瑞貴と共に、能力者達は土蜘蛛の巫女の元へ急行します。
巫女達を討つよう言う瑞貴、しかし能力者達は逆に、巫女達の前で瑞貴を追及します。
目的を果たせないと悟った瑞貴は、真相を語り始めます。
能力者の仲間を殺害し、自分に従わない土蜘蛛の巫女達を討たせるように仕向け、その隙に巫女が保管する『遺産』を奪い取る……それが、瑞貴の狙いでした。
女王として重責を負わされながら、その権威が認められない日々が、瑞貴の心を歪ませていたのです。
瑞貴は、女王の力に惹かれて自分の下に集った蜘蛛童の軍勢と共に、闇の中へと消えて行きました。
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