■今月のコラム
〜クエストシナリオの申請〜
書いた人:蘇我県(申請マスター)
お元気ですか、秋の夜長に蘇我県です。
今回はクエストシナリオの申請をしてもなかなか受理されない……なんてお困りの皆さんへのアドバイスコラムをお送りします。
これでクエストシナリオ受理確率アップ率間違いなしよ、ボブ!(深夜の通販番組風)
●クエストシナリオってなに?
申請といわれても、そもそもクエストシナリオを知らない人もいるでしょう。そこでまずはクエストシナリオとはなにかを紹介します。
クエストシナリオとは、ノーマルシナリオやシリーズシナリオとは違う、霊査士や依頼主の依頼を介さない探索(クエスト)のシナリオです。
困っている人の依頼ではない―――つまり、厳密にいうとクエストシナリオは冒険者のお仕事ではありません。イメージ的には依頼の合間の息抜きとして探索の旅に出ているんですね。
どうしてクエストシナリオは友達と一緒に冒険が出来るのか、とか更に詳しい説明は冒険者の酒場の『詳しい利用方法』を見てみましょう。
●申請が受理されない?
さて、クエストシナリオは『クエストの目的』をマスターへ申請する事で、その申請内容を確認したマスターがクエストを受理するかどうか判断する訳ですが……。
「もう同じクエストを申請して3回目なのに、全然クエストの申請が受理されないんです……」
こういう人も意外に多いんですよね。なぜ受理されないのかというのは、なかなかわからないものです。
そこで私、蘇我県が『こうすれば申請が受理されやすくなる!』といったアドバイスをしていきましょう。
まず、申請が受理されない場合には大まかに分けて2つのケースがあります。
1つはクエストの申請内容の都合で、申請内容をオープニングとして作成できないケース。諸々の理由(後述)で、無限のファンタジアの依頼としてオープニングが作成できない、そんなケースです。
もう1つはマスターの都合でクエストを受けられないケース。スケジュールの都合などの理由で、クエストを受けられないケースです。
それぞれによってアドバイスが変わるので、ここは順番に2つのケースを紹介していきましょう。
・ケース1 申請内容の都合のケース
色んなマスターに何度も申請しているのに受理されてもらえない場合、このケースの可能性が高いです。
もういいやと諦める前に、慌てず騒がず、クエストの申請内容を見直してみましょう。
当然ですが、実際の事件・事故を元にした不謹慎なネタとか時事ネタ、残酷描写や性的描写などいわゆる18歳未満お断りなネタなどはオープニングとして作成できません。
「僕は・私はそんな申請はしていない!」という前提で話を進めます。
このケースでまず考えられるのが、申請内容が無限のファンタジアの世界設定にふさわしくない為にオープニングにする事ができない、という場合です。
さて、一体どのような申請内容が世界設定にふさわしくないのでしょうか? 以下に申請を受理できない例を挙げて説明していきます。
【こんな申請内容は、受理できない】
・モンスターが自分に縁がある人物の成れの果て(それを確認する手段はありません)
・敵と同じ能力、外見になるモンスター(能力が特殊すぎます)
・1ターンに攻撃アビリティと回復アビリティを同時に使うモンスター(能力が特殊すぎます)
・幽霊モノ(無限のファンタジアの世界に幽霊は存在しません。噂でも紛らしいので非推奨です)
・ホワイトガーデンからランドアース大陸にエンジェルが落ちてくる(落ちても光の海でホワイトガーデンに戻されます)
・『闇の市場』で、麻薬の密輸や奴隷の購入をする(公序良俗に反します)
・『宝地図屋グレッグ』で、自分の先祖の宝地図を持ち出す(グレッグの宝地図屋とは関係がないのでクエストの設定に反しています)
etc……
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他にも世界設定にふさわしくないとして受理できない例はたくさんあるので気をつけましょう。
どのような申請内容が無限のファンタジアの世界設定にふさわしくないのか、これはエンジェルと光の海の関係のように、図書館を良く調べる事で回避できるものも多くあります。
各クエスト説明の捕捉情報と図書館をしっかり確認する事、これが一番の対処法でしょう。
また、そもそも申請文の意図が正しくマスターへ伝わらなかった、なんて事もあるかもしれません。大丈夫だと思っても念のために一度申請文を見直してみましょう。
まず、誤字脱字はありませんか? 一度申請文を口に出して読んでみましょう。
この方法なら誤字脱字のチェックもできるうえに、声に出した時につっかえたり違和感を感じたところ、そこが素直な流れになっていない部分だと認識できるのです。
