(A)〜(D) 侵攻開始 ポイント
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銀誓館学園の侵攻開始ポイントです(制圧済)。
ここから、長城・万里(ながしろ・まり)の「透明城壁」によって作り出された、「静止した琵琶湖」への侵攻を開始します。湖面も完全に静止しており、その上を歩いて進軍することになります。
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(1)「ワンチャンス」
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「人生のチャンスは一度きり! 負け組は二度と這い上がれん!」
フランチャイズ展開する飲食店チェーンのCEOでもある百目鬼・戦闘力(どうめき・せんとうりょく)。彼の能力「ワンチャンス」は、悪夢から「新卒向けの就職試験場」を取り出します。その能力により、1回でもこの戦場の攻略に失敗したら、銀誓館学園は以降2度とこの戦場に侵攻できません(進軍ルートが消滅します)。
例えこの戦場に数人しか向かわなかったとしても、それも「1回の攻略」とみなします。
百目鬼・戦闘力配下の敵は、ナイトメアビースト達とゴースト軍団です。
なぜか、増援の傭兵ナイトメアビースト達は、ここに近づきません。
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(2)「ふたりでひとりA」
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「しなもんちゃんがいればいい」
引っ込み思案で病弱な小学生の少女、雪降・ここあ(ゆきふり・−)の能力「ふたりでひとりA」は、悪夢から「魔槌・しなもんと、彼女の持ち物全て」を取り出します。持ち物には、「戦場の敵軍勢全て」も含みます。
その能力により、「(2)ふたりでひとりA」と「(10)ふたりでひとりB」のふたつの戦場は、同じターンに制圧しなければなりません。ターン終了時点でどちらかの戦場が制圧されていなかった場合、両方の戦場が未制圧状態に戻り、敵戦力や有力敵が全て蘇生してしまいます。
雪降・ここあ配下の敵は、ナイトメアビースト達とゴースト軍団です。
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(3)「クラスタライザー」
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「銀誓館学園絶対に許さない!」
何故か銀誓館学園に激しい敵意を燃やす天才プログラマ、ハリー・ターレットの能力「クラスタライザー」は、悪夢から「MMORPG『ディスティニーサーガ』」を取り出します。この能力により、この戦場は「ディスティニーサーガの世界」に変貌しています。ただし、一定時間毎に謎の超重力が発生し、進軍できなくなります。
超重力の影響で、2・4・6・8ターンは、この戦場に侵攻できません(進軍ルートが消滅します)。
ハリー・ターレット配下の敵は、ナイトメアビースト達とディスティニーサーガのモンスター達(主にジェリー)です。
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(4)「錠前屋」
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「ったくお前ら、もうちょっと真面目に殺戮しろよ」
面倒事を抱えがちな性格の、裏社会御用達の錠前師である高倉・飛男(たかくら・とびお)の能力「錠前屋」は、悪夢から「非実在の扉」を取り出します。この扉を取り出して鍵を掛けると、扉を置かれた場所は通れなくなります(ただし、自分自身は扉の内側に入ることができません)。鍵の複雑さは本人の技量に依存しますが、高倉・飛男の考案した鍵を解除することは絶対にできません。
その能力により、「(13)聖杯の塔」に至る道はふさがれています。高倉・飛男を倒すと、「(13)聖杯の塔」に進軍できるようになります。
高倉・飛男配下の敵は、ナイトメアビースト達とゴースト軍団です。
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(5)「ハレムキング」
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「ぶひひ、ぶひぶひ」
ダメ人間、黒沙樹・神雄(くろさき・かみお)の能力「ハレムキング」は、悪夢から「絶対に失敗しないメチャモテマニュアル」を取り出します。一日三分のドリル形式でわかりやすいこのマニュアルの内容を実践すれば、女性に縁の無かった彼でも見違えるようにモテモテになり、女性が放っておきません!(特殊なルールは別にありません)
黒沙樹・神雄配下の敵は、ナイトメアビースト達(女性)とゴースト軍団(女性型)です。
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(6)「魔法のボストンバッグ」
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「さぁ戦え! 金ならいくらでもあるぞ!」
夢想家の男性、熾木・凍(おこしぎ・こおる)の能力「魔法のボストンバッグ」は、悪夢から「周囲の財布から日本円だけをテレポートさせる、魔法のボストンバッグ」を取り出します。彼はこれによって得た財力を元に大量の「傭兵ナイトメアビースト」達を集めることに成功し、(2)〜(13)の全ての戦場に配置しています。
熾木・凍が倒されると、傭兵ナイトメアビースト達は、金の切れ目は縁の切れ目とばかりにいなくなります。
熾木・凍配下の敵は、ナイトメアビースト達とゴースト軍団です。
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(7)「リアルヴィーナス」
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「……夢や希望は、届かないから、あんなに輝いていたのね」
