地獄列強襲来の直前、地獄第4層腐敗の森ナビアで地獄列強の捕虜となった8人の冒険者達。
ノスフェラトゥ十将軍第7席、イビルロード・デスバリアの研究所に捕らえられた彼らは、デスバリアに与えられた幾つかの試練を乗り越え、『デスバリア仮説』を聞かされます。
その仮説の内容は、「ノスフェラトゥ王族が何者かに操られている」という驚くべきもの……。
仮説実証のための戦力を求めていたデスバリアからの協力要請を受け入れた8人は、秘密裏に 『悪のデスバリア親衛隊』として動くこととなります。
デスバリアと共に仮説実証のため奔走する冒険者達ですが、その果てに行き着いた真実は、仮説を遥かに上回る恐ろしいものでした。
全ての黒幕の名は、『魔石の統率者』八空覇王・ゾフィラーガ。
神話の時代、地獄を創造したヴァンダル一族の長であるゾフィラーガは、現代に到っても生き延びており、地獄列強と地上のキマイラの全てを操っていたのです。
魔石のグリモアを、再び己の手中に取り戻すために……。
冒険者達はキマイラ塔攻略戦のさなか、ゾフィラーガの狙いを阻止するべく戦いを挑みますが、敵の強大な力の前に撤退を余儀なくされ、ゾフィラーガに操られかけたデスバリアは自刃します。
そして8人はキマイラ塔を攻撃中だったドラゴンウォリアー達と合流し、同盟諸国に帰還しました。
敗北で始まった彼らの戦いは、再びの敗北で終わりを迎えました。
ですが、その行動は闇の中に潜んでいた真の巨悪、ゾフィラーガの存在を暴く事となったのです。
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