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『旅人の酒場』の詳しい利用方法

「気に入った情報が見つかったのなら、さあ、冒険に出発だ!」
〜トンファーの群竜士・リー〜

エアシューズのスカイランナー・ジェシカ

 よっ、元気か?
 オレらエンドブレイカーは、やっぱ、冒険してナンボだよな?
 「旅人の酒場」は、都市国家内を行き交う人々が訪れる酒場だ。
 いろんな人が訪れるだけに、いろんな『エンディング』が見れるだろうって事で、ここにたむろってるエンドブレイカーは多い。

 だけど、本来『エンディング』なんてもんは、どこでだって見つけられるってもんだ。
 街行く人達の目を見ながら、ピーンと来たら、もう冒険の始まりだ。
 そんな時にあたふたしないよう、オレが基礎を教えてやるから、よ〜く聞くんだぞ?

■シナリオへの参加方法

 旅人の酒場に向かいましょう。シリアスなものやコミカルなものまで、たくさんのシナリオが揃っています。
 その中から、気になる依頼をクリックしてみましょう。クリック後のページには、シナリオの詳しい内容が記載されています。これを『オープニング』といいます。
 気に入ったオープニングのシナリオが参加を受け付けていたら、すぐに参加してみましょう。課金ページで★の用意を忘れずに!

●『予約』してみよう

 どうしても参加したいシナリオは、事前に「予約」することもできます。
「予約受付中」と記載されているシナリオは、★0.5個を多く支払って、参加の予約ができます。
 予約希望者が多い為に参加できなかった場合や、途中で予約をキャンセルした場合、支払った★は全額返金されます。

●予約優先度

 予約希望者が多い場合に、当選者を決める為に「予約優先度」というパラメータが用いられることがあります。予約優先度は1日に1ずつ増加し、最大で50まで蓄積されます。
 そして、予約に当選してシナリオに参加すると、そのシナリオの「難易度」に応じて、一定量の予約優先度を消費します。
 消費量は【成長なし5、簡単10、やや易20、普通30、やや難40、難しい50、至難50】です。
 持っている予約優先度が多い人ほど予約の順位が上がりますが、その難易度における最大まで予約優先度が貯まっている人同士の順位は同じになります。
 例えば、「普通」のシナリオに予約優先度48の人と30の人が入った場合、ふたりの予約順位に差はつきません。
参加すると「予約優先度」が減るシナリオ……

●予約なしでシナリオに入ったら、ラッキー♪(2013/04/19追加)

 予約せずにシナリオに参加した場合は、予約優先度が減少しません。ラッキー♪

●一度に参加できるシナリオ数には、制限があります

 通常、シナリオに参加しているキャラクターは、現在参加しているシナリオの『冒険出発日』が過ぎてから数時間経過するまで、次のシナリオに参加することはできません。ただし「サポート参加」「イベントシナリオ」「旅団シナリオ」は、他のシナリオに参加中でも参加できます。

■プレイングとパフォーマンス

 参加が決まったら、自分のキャラクターにどんな行動をさせたいかを、『プレイング』と『パフォーマンス』という2種類の文章で表現してください。
 シナリオの種類によっては、Next『エンドブレイカー!』を提案することもできます。
 文章の作成画面には、参加したシナリオのオープニング画面から移動できます。

●プレイング(400文字以内)

 あなたのキャラクターが『シナリオを成功させる為にどのような行動をするのか』を、400文字以内の文章にまとめてください。
 参加者全員のプレイング内容によって、冒険の結果が決まります。オープニングを良く読み、時には「酒場のテーブル」で他の参加者と相談しながら、プレイングの内容を考えましょう。
(参加者同士で相談しながら、プレイング内容をあれこれと悩むこの時間は、ひょっとしたらPBWで一番楽しい時間かもしれません)

 プレイング内容は、シナリオが完成してから1週間の間、全ての人に対して公開されます。他人のプレイングも多く見ることができるので、それらからプレイングの書き方を勉強するのも良いでしょう。
 プレイングの書き方に正解はありませんが、数多くの面白いプレイングを読み、それを自分のプレイングにも活かそうと努力すれば、次第に、自分のキャラクターを魅力的に表現する『プレイング力』が、身につく事でしょう。

●パフォーマンス(200文字以内)

 あなたのキャラクターに行わせたい『シナリオの成功に一切関係ない、キャラクター性を表現する為の事由で個性的な行動の数々』を、200文字以内の文章にまとめてください。
 パフォーマンスには何を書いても良くリプレイ完成後に他人に見られる事もありません。ただし、シナリオに対し(良きにつけ悪しきにつけ)影響を与えたり、自分や他人のプレイングに利益や邪魔を与えるようなパフォーマンスは、一切採用されません。
 シナリオの成否には、良い影響も悪い影響も、一切与えることができないのです。

 だからこそ、ここには好き放題な行動を書くことができます!
 もし問題があれば、文章を執筆するマスターさんがボツにします。
 そして、リプレイに採用されたのなら、あなたのパフォーマンスは絶対に誰にも迷惑を掛けてはいません(例え表面上には迷惑を掛けているように見えても、です)。
 だから他人を気にすることなく、自分のキャラっぽい行動をパフォーマンスしちゃいましょう!


