＜人狼と吸血鬼について＞

本国に帰還し、人狼を洗脳した存在の正体を探っていたヘルムートを始めとするクルースニク達。 　彼らから手がかりを得たとの連絡を受けた能力者達は、ヨーロッパに向かいました。 　『ヤドリギ使い』の儀式に参加すれば、何らかの情報が得られるというヘルムートの依頼に応え、能力者達は儀式に参加する権利を勝ち取ります。 　ですが、現地の吸血鬼の裏切りが元で、人狼騎士達から反逆者と見なされたヘルムート達は、処刑されることになってしまったのです。 　この事態に、能力者達は、修学旅行と称して現地に向かいました。 　そして彼らは敵の守りを突破し、仲間の救出を果たしたのみならず、戦場に現れた強硬派の吸血鬼を破り、さらに人狼十騎士の一人、螺旋剣ズィーベンを捕らえることにも成功しました。 　今回の完全勝利は、ヨーロッパの人狼、吸血鬼達に銀誓館学園の力を知らしめる事にもなりました。 　この事は、今後のヨーロッパ情勢に大きく関わって行くこととなるでしょう……。

■ヘルムートからの連絡

２００７年１２月１６日に行われた人工島の戦いに勝利した銀誓館学園は、メガリス『ティンカーベル』の力を用い、多数の人狼達を夢による洗脳から解放しました。 　洗脳から解放された人狼のうち、ヘルムートを始めとした一部の者達は、本国に帰還し人狼に洗脳を施した者の正体を探り続けていました。

■奇襲

■ヤドリギ使いの儀式

彼らの儀式に参加して『聖なる枝』を手に入れ、『神』からの祝福を受ける権利を得れば、人狼を洗脳して来た存在の手がかりに結びつくかも知れない……。 　ヘルムートの案内の元、ヤドリギ使いの村で行われる儀式に参加した能力者達は、『神』から祝福を得る権利を勝ち取ります。 　これで、洗脳を行った者の手がかりが得られるかも知れない。その場にいた能力者達の誰もがそう思ったのも束の間、事態は急変しました。

■ 裏切りと処刑

ヤドリギ使いの村を襲撃したエレイン達は、村人達を虐殺し、『聖なる枝』を奪い取りました。 　村の場所をエレインに教える事となってしまったヘルムートと能力者達は、まだ洗脳を解かれていない人狼騎士本隊からの猛攻を受ける事となります。 　能力者達はエレインを倒して人狼騎士本隊との交渉を行なおうと試みますが、すんでのところでエレインの逃走を許し、人狼達は自ら『聖なる枝』を奪還します。 　そして、ヘルムートと彼に従う人狼達は、裏切り者として処刑される事となってしまったのです。

■ヨーロッパ人狼戦線

囚われの身となったヘルムート達の処刑が行われるのは６月２２日。 　彼らを救出するべく、銀誓館学園の能力者達は人狼戦線に挑みます。 　かつての人工島の戦いで猛威を奮ったフェンリルが現れる前に処刑場を攻め落とさなければ、人質の命は無い。 　修学旅行と称して現地に赴いた能力者達は、敵の守りを打ち破って人質達を救出することに成功します。

■人狼十騎士の闇

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