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◆ハチ再び
 ボス猿グドンの実力を間接的に図った一行は、その場にハッキン仙人を転がしたまま猿グドンの棲家へと森を進む。

ペンタゴン:ふと思ったのだが……どうせ棲家は解っているのだし、1匹ずつ誘い出して罠にはめたいな。
ギン:そんな卑怯な事をしてもいいだでよ?
ペンタゴン:団長を護る事が最優先だから、簡単に戦力を減らせるのはペンタゴン的にはOK……ま、ギンは納得しないだろうから言いくるめる(笑)――ギン、お前は猿グドンなんて弱い敵と戦いたいのか? 俺はボス猿グドンと戦いたい。罠はその為の露払いさ。
ギン:それなら納得だでよ(笑)
ナー:エッちゃんはどうですか〜?
エレナ団長:村の人達が困っているし、早くこの事件を解決するためなら問題無いんじゃない?
ナー:そう言われるとそうでした〜♪
サクヤ:では作戦だが――
ギン:じゃあせっかくだし、またハチを送り込むだでか?(笑)
ペンタゴン:(笑いながら)またかよ! あれって役に立たねえだろ前回もそうだったけど(笑) 
エレナ団長:でも今回は、敵を棲家から引き付けてくる役には立つんじゃないかな?
ギン:あいつらの洞穴の前をハチが走っていく。「テーヘンダテーヘンダ(笑)」
(注:実際には土塊の下僕はしゃべりません。単なる演出だでよ)
ペンタゴン:そして、誰かしら猿グドンがハチを追って来たところを皆してボコるか。
GM:………………。
サクヤ:つまり、洞窟から出てくる敵を各個撃破する……と。
ペンタゴン:ああ、それで行こう。森の中で隠れて俺らは待ち伏せして、その後ハチに誰かがくっついてきたら、そいつをタコ殴りってことで。
一同:『了〜解〜♪』
GM:では最初は……――
ギン:オラだ! よく、見ておくだでよ!
ペンタゴン:いや、もっと静かにしろよ!
サクヤ:お前のツッコミもな。
ペンタゴン:………………。
ギン:『土竜覚醒≪土塊の下僕≫』(コロコロ)……成功。モグラ型のハチが出現しただでよ。
GM:「テーヘンダ、テーヘンダ、テーヘンダ!(笑)」
ギン:ハチ、おめは猿グドンの棲家の前を通ってこっちまで走って戻ってくるだでよ?
GM:トテトテトテ――っと走って行きます。
サクヤ:今のうちにこの辺りの草を結んで簡単な罠を作っておきたい。
GM:【技】で判定して下さい。それを目標LVにするので。
サクヤ:(コロコロ)……1LV。モロバレ(笑)
ペンタゴン:じゃあ今のうちに、俺達は繁みの影に隠れるか。包囲できるような陣形でね。
GM:わかりました。その後……棲家の前をハチが通って、そのままUターンして戻ってくるハチ(コロコロ)……2匹ほど猿グドンが付いてきます。
サクヤ:まず罠。
GM:(コロコロ)……1匹転びました。
ギン:(コロコロ)……ハチも転んだ(笑)
GM:では戦闘に入ります。戦術ポイントは「待ち伏せに成功した」「相手を包囲した」「罠にはめた」がエレナ達、こっちは「有利な地形にいる」「驚き、混乱している」でプラマイ0。そっちが+12点です。
ペンタゴン:さぁイニシアかぁ……――

――しかし、その後[コンビネーション]とグリモアエフェクトにより瞬殺される猿グドン達。

GM:は、早い……。
ペンタゴン:じゃあもう一回行くか?
ギン:いでよハチー!(コロコロ)……『土竜覚醒≪土塊の下僕≫』成功! ハチが再び棲家に向かって走って行くだでよ!
GM:(コロコロ)……またか。猿グドンがボスの命令でハチを追って……――




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