2009年2月、地中海に浮かぶフランス領コルシカ島に、強大な破壊エネルギーの渦の発生が確認されます。
それは、メガリス『闘神の独鈷杵』の力の代償である 『闘神の渦』でした。
さらに人狼十騎士の『顔の無い男』こと清廉騎士カリストは、闘神の渦の力を我が物にせんとしていたのです。
卒業旅行を兼ねて現地に向かった高校3年生達は、 カリストの儀式を妨げることに成功しますが、カリストは驚くべき目的を語ります。
『ヨーロッパの世界結界を破壊する』
闘神の渦を利用し、世界結界の破壊を狙うカリスト。
人狼と敵対する吸血鬼組織もまた、渦の力を狙います。
コルシカ島に飛び、決戦を挑んだ能力者達は、原初の吸血鬼に先んじて世界結界破壊儀式を止める事に成功しました。
ですが、戦いの中で倒されたカリストは、液体状の姿となって戦場から消えたのです。
果たしてカリストの正体とは……?
能力者達の前に、新たな謎が示されるのでした。
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