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一方、ウユト村に残ったペンタゴンとギンだったが、とりあえずは村長の家でゆっくりしていた……。
GM:
そして夜――「さぁせっかくですから、どうぞ召し上がって下さい」――と夕食の料理を運んでくるのはメリーちゃんです。
ギン:
いやぁ〜まいっちまうだでよ、オラに惚れたからってこんなに沢山、ナッちゃんじゃねーで食いきれねーだでよ(笑)
ペンタゴン:
俺は横で自棄食いしていよう――なんで俺を置いていくんだ団長〜〜!
ギン:
ん、どうしたペンタゴン?
ペンタゴン:
なんで気づいてくれねーんだよー! と叫びながら(笑)
ギン:
気が付く? あ〜〜オラが団長に惚れてるって事だでか?(一同爆笑)
ペンタゴン:
ちっげーよっ! それを言うなら『団長がオラに惚れちまってる事だでか?』だろうが!! 自分の決めセリフ忘れんなよ!(笑)
ギン:
まぁそうも言うだでよ、み〜んなオラに惚れてるだで! 悪りぃだがペンタゴンの入る余地はねーだなー(笑)
ペンタゴン:
なんでお前に決められなきゃならねーんだ! だいたい団長とは俺の方が長く旅してんだぞ!?
ギン:
あっはっはっはっ…この酒は最高だでよ〜♪
ペンタゴン:
酒? お前、飲んでるのか!? 酒は二十歳を過ぎてからだぞ?
ギン:
あっはっはっはっ…オラはもう二十歳だで(笑)
ペンタゴン:
そ、そうだった……こいつの方が年上なんだよな……はぁ……。
GM:
と、だいたい食べ終わった所で村長が――「あの……ところで夜はどちらが見張りに?」
ペンタゴン:
夜? あ〜畑泥棒は夜に来るんだっけ? 普通に2交代制で良いだろ?
ギン:
なんだぁ? 村長さんもオラに惚れちまったか? お断りだでよ(一同爆笑)
ペンタゴン:
ああ、もう何がなんだか……。
GM:
「あ、あの〜〜」――と村長さんも困り顔だ(笑)
ペンタゴン:
おい、ギン。今日の夜は寝ずの番だぞ? わかってるのか?
ギン:
そいつぁ困っただで、今夜は予定がちぃーっといっぱいだでよ、ペンタゴン頼むだぁ(笑)
ペンタゴン:
ふざけんな! なんで俺だけ! だいたい予定って何だよ!(笑)
ギン:
んだら、しょうがないだでよぉ……勝負して今夜の見張りを決めるだでよ!
ペンタゴン:
勝負か……ほう、いいだろう受けて立つぜ! で、なんで勝負する?
ギン:
ジャンケン。
ペンタゴン:
却下だ。俺はジャンケンが弱い!(←プレイヤー素)
一同:
『………………』
ギン:
んだら【心】で判定という事でキャラクターがジャンケンする事にするだでよ?
ペンタゴン:
却下だ。お前の方が【心】は上だ。【技】も駄目だぞ、お前の方が上だ。
一同:
『………………』
ギン:
あとは……[幸運]チェックで判定なら文句ねーだでよ?
ペンタゴン:
それも却下だ。前回キマイラ化した俺の方が不利だろうが。
一同:
『………………』
ギン:
GM〜この人我が儘だでよ〜〜(一同爆笑)
ペンタゴン:
だまらっしゃい(笑)
GM:
じゃあ公平に20面体ダイスの振り合いにしましょう。ダイス目が低い方が勝ち。ただし、20の出目は1の出目に唯一勝てるって事で。
ペンタゴン:
それなら文句無い(笑)
ギン:
そっだら行くだでよ!(コロコロ)……1(笑)
ペンタゴン:
20以外勝てないじゃねーかよ! 20出ろ〜20出ろ〜(コロコロ)……19(一同爆笑)
GM:
「では徹夜の見張り宜しくお願いします」「お願いしますね」――と村長親子が言います。
ギン:
オラはもうちょっと宴会を楽しむだでよ〜〜♪
ペンタゴン:
くっ……少しでも勝率を上げたってのに俺って奴ぁ……――外に出てまだまだ寒い空の下、見張りを始めるか。
GM:
と近づいてくる1つの影――「なぁ〜ん、なぁ〜ん」(笑)
ペンタゴン:
お、お前だけだぜ解ってくれるのは(笑)
GM:
ではペンタゴンは置いておいて、宴会中のギンなのですが……どれくらい宴会します?
ギン:
村長さんが付き合ってくれるならいつまでも(笑)
GM:
ではペンタゴンが見張りに付いてから1時間ぐらいが経ちました。宴会は続いているのですが――「いやしかし、山狩りが女性3人だけというのは大丈夫なのですか?」
ギン:
ああ、大丈夫だでよ。あの3人に敵う奴はまんずいね!
GM:
「そうですか、それなら安心ですねぇ……では早く事件を解決して、温泉などいかがですか?」
ギン:
温泉?
GM:
「ええ、山の中腹に天然の温泉があるのですよ。山にはモンスターが出たりもするので、普通の村人はゆっくり入ったりはしないのですが、冒険者の方々なら問題無いかと」
ギン:
そりゃそーだ! 良い事教えてもらっただでよ♪ ペンタゴンにも教えてやっかぁ――と外に――
ペンタゴン:
いや、ギンが家の外に行こうとすると、すでに玄関で靴紐を結わえながら装備を整え終わっている俺がいる!
ギン:
ペンタゴン?
ペンタゴン:
おいギン! 何やってるんだ! 早く俺達も山に入るぞ!!
ギン:
え、えっと……なして?(笑)
ペンタゴン:
遠くを見つめながら……――温泉が俺を呼んでいる(一同爆笑)
ギン:
おめ、もしかして覗きに行くだでか?
ペンタゴン:
何を言う!『温泉を覗く事は全てに優先する』という偉い人のお言葉を知らないのか!
山にいる
ナー:
偉い人は実在したのです〜(笑)
山にいる
サクヤ:
偉く無いのは確実だな。
ギン:
んだども、オラ達は村を守る必要があるだでよ?
ペンタゴン:
いや、それはそうだが……団長の入浴シーンが見れるかもしれないんだぞ!(一同爆笑)
GM:
それは本音ですから(笑)。村長さんがやって来て――「あの、どちらか1人はせめて朝までは村に居てもらいたいのですが……泥棒の被害は夜の方が多いので……」
ペンタゴン:
む……。
ギン:
んだら、さっきの判定で決めるだか!(笑)
GM:
パワーダイスと命名しましょう(笑)
ペンタゴン:
よし、パワーダイスで勝負だ!(コロコロ)……――
ギン:
負けねーだでよ!(コロコロ)……――
その結果、村を出発したのはギンジロウであった……。
ペンタゴン:
なーんでだー! ダイスの神様の馬鹿ーーー!!(一同爆笑)
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第6幕 雪山登山!?
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