素直な流れとは、文の途中や最後に「〜ない」といった否定形や「〜ですが」など、文章の方向が転換する要素が少なく、上から下までさらっと読める流れの事です。否定形や話題転換の接続詞が多いと、読み手が文章の内容を誤解する確率が高くなるのです。
そして次に、本当にやりたい所が目立っているかの確認です。
そのクエストでやりたい事、ここに一番文字数を割くようにしましょう。
もし本当にやりたい事よりも、やりたい事をする為の装飾部分に文字数を多く使いすぎると、マスターが何をしたいクエストなのかわからず、受理してくれないなんて事もあるかもしれません。
ただ、やりたい事といってもリプレイのオチまでを申請文で指定するのは控えた方が良いでしょう。
お客様が指定できるのはクエストの目的までで、リプレイはプレイングを反映して作るものですし、「最後はワイルドファイアからランドアース大陸まで泳いで帰ります」みたいな無限のファンタジアの世界設定的に不可能な指定をしてしまっていたら、それが理由でクエストを受けてもらえないかもしれません。
(素直な流れにする事や、やりたい事を目立たせる点については、リゼル同盟探検隊4月号のコラム『むげふぁんを遊ぼう! 〜教えます、プレイングの極意〜』でも説明しています。興味のある人はあわせて確認しましょう!)
・ケース2 マスターの都合のケース
一度申請して受理されなかっただけなら、単にマスターのスケジュールが合わなかっただけかもしれません。特にクエストシナリオを一杯受けているマスターだと、既にクエストシナリオでスケジュールが一杯になってしまっている……なんて事もありそうです。
そんな時は日にちを空けてもう一度同じマスターへ申請してみるか、新規開拓を狙って今までクエストシナリオを書いていなかったマスターや、クエストシナリオに限らず最近あまりシナリオを作成していないマスターを見つけてアタックしてみるのも良いでしょう。
※注意!※
クエストシナリオについて、マスターへファンレターやNPC宛てのお手紙を使って、事前にスケジュールの都合を確認したり、「これこれこういう内容なんですが、OKですか?」とクエスト内容を打診してはいけませんし、マスターもこれに返答してはいけません。
そのような行為は正規のルールにしたがってクエストを申し込んでいるお客様に対して不公平となります。お互いフェアに、エレガントにいきましょう。
あとは申請内容がマスターの心に触れなかった、という事も有り得ます。
イラストマスターに絵柄があるように、バトルアクション描写が好きなマスター、ほのぼの描写が好きなマスター、野球描写が好きなマスター(これは私こと蘇我県ですが)など、マスターにも文章の好きな・得意なジャンルがあります。
どんなに魅力的かつ問題の無いクエストでも、好きな分野とは違っていると心に触れないなんて事もあるのです(少なくとも私、蘇我県は)。
こういう時は、今回は縁が無かったんだなと諦めて、マスター紹介ページにある『冒険活劇』や『ほのぼの』といった%表示を参考に、他のマスターを選び直しましょう。
申請するマスターの気持ちになって、「ぜひ受けたい!」と思わせるようなクエストを申請するのがコツですよ。
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■探検隊クイズ
前回の答えは1:ピルグリムグドン 2:プルミエール・ラヴィンス 3:暗黒縛鎖 でした!
ピルグリムグドンはなにかと世間を騒がせていますね。何とかしなくてはいけません。
■エスカミーロ占い
最近この『エスカミーロ占い』が『エスカミーロ古い』に見えてきて批判されてる気分です。それはともかく今月も占ってみますか? はい or YES!
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春生まれ |
夏生まれ |
秋生まれ |
冬生まれ |
総合運 |
小吉 |
末吉 |
中吉 |
半吉 |
人 |
半裸 |
エルフ |
翔剣士 |
斧使い |
色 |
カラフル |
フルーティ |
パステル |
俺色 |
DG |
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※表の見方
春生まれ:3〜5月生まれ
夏生まれ:6〜8月生まれ
秋生まれ:9〜11月生まれ
冬生まれ:12〜2月生まれ
人:ラッキーパーソン
色:ラッキーカラー
DG:ラッキードラゴンズゲート
■編集後記
いやー、秋といったらやっぱり食欲の秋よね! まだ焼き芋には早いかしら?
ちょっとリゼ探はお休みするけど、待っててね!(リゼル)
待っててなのですよー!(プルミエール)
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