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◆ レベルアップ!
その後、エレナ達はハッキン仙人の小屋で朝を待つ事となる(ハッキンとギンは小屋の外の物置で寝ました)。そして一方その頃――
GM:
ではお待たせしました。ペンタゴンです。
ペンタゴン:
あ〜〜眠い眼を擦りながら徹夜の見張り中。なんか襲ってくるのか?
GM:
いえ、その夜は何も起こらず朝を迎えます。
ペンタゴン:
何も無いのか……それはそれで疲れる。
GM:
そんなボ〜っとしているペンタゴンに、山間から朝日が差し込み照らします。
ペンタゴン:
じゃあそっちを見つめてから、みるみる覚醒! 急いで村長の家のドアを叩いて――朝だーー! 村長、起きろーーー!!
GM:
では村長が――「ああ……ペンタゴンさん? どうしました?」
ペンタゴン:
もう朝だし見張りはしなくて良いよな!? じゃあ俺は行くからな! じゃ!!
GM:
「え、あ……はいはい…………え?」
ペンタゴン:
その時にはもういない! 徹夜でハイテンションのまま山へ猛ダッシュ!
GM:
わかりました。では山を1人走り登っていくペンタゴンですが……お昼頃に[幸運]チェックして下さい。
ペンタゴン:
(コロコロ)……成功。
GM:
では運良く温泉まで辿り付けます。温泉の匂いがして茂みをかき分けると天然温泉があります。
ペンタゴン:
ああ、ここが山の途中にあるっていう温泉か!
GM:
露天ですが、その横にはちゃんと脱衣所があります。
ペンタゴン:
誰だよ作ったの……――と1人でツッこんでみる。
GM:
で、どうします?
ペンタゴン:
俺的には一刻も早く団長に追いつきたい……のだが(笑) ずっと徹夜でそのまま山登りに強行突入したから、少しだけここで休憩していく事にする。さすがに疲れた。
GM:
じゃあ入るのですね?
ペンタゴン:
あ、俺の装備や服は近くの茂みの中に隠すぞ。そんな怪しい脱衣所には置かん。村での泥棒騒ぎと関係あるかもしれないしな。
GM:
では入る時に目標LV1の【体】判定をして下さい。温泉はえらい深いので(笑)
ペンタゴン:
(コロコロ)……余裕の4LV成功――なんでこんなに深いんだ!?
GM:
5mはあります。
ペンタゴン:
………………。
GM:
どうしました?
ペンタゴン:
ザ! プレイヤー的先読み!! なんか底にありそうな予感がするから潜ってみる!
ギン:
プレイヤー的先読みって……直球過ぎだでよ(笑)
ペンタゴン:
まぁ好奇心で潜ってみたって事で(笑) 大きく息を吸って――ザバンっ!……どんな感じ?
GM:
底にはゴツゴツした天然の岩が転がっており、別に何もありませんね。シナリオ的にも仕掛けはありません(笑)
ペンタゴン:
う〜ん、勘が外れたか。じゃあ――
GM:
(遮り)――いっぽうその頃!
ペンタゴン:
へっ?
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第9幕 罠に嵌まった○○
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