<大いなる災いについて>

 世界結界の成立以前、源平合戦において平家が放った巨大な妖獣兵器。それが、『大いなる災い』です。
 天輪宗の開祖達は人々を蹂躙する『大いなる災い』と、『大いなる災い』によって生み出される妖獣達を、無数の石の中に封印しました。
 しかし忘却期を経て、『大いなる災い』の封じられた石の行方は、分からなくなっていたのです。

 2008年12月、天輪宗の呪言士を仲間にした能力者達は、封印を守るべく石の回収を開始しました。
 ですが集めた石を輸送する中、『大いなる災い』は封印を破り、復活を遂げてしまいます。
 鎌倉を目指し、進撃を開始する『大いなる災い』。
 人々を、そして学園を守るべく戦いに挑んだ能力者達は、『ゴーストチェイサー』のメガリス『鉄鎖ドローミ』による援護を受けて、この強敵を打ち倒すことに成功したのです。


大いなる災い

■妖獣の石を回収せよ

 天輪宗の総本山から発見された、幾つかの厳重な封印に関する資料。
 そこには、封印に触れる事が、平氏の放った『大いなる災い』の復活に繋がると記されていました。
 ある時は石から現れた妖獣を破り、またある時は石の邪気に引かれて集まるゴーストを退治して、彼らは妖獣の封印された石を回収して行きます。
↓関連する依頼はこちら↓

 【大いなる災い】災いの尻尾 / 【大いなる災い】闇の中の凶獣

■謎の監視者

 愛媛県、道後温泉で発見された妖獣の石を回収に向かった能力者達。
 温泉で休息を取り、英気を養った彼らは妖獣の石へと向かいますが、彼らはそこで、自分達とは別に石を監視する集団がいることに気がつきます。
 直接の接触こそ取ることは出来ませんでしたが、彼らの漏らした『今治の妖獣使い』という言葉から、天輪宗の本山の位置が露見しているのは明らかでした。
 回収された幾つもの妖獣の石を本山に置いておく危険性を考慮し、この依頼の後に石を銀誓館学園へと運ぶ事が決まります。

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 【大いなる災い】つかの間の休息

■解放

 謎の監視者を振り切った能力者達は、カーフェリーに妖獣の石を乗せて鎌倉、銀誓館学園を目指します。
 ですがフェリーが紀伊半島沖に差し掛かった時、突如として石は砕け散り、フェリーの船体を真っ二つに引き裂きながら巨大な影が現れます。
 それこそ、『大いなる災い』に他なりません。
 能力者達は沈み行くフェリーから脱出することに成功しますが、復活を遂げた『大いなる災い』は北東へと進み始めます。

大いなる災い
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 【大いなる災い】解き放たれたもの
 ⇒⇒⇒出現、『大いなる災い』

■大いなる災い

 凶報から2日、『大いなる災い』の目指す場所が判明します。無数の妖獣を引き連れ海中を進む『大いなる災い』が目指すのは、銀誓館学園のある鎌倉でした。
 鎌倉は平家の宿敵、源氏の本拠地だった土地。
 『大いなる災い』は己を解き放った平家の命に従って、今なお鎌倉を滅ぼそうとしているのです。

 上陸地点は伊豆半島最南端、石廊崎。
 人々を、銀誓館学園を守るために決戦の準備を始める能力者達ですが、妖獣の封印された石を監視していた能力者集団『ゴーストチェイサー』、さらには『狂鬼戦争』で姿を見せた来訪者『妖狐』までもが、決戦に介入して来ます。
ゴーストチェイサー 妖狐・文曲
大いなる災い

 伊豆半島に上陸し、鎌倉を目指す『大いなる災い』。
 妖狐達も助力しての進撃が天城峠に達した時、『ゴーストチェイサー』の策は発動しました。
 彼らの所有するメガリス『鉄鎖ドローミ』が、『大いなる災い』の力を一時的に押さえ込んだのです。
 膨大な数の妖獣達を打ち破った能力者達は、この機を逃さず『大いなる災い』を見事討ち果たし、妖狐の指揮を執っていた妖狐・文曲を捕らえることに成功します。

 一方で、『鉄鎖ドローミ』の代償によって『ゴーストチェイサー』は壊滅的な被害を受け、生き残ったリーダーもメガリスを持ったまま行方をくらませてしまいました。
 ですが運命の糸は、能力者達とゴーストチェイサーを再び結びつける事でしょう。

↓詳しい情報はこちら↓

 ⇒⇒⇒ゴーストチェイサーが『大いなる災い』との戦いを決意
 ⇒⇒⇒妖狐・文曲の暗躍
大いなる災い

■未確認情報

 上記の他にも、以下のような事があったと噂されています……。

 ・2009年 1月28日 出現、『大いなる災い』
 ・2009年 1月28日 ゴーストチェイサーが『大いなる災い』との戦いを決意
 ・2009年 1月28日 妖狐・文曲の暗躍