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そして朝が来る。3人が寝て1人が見張っている温泉側の野営地に、大きな荷物を背負ったサクヤが帰ってくる。
GM:
何もすることなければ翌日です。
エレナ団長:
んー! そろそろペンタゴンの事許してあげようかな〜(笑)
GM:
許すって事はポイントの清算ですか?(一同爆笑)
ペンタゴン:
清算ってどういう意味だよ!?
エレナ団長:
ん〜いや、ちょっといじめたから気分が晴れたの(笑)
GM:
ま、それでは翌日の朝です。
サクヤ:
何か大きな荷物を持った状態で帰ってきます(一同笑)
ペンタゴン:
じゃあサクヤの気配を察して3人を起そうか。
サクヤ:
姫、ただいま戻りました。
エレナ団長:
あっ……おは――おかえりなさいサクヤ。えっと……後ろに背負っているのは?
GM:
大きな大きな蓑虫になった老人の顔が。
サクヤ:
ついでに目隠しされ、口も猿轡だ。
ペンタゴン:
……サクヤ。お前ハッキンという仙人を連れに行ったんじゃないのか?
サクヤ:
だから……これだ。
ペンタゴン:
ずいぶんな処遇だな。
サクヤ:
妥当なところだ。
ペンタゴン:
………………。
ナー:
ふあぁ〜♪
ギン:
しっ、師匠の師匠!!
GM:
「もごもご……ぉおお〜、弟子の弟子か」――猿轡をもがき外して喋ります。
サクヤ:
ゴロンと転がす。
GM:
蓑虫状態で出てくるハッキン仙人――「いやぁ、気づいたらこんな姿にされておってのう」
ギン:
ペンタゴン! この爺っちゃんが師匠の師匠だでよ!
ペンタゴン:
なんか……威厳も何も感じられないんだが。
サクヤ:
連れて来る途中、卑猥な視線と卑猥な言葉と卑猥な行動が目立ったのでこうする他無かった。
ペンタゴン:
それでいいのか爺さん?
GM:
「いや〜こういうデェトってのは、あまり体験したことがないからのう♪」(笑)
エレナ団長:
デェト?
GM:
ちなみにハッキン仙人は地面に転がされたままサクヤ達3人を見上げて――「このアングルが最高じゃあ♪」(笑)
エレナ団長:
キャッ!?
ナー:
えっち〜!
サクヤ:
………………。
ペンタゴン:
俺はその蓑虫の足を持って、ズルズル引きずって温泉に――ドボン。
――その後、反省の声を聞いてから引き上げられるハッキン仙人。
GM:
「ゴホッ、ゴホッ!……で、わしに聞きたい事とは何じゃ?」
ペンタゴン:
まあいいか……――カクカクシカジカ猿グドンの棲家を見つけた。で、お前が説得してくれ。
GM:
「わしが?」
ペンタゴン:
お前が変なこと吹き込んだんだろ?
GM:
「いや〜だから、清く正しく生きる方法をだな……」――と云々。
ナー:
埒があかないです〜。
ペンタゴン:
そうだな……エロ仙人、ここにギンがいます。猿グドンを説得した時と同じ行動をしてみてくれないか?
GM:
「ふむ……なぁ、猿よ?」
ギン:
オラはギンだ。
一同:
『………………』
ペンタゴン:
「なぁ、ギンよ」で(一同笑)
GM:
では――「なぁ、ギンよ?」
ギン:
なんだでよ?
GM:
「人をむやみに襲ってはいかん。なぜならやつらは面白いものを沢山持っているからじゃ」
ギン:
面白いモノ?
GM:
「うむ。例えばな、やつらは食料を持っていて美味い飯も沢山持っておる」
ギン:
美味い飯、そらーいいこった!
GM:
「やつらは娯楽道具を次々と改良してくれる」
ギン:
娯楽道具で遊ぶのは楽しいだでよ!
GM:
「そして女子(おなご)は可愛い!!!」
ギン:
可愛い……んだんだ! 可愛い!!
GM:
「そうじゃ。だからな、なるべく殺しなんて悪いことはするでない」
ギン:
コロシはいけねぇだなぁ。
GM:
「だからな、少しずつ物品を奪えば、相手にもダメージが少ないはずじゃ」
ギン:
たしかにそうだぁ!
GM:
「そして奪った物の中にこう言う(と何かを取り出す仕草)布があった場合は、わしの所へ持ってくるのじゃ。さすればお主たちはこの山で平和に暮らして行けるじゃろう……そしてコツコツと農業を営む――」
一同:
『………………』
ペンタゴン:
もういっぺん沈んでおけ。
GM:
「ごぼごぼごぼ……」(笑)
ペンタゴン:
とりあえずサクヤ。トドメ刺していいぞ。
サクヤ:
……スチャ。
エレナ団長:
サクヤ、本気で殺っちゃ駄目だって(笑)
GM:
ハッキン仙人も驚きます――「待たれい待たれい! お主らの実力はよ〜うわかった。強い、確かに強い。 しかしじゃ、それでもあの猿グドンに……特にボス猿グドンには勝てるとは正直思えん!」
ペンタゴン:
なんだと?
GM:
「なんせわしの見立てじゃ、あのボス猿グドンはわしと互角くらいの実力じゃからな」
ギン:
師匠の師匠と互角!? オラ勝てねえかもしれねーだ!!
ペンタゴン:
ギン、やってみないと解んねーんじゃねぇか?
エレナ団長:
そうよ! 強い者から逃げるわけにはいかない!
サクヤ:
姫、ボス猿グドンとの戦いの前に、まずは同レベルのエロ仙人の実力を測るのが良いかと?
ギン:
んだぁ! サクヤ、あったま良いなぁおめ!
GM:
「え〜……それは何じゃ? お主等みなでわしをボコボコにするつもりか?」(笑)
ペンタゴン:
安心しろ。一対一で戦ってやるよ………………ギンがな。
ギン:
無理言うでねーだよペンタゴン! 爺っちゃんは師匠の師匠だでよ!?
ナー:
ギンちゃん頑張ってね〜♪
ギン:
んだら、任してくれだでよ!(一同笑)
GM:
それを聞いてハッキン仙人は強気になって――「さー! どっからでもかかって来るが良い!」
ナー:
勝ったほうには勝利のキスですぅ〜♪
GM:
「ウヒョッホーイ」(一同爆笑)
ギン:
ぉお!!
ペンタゴン:
エロ仙人の方が反応早かったぞ(笑)
GM:
「まだまだ青いのう」(笑)
ナー:
大丈夫です〜♪ ギンちゃんが負けるわけありません!
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第12幕 弟子の弟子vs師匠の師匠
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