくれた水底も、そうだと思っていたのだけれど。…底なしだもの、廻り廻って、めぐり続ける、極上の連鎖。肌も温もりも、裡から滴り浸す蜜も、触れる全部が、あなたの花がゆえ。……あまくしないで、(紡がれるものに否定もせず、感受する甘さこそ堪らなく好きそうに笑うのに。言葉ばかりが歯止めを誘う。けれども、食んで啄ばむような焦らし方を咎めたのは、彼の指先に触れたくちびる)…大切に愛でられてるみたい。無垢な少女よりも存外お転婆よ、――どっちも。どっちも、逃げられない。……ね、好きよ、ナルセイン様。(重なる音に繰り返す声。目尻を柔く下げる前、銀に滲んだのは紛れもない好奇の光。退路を断つ、想いを落とした) |
しあわせのロマ・リオーシャ(c27052) 2014年12月26日 02時 (引き寄せるようにヨハンの腕に掴みかかると、抱き着くように寄り添った。これまでヨハンが踏みならしてくれた道を逸れて、彼の隣、降り積もる新雪のうえをザクリと踏んで)……よはんちゃん、りお、ここでいい。ここがいーなあ。(歩きにくくても、わたわたしても、ヨハンの隣がよくて。ただ、歩きにくいのも事実だけれど、あたたかいし、一緒だから、いいの、と。フニャリと微笑んだ) |
砂鷲の魔想紋章士・ナルセイン(cn0172) 2014年12月26日 02時 (あんたがぷるぷるする姿ならそれこそ特等席で拝みたいね。小鳥さんは巣立てるくらい育つかもしれないが、巣立ったら巣立ったで並んでぷるぷるすりゃいいのさ。まずは長身イケメンさんと金の乙女を見守る特等席で一緒にぷるぷるするとしようぜ。……そうして、どこまでも一緒にぷるぷるできるものを観にいくのもおつなもんだろうさ、と問いを重ねるよう視線を深く) |
砂鷲の魔想紋章士・ナルセイン(cn0172) 2014年12月26日 01時 仕掛けて欲しそうに見えたのさ、なんて、これもまたループになりそうな事案だな(堪らなく愉しげに笑って) 罪をどうしても受け入れられないってヤツもいるだろうが、あんたにとっては罪こそが蠱惑の甘さに感じられるに違いないって確信してたね。――廻り廻って、ほら、あんたの唇から零れる言の葉も、あんたの肌から零れる温もりも……何もかもが、やわらかくて、そのくせ(堪らなく、甘い。と、ちいさく上擦った声を掬うように指で唇をなぞり、掌に寄せられれば、そのやわらかさを味わうよう掌を揺らして)ああ、それこそ天辺から爪先まで――あんたのすべてが、やわらかな花だ(言外に意味を含ませ、ゆるく伏せられた瞼を柔く唇で食むように) ……識ってるか? 好奇心に瞳を煌かせるあんたも堪らなく魅力的なんだぜ(逃げられないのはどっちだと思う、と囁きを重ね) |
千夜一夜のときを経て・ヨハン(c32134) 2014年12月26日 01時 ああ、そうだったのかい? それはすまなかった。(リオーシャの考えている通り、やや興奮しているのは事実だ。年末はその寒さもあって、もっぱら家にこもっていたから、こうして外に出てくるのは何年ぶりになるのか。ただそれ以外にも、リオーシャが新雪の上を歩きやすいよう、先に歩いて雪を踏みしめていたりもしていた) |
しあわせのロマ・リオーシャ(c27052) 2014年12月26日 01時 (目の前をゆく、防寒着を纏った広い背中。布地を掴むと、ペースの速い彼をつかまえて)さむうーーい! よはんちゃん、はやいからまってよお。りお雪なんてはじめてなんだよお?(景色に彼はきっと興奮しているだろう。リオもまた、同じく興奮していた。初めての雪、初めてのリヴァイアサン。はやくこの目で見たくて、慣れないコート、ブーツで、よたよたと歩くのだった) |
馥郁・アデュラリア(c35985) 2014年12月26日 01時 (これ以上可愛らしくなられたら、わたくしがぷるぷるしてしまう番なのだけれど。磨きが掛かる小鳥さんはとても楽しみな反面、成長が過ぎて巣立ってしまわないかしら。一緒に、と、おねがい込められたら、無性に叶えてあげたくなるのもお見通しね。だから、そうね。どこまでも、と。じっと期待に輝く視線を迎え入れ、いらえにだけ含みを持たせて) |
