こんにちは、ミラです。
各地で起こったできごとを、日記にまとめていきますね。
日記を最後に書いたのは、2015年9月30日です。
【2015/6】
平和になっても、大事件の情報はどこからともなく舞い込んで来るものですねー。
『世界の瞳』が次元移動存在『ギルタブリル』と繋がったのと時を同じくして、私達に見えたのは、この世界の外、すなわち「外世界のエンディング」でした。
ひとつひとつでは曖昧模糊としたそれらのエンディングを、旅団長の皆さんが集めた結果、最初にハッキリしたのは、「外世界」で槍のような姿の次元移動存在によって、次々に世界が滅ぼされているということ!
さらに、それらの世界から逃げ出した人々までが完全に殺し尽くされるエンディングが見えてしまいます。
『世界の瞳』から、それらの人々の元へ転移可能になったのを受け、私達は外世界の戦いへと向かいます。
助けた人々は、「希望の星」なる場所へ向かうということのようでしたが……。
なんだか、そっちも危ないみたいですよ?
人々が逃げ込んだ『希望の星』にも、滅びのエンディングは迫っていました。
私達は『世界の瞳』を通して『希望の星』へと向かい、次元移動存在『ムシュマフ』から『希望の星』を守るため戦います。
『ムシュマフ』はやっぱりとんでもない強敵でしたが、撃破に成功!
復活装置を積んだ四大艦隊も完全に撃破しましたし、二度と『ムシュマフ』が蘇ることは無いでしょう。
……それにしても、虚空って出たら死ぬようなイメージ持ってましたけど、案外平気に活動できるものなんですね。
聞いた話では、『ギルタブリル』戦で虚空に投げ出されて10日ぐらいかけて帰って来た人もいるとか。人間って頑丈です。
【2015/7】
『ムシュマフ』を撃破した後、『世界の瞳』に、新たに5つの外世界への扉が開きました。
エンドブレイカーが次元移動存在を撃破した影響で、『世界の瞳』の機能がさらに強化されたのではないかと推測されているみたいですが……。
当然、造られた時には想定されてない気もしますし、よく分かりませんね。
それはさておき、新たに繋がった5つの外世界は、次の通りです。
・デモンに似た闇の侵略で滅びかけている、飛竜と心を通わせる飛竜騎士の世界
・男神と女神が、種族を率いて最終戦争を行っている世界
・多数の種族が存在し、種族間で戦争が行われている世界
・機械文明の反乱によって滅びかけている世界
・夢の災厄と呼ばれる世界で滅びかけている世界
どの外世界も滅びのエンディングを定められ、終焉を迎えようとしていました。
『世界の瞳』から外世界に向かった皆さんは、それぞれの世界の滅びを解決する術を見出し、滅びを回避するべく戦いました。
それぞれの世界の滅びのエンディングを打ち砕いたことで、『世界の瞳』から繋がっていた扉は閉じました。『世界の瞳』が、また私達に新たな外世界のエンディングを見せることはあるのでしょうか……?
【2015/9】
先月は丸々一か月何も書いてませんでしたね。
それも世界が平和になり、特筆すべき事件などが起きなくなっていることを示しているということですね!
……うーん、我ながら強引ですね。
というか、日記ってそういうものじゃない気も……。
それはさておき、いよいよ、各主要都市国家のお偉いさんにも話を持ち込んで、本格的に街道を建設する計画が動き出そうかという話になっています。
有識者の中には何十年と必要だろうなんて悲観的な見方をする人もいるようですが、実際どうなんでしょうね?
古の時代には、都市国家同士を繋いでの防衛計画グレートウォール計画なんていうものもあったわけですし、街道を建設するぐらい、不可能なことではないはずです。
今までの戦いをくぐり抜けたエンドブレイカーの皆さんなら、10年もあれば完成させてしまいそうな気がしますね。
大魔女スリーピング・ビューティを滅ぼすという、エンドブレイカーの祖アウィンの時代に課された使命は果たされました。
これからは、それぞれが、新たな時代で何をするかを模索していくことになります。
勿論、これから先も、理不尽な終焉(エンディング)を迎えようとする人を見かけたら、私達がそれを放っておくことはありません。
それでこそ、終焉を終焉させる者、エンドブレイカー足りうるのですから!
さて、今度はどこの都市国家にいきましょうか。
あまり行っていないガルシェンか、それとも滅びの大地か……いっそ外世界というのも、良いかも知れませんね。
私も皆さんに負けないように、頑張っていかないと!