【パフォーマンスの例】

(1)実際のパフォーマンス
戦いの前には体が震えてしまう
アビリティを使う際は、杖をバトンのようにくるくる回す
仲間にお弁当を配って、一緒に食べる
などが、実際のパフォーマンスの例です。
 自分のキャラクターらしいパフォーマンスは、書くのも楽しく、読むマスターも楽しく、結果として、リプレイも楽しいものになります。


(2)キャラクターのポリシーに則ったパフォーマンス
 例えばあなたは、『最初のターンは敵を攻撃せず、敢えて攻撃を受ける』というパフォーマンスを書くことができます。
 この行動を行っても敵に勝利できるのならば、あなたのキャラクターは敢えて攻撃を受け、そのキャラクター性を強烈に発揮する事ができます。
 逆に、そんな行動を取ったら戦いに敗北してしまう厳しい状況であれば、マスターはパフォーマンス内容を描写せず、キャラクターは普通に敵と戦い勝利に貢献する行動を取る事になります。


(3)キャラクターの性格設定に則ったパフォーマンス
 他にもあなたは、『キャラの性格上、交渉相手が気に食わないので、まず一発ぶん殴ってから話し始める』というパフォーマンスを書くこともできます。
 「気に入らない奴はぶん殴る」というキャラクターの性格設定に基づいたパフォーマンスです。同じことをプレイングに書くと「自分のせいで交渉が失敗し、他の参加者に迷惑をかけてしまうのでは無いか……」という心配があり、あまり思い切った行動を取れませんが、パフォーマンスなら大丈夫!
 殴ると交渉が決裂してしまうのならば、このパフォーマンスは絶対に採用されないからです。

 た・だ・し、「パフォーマンスは良い影響も与えない」ので、仮に交渉相手が「殴られると反省する」という人物だった場合、やはり、このパフォーマンスは絶対に採用されません!



●Next『エンドブレイカー!』(25文字以内)

 このシナリオと、このシナリオに関連するシナリオの、今後の展開を予想してみてください。
 面白い内容があれば、その予想が実現する形で、今後のストーリー展開が変更されます。

●『酒場のテーブル』で交流しよう

 オープニング画面の下方には、「酒場のテーブル」という一行掲示板が用意されています。
 参加者同士は、冒険が開始するまでの間、ここで交流を楽しむことができます。
 自己紹介やフリートーク、プレイングを相談する場として活用してください。
 ここで新しいお友達を見つけるのも楽しいですよ。
 他人に何かを押し付けたり、強要したりすることなく、ひとときの交流を楽しんでくださいね。

●締め切りは『冒険開始日』

 プレイングとパフォーマンスは、「冒険開始日の23時59分まで」に作成してください。それ以降も数時間は書くことができますが、それはロスタイム(万一のシステムトラブルを想定して用意された猶予時間)なので、書いた内容が採用されなかったり、望み通りの活躍ができなくなる恐れがあります。

●冒険に持っていくもの

 プレイングとパフォーマンスを作成して送信したら、送信した時点の『活性化アビリティ』と『装備アイテム』を持って、冒険に出発します。持っていくものを変更したい場合は、装備等を変更した後、締め切りまでにプレイングをもう一度送信すればOKです。
注意:シナリオ参加中にジョブチェンジ等を行うと、プレイング送信時に設定した『活性化アビリティ』は白紙に戻ってしまいます。ジョブチェンジ後は、アビリティを再び活性化した後、もう一度プレイングを送信しましょう。

■サポート参加

 シナリオにNPC(ノンプレイヤーキャラクターの略。マスターの操るキャラクター)が同行している場合は、NPCの行動を支援する
「サポート参加」ができます。
 同行NPCは「他の参加者の助けになり、邪魔にならないが、
あまり優秀でない行動」をするので、NPCを援助するということは、結果としてシナリオの参加者達を援助することとなります。
 文章の作成画面には、サポート参加したシナリオのオープニング画面から移動できます。
 サポート参加は予約終了時点から可能で、★0.5個が必要です。
 サポート参加者は、NPCを支援する内容のプレイングを100文字以内で作成してください。
 サポート参加者のプレイング内容は、必ずしもリプレイで描写される訳ではありませんが、冒険の過程や結果には反映されます。
 サポート参加者は、「酒場のテーブル」では発言できません。
 サポート参加には同時参加の制限はなく、他のシナリオに参加中でも、いくつでも参加できます。
 サポート参加で得られる報酬は、通常の5分の1です。

■リプレイの楽しみ方

 冒険に出発して数日すると、シナリオの結果が『リプレイ小説』という形で発表されます。
 あなたや仲間達の活躍は公式に記録され、多くの人が知ることになります。
 時には、数万人の参加するゲーム世界全体の歴史を揺るがす事すらあるのです!