千夜一夜のときを経て・ヨハン(c32134) 2014年12月26日 01時 これはまた、なんとも壮大な景色だね……(サク、サク、サクと、降り積もったばかりの雪を踏みしめて、やってくる四十路の男。その身を分厚い防寒具に包んで、真っ白い息を吐きながら、後ろに続いてくる同行者の方を振り返って待つ) |
馥郁・アデュラリア(c35985) 2014年12月26日 01時 癖も馴染んでいけば自分のひとつ、疼きこそ種子だったのかもしれないわ。ふふ、出逢った時から仕掛けられていた、なんて紡いだら出来すぎているかしら。…でも、とんでもない罪の廻りが堪らなくて、重ねていたのも事実。策略か戦略か、きっと期待していたのね。「罪」を与えられることに。――…現に咲いて、今、目の前に。(穏やかにも緩められた彼の双眸。ふわり合わせて潜めた声が、ちいさく上擦ったのは、動く指がどうにも擽ったくって。愛おしそうに笑みを深め、指の形、節、爪のまるみを辿って、掌へ唇を寄せた) …自覚しているところも、すきよ。それを受け止めて、受け入れてくれるあなたが、いとしいの。…少なくとも、奈落の口を覗いてみるのも一興、と囁かれた夏夜の日から、好奇心が抑えられなくなったことは覚えているわ。――引き返せなくなった境目とも言えるけれど、(間近に掛かる吐息にほころぶ言葉。眩しそうにすると、柔らかな感触に瞼をゆるく伏せ。逃がしてあげないから、と。それこそ、甘く) |
砂鷲の魔想紋章士・ナルセイン(cn0172) 2014年12月26日 01時 (小鳥さんを更に可愛らしくしてくれる技だって思えばもうそこでぷるぷるせざるを得ない。更なる小鳥さんの魅力に乞うご期待、ってとこだな。逃しゃしないぜ、もし『ナルセイン君のバカー!』って囀ってもらえる時にゃ一緒に聴いてくれるんだろ? と素知らぬ顔に期待の眼差しを注ぎ) |
砂鷲の魔想紋章士・ナルセイン(cn0172) 2014年12月26日 00時 油断ならないは褒め言葉だからな、油断ならないって思った時に奔る一瞬の疼きみたいな緊張が堪らなく甘くて、癖になっちまうところがまた油断ならない……ってな、とんでもなく罪なループだぜ、これ。けど、認めるさ、惹かれてもいない相手にループを仕掛けられたってかわして逃げるね。逃げなかったのは、俺もあんたがどう咲くのか見てみたかったってことだ。(相手の言葉と蕩けた眼差しに、不意に愛しげに眼差しを緩め)……性質の悪さは自覚してる。だからそれごといとしいって言ってくれるのが、俺もいとしい(擦り寄せられる頬の温もりとなめらかさを、指で、掌で確かめるようゆるりとなぞって包み、重ねられる手に柔く笑んで) どちらから溺れはじめたかなんて、もう、あんたにもわからないだろ?もっともっと奥には、眼も眩むほど甘美な毒が待ってるはずさ(それこそ、命と引き換えにしても構わないと思えるほどの、と囁いた唇を燈る眦に掠めるように) |
馥郁・アデュラリア(c35985) 2014年12月26日 00時 (……数多からツッコミも飛びそうな、いけない技を伝授してしまったかしら。ぷるぷるスーパーキャンセルもありそうな更けいく冬夜。お願いしたらとびきりの特等席をご用意してくれそう。(誰とは言わずに) …あら、一蓮托生を希望? と、素知らぬ顔。口許がすっかり緩んでいるから、気まぐれの遊び) |
馥郁・アデュラリア(c35985) 2014年12月26日 00時 顧みれば、「油断ならない」と最初に言ったのはあなただったわね、ナルセイン様。評しながら、感じながら、それでも後に引かずに芽吹かせたのは、…惹かれてくれたから? わたくし自身に酸いも甘いも実はさほど自覚はないのだけれど、あなたと逢うときは。交わすときは。いつだってその甘い蜜を求めていたみたいと、今になって。…ねえ、性質の悪さごと、いとしいわ。(淡い細波に似て息づく裡のまま、眼差しが密やかに蕩けた)(伸ばされる手に逆らわず、そっと摺り寄せ、預ける頬。触れる彼の手を包むよう、片手を重ねようと) どちらから溺れはじめたかも融けあうくらいに?……聞いてたから、聴きたくなったの。知りたくなったのよ、耽溺の淵の、もっと、もっと奥を。(もうひとつと熱増す囁きが、眦を仄かに燈した。困ったように微笑んで) |
