<巻頭特集>

■想いよ届け、ランララ聖花祭

当日は激戦が繰り広げられた丘へと続く道

 きたる2月14日、同盟諸国ではドリアッドよりもたらされたお祭り『ランララ聖花祭』が行われました。
 聖花祭の内容は春の花の女神ランララを祝ったり、様々な試練を潜り抜け丘の上にある『女神ランララの木』の下へ辿り着き、そこで手作りのお菓子と共に意中の相手に告白するというもので、同盟諸国での開催は今年が2年目。
 今年も多くの冒険者がこのお祭りに参加しました。
 愛する人の為に必死で丘に辿り着こうとする者、その者を止めようと去年の約2倍もの試練を与えるロンリーウルフ、見事試練を潜り抜けて幸せそうに微笑む恋人達……悲喜こもごもの1日になったようでした。

●関連イベント
⇒⇒⇒ランララ聖花祭2005


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ヒトの霊査士・リゼル 「ランララ、ねぇ……はぁ」
はじまりは・プルミエール 「ど、どうしたんですセンパイ? 溜息なんかついて」
ヒトの霊査士・リゼル 「いや、私には縁がなかなか無さそうなお祭りだと思ってね」
はじまりは・プルミエール 「センパイ、まだ始まって2年目じゃないですか! 来年はきっと告白されちゃったりとか」
ヒトの霊査士・リゼル 「余計な気休めなんかいらないわよ……どーせプルミーはランララでもモテモテだったんでしょ」
はじまりは・プルミエール 「いえ、当日は自宅でのんびりと一人でランララ聖『菓』祭を開催してましたけど」
ヒトの霊査士・リゼル 「……なにそれ?」
はじまりは・プルミエール 「春の花の女神、ランララさまを祝ってケーキを食べたり、クッキーを食べたり、キャンディを舐めたりするんですよ」
ヒトの霊査士・リゼル 「つまり、食っちゃ寝食っちゃ寝してたのね」
はじまりは・プルミエール 「そ、そうとも言いますけどー……イメージが悪くなるじゃないですかあ」
ヒトの霊査士・リゼル 「でもプルミーも独り身仲間だと解ったらなんだか元気が出てきたわ」
はじまりは・プルミエール 「そ、そうですか……なんだか複雑だなぁ」
ヒトの霊査士・リゼル 「私が結婚する前にプルミーは結婚しちゃ駄目よ!」
はじまりは・プルミエール 「うぇぇ……センパイ、酷いですよぉ!」
ヒトの霊査士・リゼル 「酷いとは何よ、私がすぐ結婚すれば済む事じゃないの。つまり私がずっと結婚できないと?」
はじまりは・プルミエール 「そ、そんな事はないですけど。結婚ってまだよくわからないし、私も予定ないからきっとセンパイの方が早いですよ」
ヒトの霊査士・リゼル 「なら良いじゃない、約束だからね!」
はじまりは・プルミエール (「その眼鏡を光らせるのをやめれば良いと思うんだけどなあ……」)