■スフィクス家
≪戒律≫に違反したエルフは騎士団に逮捕されます。そして逮捕されたダークエルフやハーフエルフは、処刑を司る「スフィクス家」に送られ処刑される……はずでした。
ですが、このスフィクス家にこそエルフヘイム最大の闇が潜んでいました。
スフィクス家長老こそ、エルフヘイム最初にして最強のマスカレイドだったのです。
処刑されるはずのダークエルフとハーフエルフを利用して「棘(ソーン)」の増加を促したスフィクス家は、伝説の妖精騎士が眠っていた『妖精騎士の寝所』を利用して棘(ソーン)を世界樹に循環させ、『闇の兄弟』を操りダークエルフをさらに集めようとします。
静かなる花筐・サクラ(c06102)、無精者・ラグランジュ(c02051)らの潜入捜査からも本性を隠し抜いたスフィクス家は、カシアスの乱によって騎士団を掌握、自分達を妨害するレジスタンスを葬り去ろうとします。
スフィクス家長老が目指すのは、完全なる勝利、そして自ら『密告者』となること!
ですが、それを阻止するべく、エンドブレイカーはカシアスの乱で反乱を起こした騎士達を打倒。
さらにはスフィクス家に操られた妖精騎士達を倒し、『妖精騎士の寝所』を制圧します。
この事態に、スフィクス家長老は開戦を決定。
エルフヘイム最大の戦いが幕を開けようとしています。
果たしてエンドブレイカーは、この巨大なる邪悪を打ち倒すことが出来るのでしょうか!?
■騎士団入団試験
赫赫と赫ける夜が月・スノーサ(c01027)の提言を受けたこともあり、騎士団長ドンチャッカは騎士団への新たな入団者を募ることとなります。この機会を利用して、多くのエンドブレイカー達が、新たに騎士団に入団することが出来ました
入団試験において、ドンチャッカは騎士団としての≪戒律≫に関する考え方を説明しますが、その中で、処刑を司るスフィクス家について、エンドブレイカーは初めて知ることとなります。
騎士団入団試験『明日の街を護るのは君だ』
■スフィクス家の闇
騎士団本部にあった資料から、静かなる花筐・サクラ(c06102)と無精者・ラグランジュ(c02051)は、処刑を司る「スフィクス家」によって処刑されたはずのダークエルフが、強盗団「闇の兄弟」に混じっていたことを知ります。スフィクス家は2人は他のエンドブレイカー達と共に、スフィクス家の領地への潜入調査を行います。
ですが、領民達の警戒を招いてしまい、スフィクス家と闇の兄弟の関わりの有無は明らかとはなりませんでした。
【スフィクス家の闇】永き翳り
【スフィクス家の闇】翳追い
■明かされる闇
≪戒律≫に基づき、処刑を行う役目を担っているはずだったスフィクス家。その実態を、マスカレイドとしての正体を現したレジスタンスのリーダー、クライブが明らかにします。
彼の話によれば、『スフィクス家の長老』こそが数百年前エルフヘイムで最初に目覚めたマスカレイドであり、現在の棘(ソーン)の増殖は、その陰謀の結果だったというのです。
スフィクス家は処刑を行わずにおくことで棘(ソーン)をエルフヘイムに留めるばかりか、伝説の妖精騎士が戒律を維持するために用いていた『妖精騎士の寝所』に、集めたハーフエルフを入れることで、エルフヘイムの世界樹を棘(ソーン)で侵さんとしていました。
スフィクス家に対抗するには決戦の前に寝所を攻略する必要があること、レジスタンスの者達がマスカレイドになっていない事を言い残し、クライブは逃走します。
【闇、吠ゆる】その、先に
■カシアスの乱
謎のマスカレイドを追撃するべく、ドンチャッカと彼に従う騎士達が本部を離れた隙に、暗殺計画を主導したことで逮捕されたカシアス老が現れます。伝説の妖精騎士を旗印として騎士団を乗っ取った彼は、本部に残っていた騎士達をマスカレイド化し、レジスタンスの拠点を攻撃せんとしたのです。
ですが、森に向かったマスカレイド騎士達はエンドブレイカーに阻まれ、騎士団本部にいたカシアスもまた、騎士団所属のエンドブレイカー達によって討たれました。
カシアスの乱:妖精騎士ドロシー
カシアスの乱:騎士団奪還作戦
カシアスの乱:リプレイ一覧
スフィクス家暗躍
一部の人にだけ見えた光景:ドロシーの願い
■『妖精騎士の寝所』攻略戦
マスカレイドとしての正体を現したクライブからの情報によって明らかとなった、スフィクス家の脅威。エンドブレイカー達にその正体を暴かれることなく暗躍していたスフィクス家は、伝説の妖精騎士を旗印として、エルフヘイムの貴族達を取り込みにかかっていました。
エンドブレイカー達は、この事態に対し、世界樹に棘(ソーン)を循環させる装置と化した『妖精騎士の寝所』の攻略を行うことを決意。
実に1795名ものエンドブレイカーが攻略戦に挑み、さらに内部への突入戦で、寝所の制圧に成功します。
妖精騎士の寝所攻略戦
決戦、妖精騎士:リプレイ一覧
妖精騎士伯ウェンディは苦悩する
■エルフヘイムの戦い
『妖精騎士の寝所』を奪われたことで、スフィクス家の長老はエルフヘイムの棘(ソーン)の源たる存在、『密告者』を復活させるべく、決戦を決定。エンドブレイカー達は、スフィクス家をはじめ、クライブ、沼地の魔女といったマスカレイドの軍勢を相手に戦うことになります。
騎士団のバックアップはあるものの、マスカレイドを真の意味で倒せるのはエンドブレイカー達のみ。
全敵軍を倒した時、エルフヘイム中の「棘(ソーン)」は集まり、『密告者』として姿を現します。
エンドブレイカー達はこれを倒し、エルフヘイムを『密告者』と戒律から完全に解放しました。