砂鷲の魔想紋章士・ナルセイン(cn0172) 2014年12月26日 00時 (ハイパーぷるぷる……またひとつ新しい技を覚えたぜ。しかしハイパーぷるぷるでも乙女の混沌の唄に勝てる気がしない件。けど命の危機を感じつつも思いきり特等席で見守りたい気持ちは押さえきれないよな、と共犯者の眼差しで同意を求めてみたい夜) |
砂鷲の魔想紋章士・ナルセイン(cn0172) 2014年12月26日 00時 あんたは初めから種を抱いてたさ。『そういう』種だってのは感じてたんだが、予想以上に甘い蜜を滴らせる花が咲いたものだから胸が騒いで仕方ない。深い蜜の淵に沈めばそこで更に蜜を滴らせるんだからな、本当に……(底なしだ、と熱を燈す吐息で笑って)(拗ねた様子を宥めるよう、相手の頬に手を伸ばそうと) さあ、本当に油断ならないのはどちらかね。けど、思う様絡め取り尽くして、どっちが絡め取ったのかわからないくらいになるのがきっと至福なんだろうさ。……聴いてたんだろ?(毒があるくらいがちょうどいいのさ、とひときわ耳許近くで囁いて) |
馥郁・アデュラリア(c35985) 2014年12月26日 00時 (乙女は余裕削がれて掻き乱されてこそ、と囀りあっていたら、本当に混沌の唄が舞いこみそうながらね。余裕が産声上げたときが一番乙女の本気が見られそうだもの、小鳥さんのハイパーぷるぷるっぷりが危機でないことを祈りつつ) |
馥郁・アデュラリア(c35985) 2014年12月25日 23時 わたくしをこんなにも罪深く育てたのはナルセイン様だから、その点で言ったら同罪じゃないかしら。そう言われるごと、応えたくて、底なしに誘ってみたくて、振り向かざるをえないのよ。――、(静謐に、微かに冷える膚に。尚のことよく甘やかに灯る声に、少しだけ眉を寄せた)(それは珍しく、拗ねた風情)……もう。油断ならないひと。絡め取るつもりが、絡め取られた果てに溺れてしまっても、きっときっと鎖を離してあげられないわ?…やわらかな世界にも毒があるかもしれないけれど。ふふ、それすら心地好いと、思ってくれるの? |
砂鷲の魔想紋章士・ナルセイン(cn0172) 2014年12月25日 23時 (まあ確かに、種を拾うにせよ置いておくにせよ、長身イケメンさんが更に攻勢をかければ乙女が俺に混沌の唄を向けるような余裕はなくなるか。こりゃ長身イケメンさんにはなんとしても頑張ってもらわないとな。小鳥さんの命がかかってます、なんて) |
砂鷲の魔想紋章士・ナルセイン(cn0172) 2014年12月25日 23時 天辺から爪先まで、そんな言の葉ひとつ取ってもやわらかくて何処か官能的なあんたはほんと、この上なく罪深いと思うね(無邪気に緩んだ銀に目元を和らげ笑み返し、不意打ちのように熱を燈した囁きを)……悪い女だ、アデュラリア。絡め取りたい気持ちはなくもない、と言うか、今まさに煽られた気がするんだがな。『天辺から爪先まで』で。(己の心の動きを愉しむように小さく喉を鳴らし) どんなキルトでも好きってわけじゃないのさ。あんたのやわらかな世界のひとつだと感じたから、そのやわらかさがひときわ好ましいわけで。 |
馥郁・アデュラリア(c35985) 2014年12月25日 23時 (そうして咲かすも萌ゆるも、拾うも置くも、長身イケメン様に掛かっているなら、ある意味で種の主は安全圏の予感、と宛てられたすべてを肯くような。…見守るわたくしたちが叱られそうなのはともかくね、なんて矢張り戯れた) |
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