メイクアップアーティストを目指していた地味な女子大生、囁木・沙々耶(ささやぎ・ささや)の能力「リアルヴィーナス」は、悪夢から「究極のメイクアップセット」を取り出します。メイクアップした彼女の放つ絶対的な美貌は、あまりの美しさが故に、見た者全員を醜い豚に変身させます。しかしその後、彼女は激しい自己嫌悪に陥ってメイクを全て落としてしまい、立ち直るまで再び能力を使えません。
その恐るべき能力により、1・3・5・7ターンは、この戦場に侵攻できません(進軍ルートが消滅します)。
囁木・沙々耶配下の敵は、ゴースト軍団と謎の豚達です(豚は戦闘に参加しません)。
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(8)「ペイン」
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「ッッッッガアァァァァッッッッ!!!!」
仮面と拘束具を纏った、「ペイン」と呼ばれるこの男性は、既に正気を失い、世界に対する底知れぬ恨みと憎しみだけを理由に生存しています。彼は常に、もっとも多くの人間に忌々しい災厄をもたらすための死に場所を、探し求めています。
その能力「ペイン」は、自らの死をきっかけとして、悪夢から「無数の傷」を取り出します。これにより、ペインが倒されたターンは、全ての戦場の重傷率が3倍になります。
「ペイン」配下の敵はナイトメアビースト達とゴースト軍団ですが、彼を恐れ、その数はあまり多くありません。
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(9)「クラヴィアス大聖者」
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「『チェックメイト』……いや違う、『運命典範に定められし確約たる勝利の一撃』の方が適切か……それとも……」
ネーミングにこだわる男、華鵬院・朱雀(かほういん・すざく)の能力「クラヴィアス大聖者」は、悪夢から「生命の真理」を取り出す、バビロンの獣の中でも最悪の能力です。その能力により、彼は戦争中に1回だけ、指定した戦場を未制圧状態に戻し、敵戦力や有力敵を全て蘇生することができます。ただし、自分や自分の戦場と、「(1)ワンチャンス」は蘇生できません。彼が「揺籠の君」を蘇生させた場合、戦争は継続します。
華鵬院・朱雀配下の敵は、ナイトメアビースト達とゴースト軍団です。
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(10)「ふたりでひとりB」
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「アタシは、ここあさえいれば、それでいいよ」
勝ち気で色黒ポニーテールな小学生の少女、魔槌・しなもん(まづち・−)の能力「ふたりでひとりB」は、悪夢から「雪降・ここあと、彼女の持ち物全て」を取り出します。持ち物には、「戦場の敵軍勢全て」も含みます。
その能力により、「(2)ふたりでひとりA」と「(10)ふたりでひとりB」のふたつの戦場は、同じターンに制圧しなければなりません。ターン終了時点でどちらかの戦場が制圧されていなかった場合、両方の戦場が未制圧状態に戻り、敵戦力や有力敵が全て蘇生してしまいます。
魔槌・しなもん配下の敵は、ナイトメアビースト達とゴースト軍団です。
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(11)「イレブンハート」
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「戦いは『数』と『頭脳』が決める。すなわち、俺が最強だ」
闇の格闘家にして天才科学者、同時にかつてはサッカーのエースストライカーであり、アメリカンフットボールでも輝かしい業績を残した男。それが彼、ジャック・マキシマムです。彼の能力「イレブンハート」は、悪夢から「自分と持ち物の完全なコピーを10体」取り出します。持ち物には「戦場の敵軍勢全て」も含みます。
これにより、この戦場の戦力はなんと「11倍」に増加しています。その代わり、この戦場の戦力は逆侵攻を行いません。
また、彼は自分自身の10体のコピーを、(1)〜(10)の戦場に一人づつ配置しています。コピー達を倒す度、(11)の戦力は1倍づつ減っていきます。
ジャック・マキシマム配下の敵は、ナイトメアビースト達とゴースト軍団で、能力によって数が増加しているので、ある程度コピーの数を減らすまで、全く歯が立たないでしょう。また、ジャック自身も強力なナイトメアビーストです。
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(12)アプサラス
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揺籠の君の忠実なリリス「アプサラス」の指揮する軍団と、巡礼士達が決戦を繰り広げています。しかし彼我の戦力差は圧倒的で、このままでは遠からず巡礼士の命運は尽きることでしょう。
第5ターン終了時までに「(12)アプサラス」を制圧する事ができないと、巡礼士達は全滅し、王子・団十郎達は死亡します。また、(12)制圧前に戦争に勝利した場合も、残念ながら彼等は全滅します。
アプサラス配下の敵は、リリスの大軍勢です。
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(13)聖杯の塔
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バビロンの獣最後のひとり「長城・万里(ながしろ・まり)」と、首魁である「揺籠の君」が待つ、琵琶湖中央に建てられた巨大な塔です。塔の中での戦いとなります。
「私の城が、通しませんっ……!」
名前のせいでいじめられていた高校生の女子、長城・万里が、そのトラウマをそのまま悪夢から取り出した能力「透明城壁」によって、琵琶湖全域が静止すると同時に、今回の戦争の舞台である「見えない城壁に囲まれた、渦巻き型の戦場」を出現させました。透明城壁は、もし彼女を倒したとしても、しばらくの間は残り続けます。
「せいなるさかずきをけつえきとたんじゅうとせいえきとあいえきでけがし、せかいにしゅうまつをうがちましょう」
そして塔の最上階に待つのは、リリスの君臨者「揺籠の君」です。
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