●リプレイによって得られるもの

 リプレイが到着すると、その難易度や成功/失敗、シナリオの種類に応じて、キャラクターは様々な経験や報酬を獲得し、成長していきます。
EXP  EXPはキャラクターの積んだ経験の度合いを表し、一定量獲得するとレベルアップします。シナリオの難易度が「高い」ほど、多くのEXPを得られます。
アイテム
(日常度)
 アイテムはそのまま装備することもでき、潰すと「日常度」を得ることもできます。
 シナリオの難易度が「低い」ほど、多くのアイテム(日常度)を得られます。
ブレイクゲージ  ブレイクゲージは、変えることのできない圧倒的な理不尽に立ち向かう力です。シナリオで得たブレイクゲージは合算され(右記)、リアルタイムイベントにおけるエンドブレイカー達の「耐久力」になります。
応援ポイント  このポイントを使えば、マスターに「ファンレター」を送ることができます。応援ポイントに応じて、マスターの「合計人気ポイント」がアップします。あなたの応援が、マスターの評価を高めるのです。

●「生死不明」           (従来のPBWにおける「重傷」「死亡」に代わるルールです)

 シナリオの結果によっては、キャラクターが「生死不明」の事態に陥ることもあります。こうなると、キャラクターは数日〜場合によっては数か月、一切のコンテンツを利用できず、状況やキャラクター別に違うオープニング文章で表現された「隔離場所」で、生還する為の行動を繰り返さなくてはなりません。それを乗り越えない限り、ゲームに戻ってはこれないのです。崖から落ちて行方不明になった場合や敵に囚われた場合、犯罪者として投獄された場合など、状況によって必要な日数も変化する事でしょう。

 ただ、逆に言えば、エンドブレイカーは「生死不明になることは頻繁にあっても、その場で即死することはまれ」です。明らかに死んだようにしか見えない、絶望のエンディングであっても、決死の思いで生還する可能性があるのです。
 勇敢で死を恐れない、果敢に定められた悲劇の『エンディング』を破壊しようとするプレイングだったならば、例え生死不明に陥ろうとも、生還の可能性は上がります。
 また、やむをえぬ状況によりキャラクターが「即死」してしまう場合もありますが、その確率は従来のPBWよりも低いものです(なお、即死の場合、他人からは生死不明と見分けが付きません)。

●その他、楽しみ方いろいろ

(1)「旅団」のみんなと話してみよう
 完成したリプレイについて、旅団のみんなと話しあってみましょう。
 自分の参加したリプレイはもちろんのこと、他のリプレイにも広く目を通し、みんなで語り合うことで、今まで知らなかった世界の深い真実に気づいたり、新しいリプレイの楽しみ方を見つけたりできます。

(2)人気投票しよう
 リプレイを読み終えたら、リプレイページ下のボタンで、リプレイの人気投票に参加しましょう。人気投票の為に沢山のリプレイを読むというのも、ゲームに上達する為には良い手段です。

(3)マスターにファンレターを出そう
 マスター応援ポイントで、マスターにファンレターを出してみましょう。規則でマスターは返事を出せませんが、マスターは皆さんの声援がエネルギー。きっと、これからも精力的に活動してくれますよ。

(4)リプレイに挿絵を付けよう!
 あなたが購入した『2、3、4人ピンナップ』あるいは『2、3、4バトルピンナップ』を、あなたが参加したリプレイの挿絵にできます!
 リプレイページから、イラストを挿絵に申請してみてください。
 マスターが申請内容を承認すれば、公式の挿絵として採用されます。

●リプレイの転載について

 ホームページ等でリプレイを発表する場合は、コンテンツ内の『該当シナリオへの直リンク』として行ってください。上記の手段以外による、インターネット上での転載は禁止とします。
 また、「エンドブレイカー!」に関する物理出版物(交流誌)を作成する場合は、下記の要件を全て満たしている場合に限り、リプレイの転載を許可します。
(a)非営利目的である事
(b)リプレイの内容を変更していない事
(c)「エンドブレイカー!」のリプレイである事を明記している事

