[起動]せよ、詠唱兵器!
 銀誓館学園の学生達は、世界結界の狭間より降り注ぐシルバーレインによって発生した人類の敵
 『ゴースト』に立ち向かう、たったひとつの希望なのだ。

 ついに「神の左手」を手に入れた能力者達は、一つの決断を迫られる。
 「神の左手」を用い、神秘を拒絶する『黄金の壁』を創造するか。
 それとも地球に迫り来る異形の祖「二つの三日月」と戦うか。

 これまで戦い続けて来た能力者達は自分達の力を信じ、「二つの三日月」と戦うことを決断。
 かくして7月22日、最後の戦いの火蓋は切って落とされた。
 世界結界を打ち崩しながら地球へ襲来する「二つの三日月」。
 その猛威を退け、能力者達は「二つの三日月」の内部へと侵攻する。

 内部で待ち受ける最後の異形軍団。
 そして生産される「小さな二つの三日月」。
 妖狐軍や悪路王軍が洗脳され、敵に回る危機に陥りつつも、能力者達は「二つの三日月」の中枢部に突入する。
 だが、そこで待ち受けていたのは無数の「宇宙」。
 「二つの三日月」は死の根源であると同時に、新たなる「宇宙」を作り出す存在でもあった。
 おそるべき数の偽りの「宇宙」は、一つ一つが「二つの三日月」のエネルギー源。
 その全てを駆逐しなければ、「二つの三日月」は滅びない。

 その時、銀誓館学園から溢れ出す蒼き光──「運命の糸」。
 その力は能力者達に死の宇宙を滅ぼす力を与え、能力者達は「宇宙」を駆逐した。
 最後に残された真の「次なる宇宙」……未だ生命を持たない場所へ、ディアボロスランサーは生命を蒔くために旅立っていく。
 能力者達はかたやそれを送り出し、かたやディアボロスランサーと共に旅立ち……そして、戦いは終わった。

 異形は滅び、ディアボロスランサーは去り、世界は大きな変革の時代を迎えていく。
 妖狐との対話、そしてアルティメット黙示録を経て融和への確信を得た能力者達は、変わり行くこれからの世界を平和へ向け導いていくのだった。
 数多の来訪者勢力、能力者へと変わりゆく一般人、そしてゴースト達。
 全ての者達が、共に『生きる』時代へ……。
 やがて彼らの活動は実を結び、人類は一時の混乱を乗り越え、新たな平和の時を迎える。

 人類の新たな歴史への分水嶺となった、2006年から2012年。
 それは、全ての生命の未来を切り拓いた『銀誓館学園』の能力者達が駆け抜けた、死と隣合わせの青春時代。
 若者達が笑い、涙し、戦い、愛し、出会い、別れ、そして複雑に交差する、青春の時代。
 新たな平和の時代を生きる人々は、それを忘れることはないだろう。
 崩れゆく常識と世界結界の中を戦い抜いた『彼らの時代』は、後にこう呼ばれることとなる。

 銀の雨が降る時代──シルバーレイン。

●重要な出来事

 
 

●入手したメガリス&破壊したメガリス

 2012/ 7/22 『ラストバトル』にて、『嫦娥の瓶』のミニメガリスを破壊

●バックナンバー

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