■シナリオの種類


シナリオ

 1話完結の読みきりで行われる、最も基本的なシナリオです。
 シナリオの傾向によって、数種類のアイコンがあります。
 また、「右下に黄色い点の付いているシナリオ」には、NPCが同行します。

シリーズシナリオ
 連続する事件などを扱う、数話連続のシナリオです。題名に【シリーズ名】が付きます。通常のシナリオとは予約のルールが違い、これまで同シリーズに参加していたキャラクターが参加しやすい仕組みになっています。

イベントシナリオ
 1人★0.5個で、何人でも参加できるシナリオです(予約・サポートは無し)。
 参加者は必ずしもリプレイで描写される訳ではありませんが、冒険の過程や結果には反映されます。また、同時参加の制限はなく、他のシナリオに参加中でも参加できます。得られる報酬は通常の5分の1です。

VSシナリオ
 1人★0.5個で6人まで参加できる、マスター候補生の執筆するシナリオです。
 VSシナリオは、ストーリーの主軸に絡まない、日常の「モンスター退治」を行う純粋な戦闘シナリオで、シナリオ毎に設定された「勝利条件」を満たすことが目的となります。プレイングとパフォーマンスはありますが、Next『エンドブレイカー!』はありません。得られる報酬は通常の約3分の1です。

旅団シナリオ
 1人★1個で6人まで参加できる、マスター候補生の執筆するシナリオです。
 旅団シナリオは、旅団や組織の仲間と共に、「自分が発案したモンスター退治」に挑戦できる戦闘シナリオで、シナリオ毎に設定された「勝利条件」を満たすことが目的となります。プレイングとパフォーマンスはありますが、Next『エンドブレイカー!』はありません。また、同時参加の制限はなく、他のシナリオに参加中でも参加できます。得られる報酬は通常の約3分の1です。
(特別なマスターの担当する、8人まで参加できる旅団シナリオもあります)

他のシナリオと参加方法が違います。まずは「発注者」が、参加者全員の★(6個)を立て替えて、所属旅団で冒険内容をリクエストします。受理されれば、旅人の酒場に「発注者の指定した人」だけが参加できるオープニングが公開されます。参加者が課金した★は、冒険開始時に発注者に入ります。
・新人や最近執筆していない候補生には「半額」でリクエストできます(残りの半額はトミーウォーカーが負担するため、候補生への報酬額は同じです。明日のマスターに実戦の機会を提供する為、ご協力をお願い致します)。

大規模戦シナリオ
 1人★0.5個で何人でも参加できる、リプレイの他に「flashによる戦闘結果発表」がつくシナリオです(予約・サポートは無し)。
 参加者は必ずしもリプレイで描写される訳ではありませんが、flash戦闘結果には必ず登場します。また、同時参加の制限はなく、他のシナリオに参加中でも参加できます。得られる報酬は通常の5分の1です。

決戦シナリオ
 1人★1個で、大人数のエンドブレイカーが参加する、強力な敵との決戦を扱うシナリオです。通常のシナリオに比べて、リプレイは長くなります。
 予約のルールや得られる報酬については通常のシナリオと同様です。
参加すると「予約優先度」が減るシナリオ……

■マスター候補生

 マスター候補生とは、マスターへの昇格を目指す候補生制度で、弊社マスター試験の受験者から選出されます。合格とはいかないまでも、十分な文章執筆能力があるとトミーウォーカーが認定した場合、マスター候補生となっていただくことができます。
 マスター候補生は、実戦でマスタリングを学びながら、マスター試験の合格を目差します。
 皆様のご声援を、どうぞよろしくお願い致します!

●マスター候補生の業務内容

 マスター候補生は「VSシナリオ」「旅団シナリオ」を担当します。
 マスター候補生には、これらのシナリオで担当するモンスターの情報以外に、ゲームの内部情報が渡されることはありません。お客様が確認できるのと同じホームページ上の情報から、候補生はシナリオを作成します(世界設定が正しく守られているかのチェックは、トミーウォーカーが行います)。

 なので、マスター候補生は、自分がマスター候補生だと公言することはできませんが、トミーウォーカーが運営するゲームに、自由にプレイヤーとして参加することはできます。

 もちろん、マスターとして合格したら、プレイヤーとしては引退しなくてはなりません。

●全然関係ないんですけど……

 ときどき、ステータス画面に「世界の理に導かれ、生死不明となりました」と書かれてるキャラクターがいます。また、ときどき「世界の理に導かれたので……」という理由でゲームを引退するプレイヤーさんがいます。それはつまりそういう意味ですので、深く追求しないようお願いしますね。
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